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CDのデータ化、着々進行中。つっても、春先の頃の勢いはなくってスローペースで淡々と進めている感じ。で、今、漸く1,600枚を超えたところ。ザックリ、所有枚数2,800枚くらいと考えても、半分を超えた。そう考えると、また、「よし!!がんばろ!!」って思える。なんか、先が見えてきたような、錯覚…そう、錯覚なんだよね。あと、1,200枚。長いぞ。下関から青森を目指して、東京に漸く着いたくらい。東北って言うのは、意外と長いのだ。あ、これは感覚なので、「おめぇ、割合的に言ったら間違ってんぞ」とか、細かい突っ込みは勘弁。

ちなみに、おいらの所蔵棚はレーベルごとになっているので、交響曲ばっか先にやっちゃってます、みたいなことにはならない。なので、ジャンルに偏りなく進んでいて、オペラ聴きたいのにまだ交響曲しかデータ化されていない、と言う惨劇は起きない。だけれども、やっぱ、レーベルにだって色があるわけで、CHANDOSもhyperionもEMIも、まだ未データ化の現在、イギリス音楽には疎遠になってしまう。データの中を覗いても、イギリス音楽の不足っぷりに、ガッカリしてしまう。まだ、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集が一つもデータ化されていないなんて!!でも、変な順番でやるとどこをやったか判らなくなるので、隅から順にやっていくしかないのだ。

とは言え、このデータ化が完成すれば、物凄く便利だ。以前にも利点を書いたと思うけど、改めて、確認しておこう。

1.クリックだけで再生可能。CDの出し入れがない。
2.もちろん、CDが傷つき難い。
3.CD2枚を擁する曲をぶっ通しで聴くことができる。
4.劣化したCDのバックアップとなる。
5.APEで圧縮すればCDと同等の音質を維持できる。

欠点は、解説書を見ながら聴けないことかな?まぁ、ともかく、このお手軽さは素晴らしい。音質に関して言えば、これはユーザーの努力次第と言うことになる。サウンド・ボードをどうするか、アンプをどうするか…。しかし、下手なミニコンポを買うくらいなら、安価で良質な音を確保できるだろう。おいらは、PC→CDプレイヤー→アンプ→スピーカーに出力しているんだが、最近のCDプレイヤーにはデジタルINがなかったりするので注意が必要だ。

それと、せっかくデータ化しても、HDDが吹っ飛ぶと悲しいので、バックアップ用HDDをもう一つ作る必要がある。おいらは、先日、USB3.0を付けて、外付けHDDを導入した。1,500枚くらいで500GBと考えて、3,000枚なら1TB必要。写真等他のデータのバックアップも考えて、2TBを外付けのケースに入れておいた。内臓の3TBと併せて、5TB。TVのHDDレコーダー、たっぷり、2TB…みたいな、宣伝を見ると、「ふっ…残念だな」と思えてしまうほど急速に膨大化していくHDD。これ以上は増えないだろうけど。

こんなことを書いていると、ふと思う。なんか、ちょっと前と随分、音楽周辺事情が変わってしまっているなぁ。まぁ、予感はあったけど。一応新しいものには、ついていくタイプ。新しいものを否定して、過去にしがみついていてもいいことはない。だけど、真っ先には飛びつかない。もちろん、ミラーレス・カメラもまだまだ買う気はしない。音楽のデータ化は、おいら的にはそろそろやっておいた方がいいと思ったのだ。CDの寿命って20年とか、30年とか言われているし(それにしても、図書館にあるような初期のCDがダメになっていないな)。おいらの持っているCDはせいぜい、購入後15年くらいだけど…あ、あくまでも「購入後」。きっと、数年売れ残っていたやつとかあるから、製造後は不明。西ドイツ製のやつとかね。

さぁて、今後はサウンドボードとか考えて行かないといけないんだなぁ。あー、楽しみだ!!!!!

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初音ミクのフォーレのレクイエムよりイン・パラディスム(天国にて)をYoutubeで聴く。いや~、意外とやりおる。「お、曲になってるじゃん。ハイ、スゴイスゴイ」と言うレベルは遥かに超越。マイナスイオン(違うか…汗)たっぷりの超癒し&祈りの音楽を十分に表現している。製作者に敬意。→視聴はこちらでどうぞ。

もちろん、まだまだ実演には遠く及ぶものではないが、この調子でいくと、そのうちヴォーカロイドのようなコンピューター音楽が実演を超越する日が来るんじゃないだろか。例えば、ファミコンが出たばかりの時のRPGと今のRPGの違いを考えてみると良い。おいらは、RPGってやらないんだけど、こないだ秋葉原で一番新しいファイナルファンタジーのデモを見て、びっくりした。髪の毛の一本一本が風に靡く様までリアルに美しい。ホンの20数年前は、ドット30個くらいで出来上がったファミコンのスーパーマリオだったわけだから、この進歩は驚愕に値する。

と、口でそんなことを言いつつ、本心は違うんである。人の演奏するものに、機械は追いつかない。少なくても、現在の常識では「有り得ない」。例えば、ロボットが完璧にヴァイオリンを弾きこなしたとする。そうして、オーケストラを作り上げたとする。しかし、ここではヴァイオリンの数を増やすことはただ音量を大きくするための手段でしかない。一人一人が別人ではないから、そこにオーケストラの個性は生まれない。独特の音色を醸し出す細かい諸条件を整えることは難しい。だから、常識的に現状では無理と言うことになる。

と言うことで、冒頭に帰るんだけど、そう言う絶対的な不利を抱えながら、そうか、フォーレのレクイエムをここまで歌えるとは…と感嘆するんである。少なくても、はじめてこの曲を聴いた人が「なんて美しい曲なんだろう!」と感激できるレベルだ。

なんだか、萌えアニメちっくではあるけれども、お花畑でほほ笑む少女の絵もほのぼのとしていて、曲のイメージにあっている。ツインテールだから初音ミクなのだろうか?全然似ていないけど。

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昨日、青森から帰還。1泊2日。国内ならば、東京から1泊2日あれば大抵のところは行って帰ってこれる。いや、日帰りも可能。何もできないが…。1泊2日だったら、野暮用ついでにちょっと遊ぶこともできる。

さて、青森2日目は、青森から五所川原に向かう。立派な立ちねぶたがあると言うのだ。五所川原の方も是非、見に来ると良いですよ、と言ってくれたので、出立したのだが…大雨で電車ストップ。弘前より先に進めず(涙)。全国的に、あまり天気は悪くないはずなのだが、青森と富山(だっけな?)だけ局地的豪雨。

仕方がないので、弘前城を見学。桜で有名なところだ。青森や東北は果物が美味しいことで有名だが、その剪定の技術が、桜の管理にも活かされていて、長寿を得て立派な大樹になるそうだ。弘前の桜もその例にもれず長寿だとか。200年ほど前に築城された弘前城、名峰岩木山と背景にも恵まれている。が、今は夏。桜は青々とした葉をたわわに枝に付けている。やっぱ、桜の時期は混むんだろうな~。ゴールデン・ウィークなんかとも重なっちゃうし。

弘前城はなかなか趣のある弘前公園の中にあるんだけれども、あまりの雨足の強さに存分に楽しめず。少し写真を撮るにとどまった。が、カメラを雨宿りに寄った公園内の施設に置き忘れてしまう。幸い、施設で保管していてくれて、送ってもらえることにはなったが。

びしょ濡れになりながら、這々の体で弘前駅まで戻ってきて、お土産をさっくり買って、電車に乗り込む。お土産は、りんごジュース。定番。いつも「つがる」の濃縮果汁還元100%のりんごジュースを飲んでいるんだけど、「つがる」のストレート100%があったので買ったのだ。「つがる」は他の品種のものより、ツンとしたところがなく、まったりまろやかな甘さがあって、りんごジュースでは一番好き。そのストレート果汁なんだから、美味いだろうってわけだ。

電車を乗り継いで、漸く帰郷。帰りの新幹線は爆睡。この年末には東北新幹線が、青森まで延伸すると言うことで、地元の方も「是非、また来てください!」と胸を張っていた。なんだかんだいって、地方の人にとって新幹線が来ると言うのはとても画期的なこと、期待が膨らむことなのだ。数多の新幹線が集結している東京人には何とも実感のわかないところだが、なるほど、こうして青森に行ってみるとその存在の大きさは改めて痛感させられる。逆に、新幹線の行かない弘前が心配だけど…。

また新幹線でぜひ行ってみたいところだ。

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■ 青い森!

野暮用で青森に来ている。相も変わらずおいらの行くところは県庁所在地なので、普通の街である。やはり、「○○に来たなぁ」と実感できるのは、田舎に行かないと感じられない。でも、何となくだが、青森はいいところである。そんな予感が薄々と感じられる。

だって、飯が旨い。やっぱ、東北は食べ物が美味しい。おいらの経験値では、東北と四国は食べ物が旨い。九州や北海道も良いが、日本の美味しい食事と言えば、東北と四国だ。ただ、栄えている所ばかりではないので、しっかり調べていかないと、どこにお店があるのか分からないので、注意は必要。

今回も、地元の人に案内してもらって、美味しいものを頂く。青森と言えば、りんご、帆立、ニンニク、大間のマグロ、イカ、ウニ…と、まぁ、東北の他県同様、枚挙に暇がないが、今回のお勧めはホヤ。苦手な人には絶対だめな、あのホヤである。おいらもあんまり良い印象はないが、勧められるままに頂くことにした。

さすがに全くクセがないとは言えないが、だいぶ、イメージは改善された。頂いた料理は“ほやみず”。ホヤと蕗のようなミズという菜でさっぱりと仕上げた逸品。シャキシャキとしたミズの食感がさわやかでさっぱりとしている。暑い夏にはもってこいの料理だ。ホヤは少し苦味があるけれども、続けざまに食べなければ、うんざりすることはない。「東京では食べられないでしょ?」と言われたが、確かに見たことはない(ただし、探せば見つかるというのが東京のいやらしいところである)。

ホヤを頂いたのは、夜だが昼には、アウガの市場脇の食堂で大間のマグロ&青森産帆立丼を頂く。1,800円。観光向けのところで、マグロはたったの3切れ、帆立も3つだけ。頑張ってご飯を食べようって代物だったけど、赤味なのに程よい脂が乗っていて美味しかった。流石っす。帆立も◎。

時間があったら、明日も市場行ってみたいな。寂れているけど。


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■ 2,750

所有CD数えたら2,750枚だった。DVDは約100枚。まぁ、多少の誤差はあると思う。「たくさん持っててスゲーだろ?」と自慢するつもりはない。たぶん、この数字はクラヲタでは普通だ。そのことは、HMVの調査でも明白だ。クラシックユーザーの30%以上が1,000枚以上所有していると答えているのだ。

もちろん、図書館活用型やジャンルを絞って枚数を減らしたり、中古屋に売却することで枚数調整する人もたくさんいる。しかし、全ジャンル型のクラヲタだと正直、収拾がつかない。西洋音楽史1,000年を聴くと言う、無茶があるのだ。もちろん、そんな手広く出来るわけないんだけれども、目指してしまう。

特に危険なのは、古楽。ロマン派だけでとどまっていれば、ある程度制御できるだろうが、古典派以前に手を出すと危険なことになる。モーツァルトが1ヶ月に平均2曲以上作曲していたことを考えると判るんだけど、古典派以前の作曲家って、兎に角、多作。今の2、3年前の音楽が古くなってしまう、ポピュラー音楽なんて比ではないくらい、1曲が長持ちしない。1回演奏されたらおしまい、って曲もだいぶあったはずだ。これに付き合うことの危険性は…計り知れない。でも、魅惑的なんだよなー。

 

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若い女性に戦国武将が人気らしい(ちょっと古いか?)。あと、のだめでクラシックがちょっとブームらしい(「クラシック」と「ブーム」…これほど、似合わない言葉もないと思うが)。そこで、両方に萌え萌えする方にとっておきのコンサートを紹介しよう。

●フランシスコ・ザビエルと大友宗麟(定期公演シリーズ『ザ・南蛮』)
  演奏/アントネッロ(HP:
http://www.anthonello.com/
  会場/北とぴあ つつじホール
  日時/2010年9月2日(木)19:00~

やばい、やばすぎる!『ザ・南蛮』って…もう3回目なんだぁ。1回目から聴いてみたかったなぁ。

よく織田信長とか、キリシタン大名とかが、南蛮渡来の楽器で西洋音楽にはじめて触れ…云々、って話を聞くと思うんだけど、そこで演奏されたと思われる音楽が演奏されるのだ(と思う)。クラヲタじゃないと、「え?べトベンとか聴いていたんじゃないの?」とか言いそうだが、全然違う。

バロック音楽ですら17世紀以降。古典派が18世紀半ばから19世紀初頭。要するに、江戸時代が始まったころようやくバロックの時代が幕を開ける。今の記譜法が確立し、西洋音楽の土台がようやく固まったころだ。ベートーヴェンが生きたのは、1770年から1827年。大友宗麟が生きていたのは1530年から1587年。その差250年ほど。おいらとベートーヴェンの方がまだ時代的近いのだ。ベートーヴェン以降、ロマン派になっちゃうと、江戸時代はおろか後期には明治時代に突っ込む。

日本史と西洋音楽史の時代感覚のずれって、多くの人にあるんだと思う。だけど、現実は上記の通り。じゃぁ、大友宗麟なに聴いていたんだよ!って、言うと、まぁ、時代的には、ルネサンス音楽でしょう。と言うことで、『ザ・南蛮』で演奏される音楽もルネサンス。ルネッサンスか、ルネサンスか、は判らないけど、その頃の音楽。もちろん、ルネサンス音楽はクラシック音楽扱いなのだが、ルネサンス音楽を聴くといつも、「クラシック音楽」と言う言葉で、現代まで続く1,000年の西洋音楽史を一つのジャンルに括ってしまうことの愚かさを思い知らされる。

と言うわけで、アントネッロの演奏会面白そうなので行ってみたいなぁ。たぶん、クラシックと戦国武将が若い女の子の間で流行っていてもこの演奏会には来ないはず。それは、山ガールが流行っても、日本アルプスの山頂には山ガールが殆どいないのと同じことだ…残念。

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昨日、HMV渋谷に行ってきた。先日もこのBlogで書いたけど、13日から輸入盤全品30%OFFになっているのだ。HMFのレギュラー盤は普通に買うと高いので、一気に買ってやろうと思ったけれども、商品がなかった。無念。ちょっと品揃えの良い在庫処分セールだと思えばいっか。つっても、在庫処分にしては高いが。

来店記念で、シナジードリンク、ギフトカード(サンキュッ!ってことで390円)、クーポン券、記念タオルを頂いた。記念タオルは毎日先着1,000名様ってことだけど、言わないともらえなかった。来店者1,000名じゃなくて、希望者1,000名なのか…。ギフトカードは、HMV渋谷の画像の入った記念カード。390円分は使うことないと思う。なぜなら、HMVの店舗が殆どなくなってしまったから。30年後くらいにヤフオクで400円くらいで売れるかもしれない…汗。タオルはすっごくフツーのもの。HMVジャパン株式会社 HMV渋谷ってプリントされている。簡単なお歳暮とかで配られそうなやつ。ただ、一番下に1990.11.16-2010.8.22と営業していた期間がプリントされている。

多分、石丸の移転セールほどは行かないと思う。つか、もう行かないかも。学生の時は随分とお世話になったもんだけど、最近はご無沙汰気味だった。学生の頃、HMV渋谷とタワーレコード渋谷をふらふらしていたのが懐かしい。やっぱ少し寂寥感。TSUTAYAのCCCに吸収されるって言うんで、TSUTAYA渋谷のすぐ近くにHMVは要らないってことになったんだろうな。クラヲタからすると微塵も利用価値のないTSUTAYAなんかあってもしょうがないんだが…まぁ、仕方ない。さよなら、HMV渋谷。

※追記:CCCへの吸収話は中止になったらしい。誤情報容赦。情報源はこちら。(2010.8.16)

 
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HMV渋谷店8月22日に閉店…と言うことで、セールやっているかも、と思って、わざわざ渋谷まで行ってきた。残念ながらセールは8月13日(金)~。輸入盤全品30%OFFだっけな?そんなことを書いてあった。2,500円のCDなら1,750円。HMVオンラインのマルチ・バイと変わんないな…とか、言わずにハイエナのように群がるべし。ちなみに、久々にHMV渋谷店に足を運んだのだけれども、クラシックコーナーは以前の半分に縮小されていた。もう、クラシックの大型店舗と呼べるのは都内でもタワーレコード渋谷店、新宿店くらいなものか。石丸も大型と言うにはあまりにも寂しい内容。

もうCDはショップで買う時代ではなくなったのか。それとも、CDと言うメディアが終焉を迎えつつあるのか。確かに、30年近くも市場を独占し続けたCD、そろそろ引退時なのかもしれない。しかし、それに代わるものは何なのだろう。すっと思い浮かぶのは、WAV等のデータ。ダウンロードして聴け!と。LINNがCDプレイヤーから撤退したのも、こうした時代の流れからなんだけど、果たしてそうなるだろうか。確かに、既発の音源も各レーベルがデータ化してしまえばあっという間に整う、という利点はある。過剰生産も生じないからレーベル側もロスを出しにくいし、売れないからと言って廃盤にする必要もない。LPでは発売されていたのに未CD化でした、ってことは、少なくなると思う。

ただ、おいらの場合、HDDをそんな頑丈なものだと思っていない。実際割とすぐぶっ壊れる。メモリがおかしくなれば、データがぶっ飛ぶこともある。今、手持ちのCDのデータ化を進めているけれども、併せて、HDDをもう一つ付けてバックアップを取る作業をしなければならないのだ(まだやってないけど)。CDの寿命が云々と言われていても、HDDほど不安定なものではない。HDDに音楽をすべて任せる…まだまだおいらには、躊躇があるなぁ。

 

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■ 石丸…

ワッワッワッワッワッ、オー、オイ!

う~ッ…何なのだ…。うねりのように聞こえてくる、妙に統制のとれた地鳴りのような歓声は。ここは石丸電気ソフト館のクラシック・コーナー。鳴っているのはショスタコーヴィチ…なんだけど、それとは別に上から聞こえてくるのだ、その歓声が。不気味な響きだ…。

何なのだ…といいつつ、実は判っている。イベントなのだ、アイドルの。このビルは以前からそう言うビルだった。後から入ってきたのはクラシックな人たち。最初からいた人たちから見ると、余計な奴らがやってきたようにしか見えないのかもしれない。石丸のクラシック・コーナー…風前の灯かも…。

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チェーザレ・シエピ、逝去。享年87歳。

初めてオペラというものを観たのは、クラシカ・ジャパン(今は入会していない)で、観た『ドン・ジョヴァンニ』だった。フルトヴェングラーの指揮が目的で観ていたんだけど、タイトル・ロールを歌う歌手に強烈に惹かれてしまった。それがシエピだった。素晴らしい歌、素晴らしい演技…カッコよかった。ちょい悪オヤジじゃなくて、悪の権化、インモラルの具現をこれほどまでにカッコよく演じきって、しかも、すっごく痺れる歌声だった。特に地獄落ちの場面。古い映像なのに古臭さを超越して、壮絶な映像、音声だった。それまで、「歌で劇なんて、ワケわかんねーよ」と思っていたおいらの常識を見事にひっくり返してくれた。恩人。

その後、それほど、シエピをターゲットにCDを買い集めることはなかったけど、好きな歌手の一人であるには違いなかった。

今日は、デ・サーバタの指揮で歌ったヴェルディのレクイエムを聴いてご冥福をお祈りすることにしよう。

…にしても、何年か前にシュワルツコップが亡くなった時も思ったんだが、歌手は指揮者と違って、活躍していた時代と亡くなる時代がもの凄く離れてしまうので、なんか、妙な気分。変にメランコリック。リアルに聴いた世代ではないのに、「あー、あの人も逝ってしまったのか…」と。


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