野暮用で青森に来ている。相も変わらずおいらの行くところは県庁所在地なので、普通の街である。やはり、「○○に来たなぁ」と実感できるのは、田舎に行かないと感じられない。でも、何となくだが、青森はいいところである。そんな予感が薄々と感じられる。
だって、飯が旨い。やっぱ、東北は食べ物が美味しい。おいらの経験値では、東北と四国は食べ物が旨い。九州や北海道も良いが、日本の美味しい食事と言えば、東北と四国だ。ただ、栄えている所ばかりではないので、しっかり調べていかないと、どこにお店があるのか分からないので、注意は必要。
今回も、地元の人に案内してもらって、美味しいものを頂く。青森と言えば、りんご、帆立、ニンニク、大間のマグロ、イカ、ウニ…と、まぁ、東北の他県同様、枚挙に暇がないが、今回のお勧めはホヤ。苦手な人には絶対だめな、あのホヤである。おいらもあんまり良い印象はないが、勧められるままに頂くことにした。
さすがに全くクセがないとは言えないが、だいぶ、イメージは改善された。頂いた料理は“ほやみず”。ホヤと蕗のようなミズという菜でさっぱりと仕上げた逸品。シャキシャキとしたミズの食感がさわやかでさっぱりとしている。暑い夏にはもってこいの料理だ。ホヤは少し苦味があるけれども、続けざまに食べなければ、うんざりすることはない。「東京では食べられないでしょ?」と言われたが、確かに見たことはない(ただし、探せば見つかるというのが東京のいやらしいところである)。
ホヤを頂いたのは、夜だが昼には、アウガの市場脇の食堂で大間のマグロ&青森産帆立丼を頂く。1,800円。観光向けのところで、マグロはたったの3切れ、帆立も3つだけ。頑張ってご飯を食べようって代物だったけど、赤味なのに程よい脂が乗っていて美味しかった。流石っす。帆立も◎。
時間があったら、明日も市場行ってみたいな。寂れているけど。
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