レナード・スラットキン&リヨン国立管弦楽団来日公演を聴きにサントリーホールへ。ソリストにルノー・カプソン。
演目は、ブラームスの『悲劇的』序曲、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、ムソルグスキー&ラヴェルの『展覧会の絵』。指揮者は20年来のファンを自称しているし、ソリストはモダンでは一番好きなヴァイオリニストだと言うのに3週間位前になんとなく取ったチケット。
カプソンの音色は滅茶苦茶綺麗だけれども、音に力強さがあって結構熱い。だから、ドイツ物だって素晴らしい。スラットキンはスマートかつダイナミック。「キエフの大きな門」、鳥肌もんだった。アンコールにオッフェンバックの洒脱な2曲。カンカンはスラットキン父の編曲。楽しく終演。サイン会あり。カプソンにミーハーなファンが多くてビックリ。巨匠スルーしてはしゃいでいた。スラットキンはやっぱり気の良いおっさんだった。
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