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■ 都響!!

今から来年の3月末の予定なんて判らないよなぁ~。でも、今日から始まってしまった、都響、3月の演奏会のチケット前売り。この月は、インバルが振るんで、既に、満員御礼のコンサート続々。ブルックナーとマーラーと言う、フランクフルト放送響と共に一世を風靡した十八番をご披露するんだから、止むを得ない。

しかし、何なんだ、この人気は。以前、マーラーの5番を聴きに行った時はこれほどの人気だっただろうか?いやいや…違った。やっぱ、EXTONの超高音質SACDの効果なのだろうか。たぶん、今回も収録されるんだろうし。なんか凄いことになってきたなぁ。都響は、フルネと言い、インバルと言い、渋い指揮者を持ってきてはいるけど、いい所を突いて、着々と伝説を作り上げてきている。個人的には、N響より全然、面白くって、足を運ぶ回数も多いんだが。

ところで、石原都政との一悶着は決着がついたのだろうか。今般人気の大阪の府知事と東京の都知事は、オーケストラには相当冷たいから、ちょっと今後が心配。都響は世界に誇れる仕事していると思うんだけどな。頑張って欲しい。無駄な公共事業じゃないよ?

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プレヴィンのサイン会、行くつもりじゃなかったんだけど、今日一日、家でゴロゴロしてるっつうのはあまりにも芸がないと言うか、ムズムズしてきちゃったんで、ぶらりと出かけてみることにした。場所は、渋谷のタワーレコード。

18時から…だけど、タワーレコード探索もしたかったので、17時過ぎに到着。エレベーターの操作盤の前に陣取りながら一切操作をしない馬鹿野郎のおっさんのせいで、何度か、扉にぶつかりながら6階に到着。着いて驚いた。物凄い人の数…。おいおい、おいらはインバルのサイン会くらいのを想定して行ったんだよ?ヲタ満載。クラヲタっつうのは、つるまないと思っていたんだけど(確信ではない)、つるんでいるグループも多々いたりして、基本、一匹狼のおいらは、感心する。まぁ、やっぱ、一匹狼も多かったけど。

どうやら、NHK交響楽団の演奏会が終わった後らしく、「演奏会では見かけるけど、普段CDショップでは見かけない」系統の人たちも沢山。

こりゃぁ、CD探索は無理だと観念して、サイン会対象商品を片手に長蛇のレジの列に並ぶ。ちなみに、今回の対象商品は、プレヴィン80歳の記念で出た一連の国内盤商品だけであり、イケてる輸入盤を購入しても、サインはしてもらえない。前回は、グラモフォンのCDにサインしてもらったので、今回は、TELARC盤にサインをしてもらうことにした。

さて、暫くして、プレヴィン登場。10年以上前に山野楽器でサインをしてもらった時と比べると、当たり前だけど、だいぶ、老け込んだ。寂寥。

トークは、今後の予定など、割と緩い内容で、インバルの時みたいに、マーラーの壮大な宇宙観を語ってくれるような深遠なものではなかった(まぁ、インバルは勝手に喋くりまくっただけだが)。強いて印象に残った一節をあげるとすると…

「私にとって、これまでの人生で音楽活動(作曲、演奏など)のない一日があれば、それは無駄な一日だったと言えるでしょう」

これだけのビッグネームになるっていうのは、そこまでのめり込んで何ぼのものなんだろうなぁ。おいらもヴァイオリン頑張ろう(汗)。せめて、週に1回は触ろう。

さて、トーク終了後、サイン会開始。写真撮影禁止だが、皆撮り捲くり。やれやれ…だ。関係者と雑談をしながら、サインをこなしていくプレヴィン。一人一人に、「サンキュー」と声を掛けて行く。なのに、サインを貰うほうは、無言だったり、「ども…」てな感じで、離れてから写真を撮ったりしている。おいらの見ている人だけだったのかもしれないけど、演奏会終わって疲れた体で、サイン会をやっているのだ。「サンキュ、ベリマッチ」くらい言っても良いもんだと思うが。

さてさて、おいらの番。緊張気味に、ジャケットを差し出す。どこにサインするか少し思案して、サインをするプレヴィン。どぎまぎして、一言、お礼を言って立ち去るおいら。

で、貰ったサインを見て、またまた寂寥感。なんと、縮こまったサインだろうか。以前貰ったものと比べると、比べると、その違いは歴然。年のせいなんだろうか…。あ、それともジャケットのせいか?「書く場所少ねーじゃん!」とか思ったのかな?

まぁ、しかし、いつもはCDの中の雲の上の存在を身近に見ることのできるサイン会、いい経験だと思う。家でゴロゴロしていなくて良かった…。


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昨日の続きってわけじゃないけど、サロネンのネタ。彼がロサンゼルス・フィルでストラヴィンスキーの『春の祭典』を振っている映像をyoutubeで発見したので、ご紹介。画的には若いので、ロサンゼルス・フィル就任まもなくだろか…と一瞬思ったんだけど、演奏会場がウォルト・ディズニー・コンサート・ホールだもんだから、2002年以降の録画だ。40代か。世界的大指揮者って貫禄はないなぁ。相も変わらず、爽やかなイケメンだ。出だし、そっと手を差し伸べて、オーケストラを動き出させる様とか、動作も洒落ていてカッコいい。

ああ、こうしてあの、サクサク、サラサラの颯爽とした『春の祭典』の歴史的名演が生まれたのね…。と思ったのは冒頭だけだった。激しくなるにつれて…やべぇ、ぶっ壊れた。やっぱ、『春の祭典』はこうじゃないとな。演奏が終わっても、指揮棒を振り続けていたというある指揮者の伝説がただの馬鹿話にしかならないじゃないか。

指揮者の壊れっぷりに反して、アンサンブルは余裕。「へっ、今時、『春祭』なんざ、難曲じゃねぇぜ!」ってことか。まぁ、世界的オーケストラなので…そうだなぁ。実は、『春の祭典』はオーケストラごと崩壊しているほうが面白いという向きもある。おいらは、サロネンの『春の祭典』、好きだけどねぇ。


ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(Ⅰ)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(Ⅱ)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(Ⅲ)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(Ⅳ)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(Ⅴ)



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ロサンゼルスでオーケストラといえば、ロサンゼルス・フィルハーモニックである。で、もうそれ以外にない。絶対的な唯一無二の存在として、君臨しているのだ。おいらが地元東京だと、オーケストラがいくつもあって、こういっちゃなんだけど、それぞれが庶民に対して、それほど強い印象を与えていない。「おらがオーケストラ!!」て気持ちは微塵もない。オーケストラの方も、そういう広報活動みたいのは、大して力を入れているようには思えない。「オーケストラって何?あ、そんなにあったんだ。税金の無駄だよねー。」くらいにしか思われてないんじゃなかろか。

もちろん、ロサンゼルス・フィルハーモニックは全然違う。後半にアダルトな広告が載っているようなフリーペーパーの表紙に、次期監督のドゥダメルのイラストがデカデカと描かれていたり、路線バスにグスタヴォ・ドゥダメルの写真がペイントされていたりとド派手に広告を打って盛り上げる。カリフォルニア州のオーケストラなんだけど、公共機関に胡坐をかいていない。庶民にPRしまくりなのだ。

それで、広告に負けず、演奏が超一流で客演する指揮者も超一流。ホームであるウォルト・ディズニー・コンサート・ホールには、他所のオーケストラは殆ど来ない。09/10シーズンもベルリン・フィル2公演、ゲヴァントハウス管、セントルイス響各1公演のたった4公演だけ。あとは全部ロス・フィル。ロス・フィルの縄張りだからな!ここは!と言う強い力を感じさせる。サントリーホールを皆で仲良く使いましょう!と言って、縄張りによそ者入り放題の東京とはまるで違う。

さて、聴衆にとって、どちらの方が幸せか…。それは判らないけれども、ロス・フィルみたいな巨大な存在がドーンとあって、「おらが街の誇り!」と思うような、聴衆とオーケストラの関係って凄くいいんじゃないかな。

ロサンゼルスに行って、それまでただのアメリカの1オーケストラ…ただの世界の超一流のオーケストラの一つくらいにしか思っていなかったおいらの認識がだいぶ変わった。凄い巨大な存在なんだと。CDに収められているだけの、ロス・フィル、来日公演で数公演をこなすだけのロス・フィルは確かに、ただの世界の超一流オーケストラの一つに過ぎないんだけど…。

それはたぶん、サンフランシスコ交響楽団にしても、シカゴ交響楽団にしても、クリーヴランド管弦楽団にしても、ニューヨーク・フィルハーモニックにしても、アトランタ交響楽団にしても、フィラデルフィア管弦楽団にしても、セントルイス交響楽団にしても、そうなんだろう。地元のファンの人たちの想い、絶対的な存在感。そういう重みを知って、今後はアメリカのオーケストラを聴いてみたいと思う。

最後に、つい先日行われた、ドゥダメルのロス・フィル音楽監督、披露コンサートの模様が、ネットで見られるので紹介しておく。会場はウォルト・ディズニー・コンサート・ホール。ジョン・アダムズの初演曲目とマーラーの二本立て。のっけからヘビーなプログラムだ。楽章間でブラボー入りの拍手が入るなど、観客の反応とフィナーレの演出はさすがロスって感じ。楽しすぎる。日本の神経質でお堅いイライラ聴衆ならブチ切れまくるかもだけど(笑)。おいらは全然、大好きなノリだ。

Arte Live Web(フランス語のページ…まぁ、フランス語能力は要らないけど)

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L.A.を軽くうろちょろした1週間…その中で、幸いにも音楽的体験も出来た。折角なので、遠い過去になる前に感じたことなんかを、少しまとめておこうと思う。備忘録的意味も込めて。

●L.A.OPERA

さて、まずはL.A.オペラについて。ドライブ事情にしても、ガソリンスタンド事情にしても、スーパーマーケット事情にしても、日本しか知らないおいらは、悉く、日本と比べてしまう。オペラ事情にしても、その他の音楽事情にしても、そう。オペラについては、実は、日本でも1度しか行ったことないんだけど、まぁ、いくらかは“経験上”で比較できると思う。

それで、日本のコンサートとL.A.オペラで何が違うって…一番違うのは客である。L.A.オペラは、演奏についていえば、出演者を見れば判るように日本では知られていない“穴場”であり、ホールについていえば、そもそも、L.A.フィルのためのホールであり、オペラ座仕様ではないが、著名なホールには違いない。実際、演奏は素晴らしく、ホールも中途半端に古いとはいえ、日本のホールにはない豪奢なものだった。しかし、それ以上にカルチャーショックだったのは、客だったのだ。

兎に角、演奏に対する反応がやたらといい。ノリがいい。面白ければ、遠慮仮借なく笑うし、良い歌を聴けば、とことん大喝采を送る。口笛まで吹く。アリアが終わってしまえば、オーケストラのコーダが続いている最中からウォーッて盛り上がるもんだから、気分が高揚する。客が滅一杯楽しんでいるのが凄くよく判る。

それと、なんか、ユルイ…演奏が始まると、日本だと咳をするとぶっ殺されそうな雰囲気があって、息が詰まりそうな気がして、逆に咳が出てしまう、と言う恐怖があるのだが、L.A.オペラではそういう、ピリピリ感は全く感じなかった。途中でトイレに出て行った婦人が普通に席に帰ってくるし、フライング・ブラボーだって、ほぼ全員でやっているようなもんなので、気にならない。演目が演目(『愛の妙薬』)だけに、そういうことになっているんだけど、指揮者が指揮棒振っているうちに大喝采になってしまうのだ。同じ演目をやっても日本ではこうはならない。演奏者のほうも、とても楽しそうで、カーテンコールのはしゃぎっぷりは、観客を上回っていたりする。指揮者を中心に出演者がダッシュして、喝采に応えるし、何故か、カーテンコールの最中も、舞台の上で奏楽隊がチロチロ演奏して、場を盛り上げたりしている。

演奏のレベルが高いだけじゃなくて、こうやって客と演奏者が一体になって、自然体で音楽を盛り上げて、楽しんでいるのがL.A.オペラ。そりゃ、チケットは安くないし、来場者はビバリーヒルズやサンタモニカの金持ち連中ばかりかもしれない。だけど、堅苦しくないのだ。凄く気楽に楽しめる。ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)でも、成し得ない、気軽に楽しめるクラシック音楽の空間がここにはある。おいらはこういうほうが好きだ。音楽は、音“学”じゃなくて音“楽”なのだ。日本の堅苦しいクラシックの音“学”的扱いは、好きじゃない。

続いて、L.A.Philと言う存在について…書こうと思ったけど、長くなったのでまた次回にでも。


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mixiで面白そうなバトンを見つけたので、やってみた。長すぎず、自分向けかなぁと思って。楽器も多少はやっているし。あ、バトンつっても、勝手にやっているだけ。見た人は、やんなきゃだめ!なんてことはない。そんな強制力、あるわけない。

Q:あなたが演奏する楽器はなんですか?

Violin!

Q:あなたの好きな楽器はなんですか?

Violin!!弦楽器は大体好きだなぁ~。

Q:あなたは自分がどの楽器に向いていると思いますか?して、その理由は?

そんなもんないと思う。音感とかないしね!!
楽しめれば、その楽器が向いているってことで、
Violinは楽しいから向いてるってことにしておこう。
もっとも、弦楽器は音感がないと厳しいんだが

Q:あなたが今練習している曲はなんですか?

○コレルリのラ・フォリア変奏曲
○ドヴォルザークのヴァイオリンとピアノのためのソナチネ~ラルゲット

Q:憧れの曲はありますか?

○フランクのヴァイオリン・ソナタ
 綺麗に弾けたら惚れる。自分に(笑)。カッコよすぎ。

Q:好きな作曲家を5人に絞って教えて?

5人とは難しすぎる…。

○バロックからヴィヴァルディ
○古典派からモーツァルト
○ロマン派からメンデルスゾーン
○イギリス音楽好きとしてヴォーン・ウィリアムズ
○チェコ音楽好きとしてヤナーチェク

これしかあげられないとは…50人くらいに絞って欲しい(笑)

Q:好きな演奏家をば

○ジノ・フランチェスカッティ
○ナイジェル・ケネディ
○ギル・シャハム
○ルノー・カピュソン
○アルテュール・グリュミオー
○ヨゼフ・スーク
 →以上、ヴァイオリニスト。基本的に美音系が好き。以下その他の楽器。
○ピエール・フルニエ
○アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリ
○ジェイムズ・ゴールウェイ
 →切りがないからこの辺で。

Q:好きな歌手は?

○ルチア・ポップ!!
あとは…プラシド・ドミンゴとか、ガブリエラ・ベニャチコヴァとか、
アルフレッド・クラウスとか、イアン・ボストリッジとか、
ブリン・ターフェルとか…色々。

Q:好きな指揮者をば

たくさんいるなぁ~。
○レナード・スラットキン→スマートな都会派。カッコよすぎ。
○ビエロフラーヴェク→マルティヌーは絶品。ドヴォルザークもGood!!
○ジャン・フルネ→サラッとした洒脱なフランス音楽。すんごく粋。
○サー・ジョン・バルビローリ→うざいくらいのバルビローリ節に泥酔。
○ミシェル・コルボ→合唱曲は史上最強。毎年、LFJで感動を貰っている。
○トレヴァー・ピノック→爽快なバロック演奏がツボ。
○ラファエル・クーベリック→音楽への真摯で熱い想いがグッと感じられる。
○ルドルフ・ケンペ→質実剛健!!ローカルなドイツ音楽が堪能できる。
○クラウス・テンシュテット→いつでも全力。手加減一切しない。
○ヴィルヘルム・フルトヴェングラー→神。それ以外何もなし。
○クリストフ・フォン・ドホナーニ→引き締まった気持ちのいい演奏。
○エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム→ハイテンション。活きの良い演奏。
○エリアフ・インバル→都響のマーラー、感動的過ぎる。
○フリッツ・ライナー→弾丸ライナー。
○エサ・ペッカ・サロネン→現代音楽と北欧音楽が素晴らしい。
○サー・チャールズ・マッケラス→本気でモーツァルト凄い!!
 →切りない!!やめよう…。

Q:好きなオケは?

指揮者次第で。時代によっても違うけど、
○スラットキン時代のセントルイス交響楽団
○ドホナーニ時代のクリーヴランド管弦楽団
○マーラーを演奏する東京都交響楽団
○重厚な音の出るロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
○弦の国のチェコの国宝、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
○地味な響きだけど、シュターツカペレ・ドレスデン
○これぞヨーロピアンサウンド!!ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
○コンヴィチュニー時代のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 →これも切りないな。やめよう。

Q:好きなジャンルは?

オーケストラもの(協奏曲、オペラ、宗教曲含む)
まぁ、だけど、何でもだなぁ。歌曲も聴くし。
ジャンルに拘りはない。

Q:好きな楽器の編成は?

オーケストラ!!

Q:最後に聴いたクラシックの曲は何?

バーバーのヴァイオリン協奏曲。
ヒラリー・ハーンとヒュー・ウルフ&セント・ポール室内管弦楽団で。

Q:最後に演奏した曲は?

コレルリのラ・フォリア変奏曲
発表会から楽器触っていないってことだ。

Q:欲しい楽器ってある?

ない。Violin持っているし。そんないろいろできないし。

Q:最近買ったクラシックアイテムは?

最近はない。最後に買ったのは、サブスピーカーじゃないかな?
数年前だけど。コイズミ無線の製作キッド。
今は、SACDプレイヤーが欲しいけど…諸問題あり。

あ、CDも含むのか?であれば、前日のブログ見てほしい。

Q:あなたの十八番は?

あははははははははははははは

Q:クラシックCDは何枚ぐらい所持していますか?

知らなーい!!
あはははははははははははははは

2000枚近くまでは数えていたけど、
それから数百枚は買っているだ。
3000枚はないはず!!

Q:楽器を演奏される方、得意技は?

わ、技???音なら出るけど…(汗)

Q:最近この曲が好き!ってあります?

ない。毎度大量にブームな曲がある。

Q:生涯の愛聴曲!コレがクラシックの曲ではベスト!ってありますか?

常に変わるし、いくつもあってベストなんていえないけど、
ヴォーン・ウィリアムズの“富める人とラザロ”の主題による5つの異版と、
トーマス・タリスの主題による幻想曲は生活の糧。

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あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、つう間に終わった7分間。ラ・フォリア。そう、今日は、ヴァイオリン発表会当日だったのだ。東京のど真ん中にある、とある室内楽向けのホールで、激奏。落ちた部分は少しあるけど、たどたどしくミッション完了。

あいも変わらず、緊張からくる体の微かな震えが増幅して弓に伝わり、揺れまくり。これを俗に…

ビビラート

と言うらしい。上手い言い方じゃないか!!そのまんまだ。普段は早いところは指がついて行かなかったりして、苦手なんだけど、ビビラート満載の本番では2分音符が恐ろしいことになる。弓早く返してぇ…、となる。焦る。もちろん、早いところも頭が真っ白になりそうなのを、何とか25%灰色程度で止めておいて、なんとか…乗り越えたり、乗り越えなかったり。

加えて、緊張するとどうしても弓の動きが小さくなる。いつもは、ガッツンガッツン、攻めるんだけど、こういうときは、相当意識しないと、大きな弓使いはできない=音が出ない。なので、そこんとこは頑張った…つもり。だけどどうだろうか?良いホールなんで、いつもと響きは違うし、どんなもんだったか良く判らない。

それでも、まぁ、何もできなかった前回よりはだいぶ進歩したか…。舞台度胸的に。つか、学生時代を含めて、舞台上でまともに弾けたのははじめてかも。そして、なんだかんだいって、楽しめたかなぁ、とも思うので、まずまず成功と言うことで。

そして、最後に、なによりも、一緒に頑張った合奏仲間とお休みのところご来場頂いた諸兄に大感謝。また、ヴァイオリン頑張りたいなぁ~、と思えた一日だった…かな?


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クラックと呼ばれるジャンルの音楽を聴き始めたころ、右も左も判らなかったおいらは、一冊の本を入手した。『世界のオーケストラ123』(音楽之友社編、音楽之友社、1993年)が、その本。大してオーケストラの名前も知らなかったおいらは、この本をバイブルに、様々なCDを聴き、コンサートに出かけた。

それから16年―音楽之友社は遂にこの本の後継版を出版した。『世界のオーケストラ名鑑387』(音楽之友社編、音楽之友社、2009年)である。掲載オーケストラの数を3倍にし、1楽団あたりの記載量を縮小した。「名鑑」の名を追加したとおりの変わりっぷりである。

削られた内容は写真、主席指揮者の変遷、客観的な沿革、本拠地ホールの座席数、公演スケジュール、近年の常連指揮者の顔ぶれと言ったところ。結構、ざっくり、削られた。お勧めCDは生き残った。いらねぇ、そんな執筆者の主観的なところは。しかも、この輸入盤全盛の時代に、お勧めCDは国内盤優先…。だもんだから、プラハ・フィルなんて輸入盤で結構色んなCD出しているのに、どえらマイナーなCDが掲載されている。大人の事情があるんでしょうね。

じゃぁ、買う価値はないかって?いやいや、387という数は伊達じゃない。今まで、詳しくは知らなかったオーケストラのことをざっくりとは言え、知ることができるのは、とても魅力的だ。例えば、ナショナル・フィル。よく聞く名前だけど、どういうオーケストラか知らなかった。この本を買って、録音専門のオーケストラであることを知った。また、輸入盤を買って、外国語表記がいまいち判らず「どこのオーケストラだろう?」と悩んだときにも役に立つ。一家に一冊は常置しておきたい本だ。

ところで、1993年の『世界のオーケストラ123』と2009年の『世界のオーケストラ名鑑387』では、オーケストラの勢力図もだいぶ変わっている。世界トップ10のオーケストラとして、詳しく紹介されたオーケストラは、2楽団が入れ替わっていた。ボストン響とクリーヴランド管が一つ下の扱いになったのに対して、ミラノ・スカラ座フィルとドイツ・カンマーフィル・ブレーメンが入った。

はい、そう。

「えーーーーーーーーーーーー!!!!?????」

ミラノ・スカラ座のオーケストラはオペラを演奏するときは、ミラノ・スカラ座管弦楽団、オーケストラ・コンサートをするときは、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団を名乗っているけど、やっぱオペラ・オーケストラとしての色が濃すぎる。交響曲、管弦楽曲のレパートリーが広いというイメージはない。トップ10と言うなら、それなりのレパートリーの広がりは欲しいところだ。オペラ・オーケストラの代表ってことで入れたいんならウィーン・フィルとシュターツカペレ・ドレスデンが入っているのでもう十分かと。実力的にもトップ10に入るようなオーケストラではない。黒いものを感じる。

ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン…近年、録音も増え、一気に成長して来たオーケストラだな、と言う印象はあった。でもね、カンマーだよ?室内管弦楽団なのだ。レパートリーの幅は自然と狭まる。今回の版では室内オーケストラも掲載してくれたことは、大変嬉しいことなんだけど、トップ10はフル編成で固めるべきだろう。

それと、これだけ録音のライブラリーが増えた現在、今の実力だけではなく、過去の栄光も鑑みなければ、過去の録音に対して、誤った評価をしてしまいかねないので、注意が必要だ。

…というか、トップ10とか、メジャー50とか、そういう格付け自体やめたほうが良いと思う…。

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■ 巨星墜つ

若杉弘、逝く。

…マジか。これはショックだ。小澤征爾と同じ年に生まれたこともあって、小澤と比べられることが多かったと聞くが、実際に日本人で世界的な指揮者といえば、小澤と若杉くらいなものだっただろう。日本人特典で、実際の世界での評価以上に過大評価されて報道される人はいくらでもいるけど…。

経歴はこんな感じ↓名門だらけ。クラシックの本場でこれだけの評価を得るのは並大抵ではない。小澤と比べられると書いたけど、小澤はアメリカン・ドリームを掴んだような人なので、最初からヨーロッパでガチで勝負して、成功を掴んだ若杉とはちょっと違うと思う。

1977-83 ケルン放送交響楽団主席指揮者
1981-86 ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督
1985-95 東京都交響楽団音楽監督
1987-91 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団主席指揮者
1990-91 シュターツカペレ・ドレスデン常任指揮者

1997年にはミュンヘン・フィルを率いて来日したほか、ベルリン・フィルやバイエルン放送響、ボストン響にも客演。こうした客演歴や上記の経歴からも判るように主にドイツ圏を中心に活躍した指揮者だった。特に、凄いのがシュターツカペレ・ドレスデンの常任指揮者。常任指揮者としては1シーズンだけだけど、1982年から専任指揮者と言う役職にあり、深い関係にあったことが推測できる。400年の歴史を誇る世界最高峰の楽団とこうした関係を保ち続けるには、相当の評価が必要だっただろう。

ただ、小澤に比べると日本での活動も活発で、チューリヒ・トーンハレ管の指揮者を務めていたのと同じ時期に東京都交響楽団とマーラーの交響曲全集を録音したりもしている。チューリヒ・トーンハレ管と録音していたら、今進行中のジンマンの全集と比較できて面白かったかもしれない。ちなみに、都響はこれを契機にマーラーの得意なオーケストラになったんじゃなかろか。ベルティーニやインバルと名演を残す土台を作ったのかもしれない。あ、若杉&都響のマーラーは聴いたことないので、何ともいえないけど評判はすごく良い。シュターツカペレ・ドレスデンとの交響曲第1番『巨人』を聴けば、若杉がマーラーを得意としていたことは判る。

この様にマーラー指揮者としての評価がある一方、ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督やシュターツカペレ・ドレスデンと深い関係にあったことからも判るようにオペラ指揮者としての評価も高かった。最近では、新国立劇場の芸術監督の監督も務めていた。また、武満徹の作品にも定評があり、弦楽のためのレクイエム、ノヴェンバー・ステップスなどを収めた1枚は名盤の誉れ高い。

さて、コンサートに殆ど行かないおいらだが、若杉の演奏には1回だけ聴いたことがある。東京交響楽団(都響…ではなかったんだなぁ)で、マーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』。はじめて聴いたこの曲の生演奏でとても感動したし、なにより若杉のスマートな指揮振りが印象的だった。

小澤のようなスター性はなく、比較的地味な指揮者ではあるけど、結構凄い人だった。もっと、この訃報、大々的に報じられるべきだと思うんだけどな?少なくても日本の楽壇にとって、間違いなく今年最大の衝撃でしょ?

最後に…若杉弘氏の日本の音楽界に与えた多大な功績に敬意を表するとともに、ご冥福をお祈りします。今日は、氏の録音した武満徹の弦楽のためのレクイエム、それにブルックナーの交響曲第2番を拝聴いたしました。本当に今までお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


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楽譜って高い…やんなっちゃうなぁ、と思って昔は買っていた。だけど、いまや、インターネットでダウンロードして手に入ってしまう時代。クラシックは著作権切れている曲が多いし、これでいいのだろう。こうして世代間格差は埋められるのか…あまりにも些細だけど。先日、モーツァルトの楽譜が全部入手できちゃうサイトを紹介したけど、また面白いのを見つけたので、ご紹介を。

IMSLP

Wikipediaのシステムを導入したもの。32,000あるそうだ。もう、無限に取り放題、演奏し放題。よし、がんばって演奏しよう(←いってみただけ)。

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