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先日は、ヴァイオリン教室の発表会だった。

メインの演目は、アルビノーニのアダージョ。正確にはレモ・ジャゾット作曲の「アルビノーニのアダージョ」。20世紀の人ジャゾットがアルビノーニ風に作曲した音楽だ。

音楽を聴き始めた頃、この曲のCDが欲しくて、アルビノーニのCDを買った苦い思い出がある。何の根拠もなくこのCDなら入っているかな、ってな感じで。でも、当然ながら入っていなかった。それどころか、どの曲も「アルビノーニのアダージョ」で聴く、アルビノーニらしさはどこにもなかった。別に、「い、言われなくたって、ニセモノってわかっていたんだから!」と強がるつもりはない。一生懸命どこかに「アルビノーニのアダージョ」らしさを探してしまっていた(汗)。

ジャゾットは、アルビノーニらしさを表現するのには失敗していたのだと思う。でも、当時の人たちはすっかり騙された。何でか。多くの人がアルビノーニなんてあんまり知らなかったからじゃないのかな。これがヘンデルのアダージョだったらこうはうまくいかなかったんじゃないだろか。

それはともかく、発表会だ。言い訳をしよう。

プロとアマチュアの違いと言うのは、上手い下手もあるんだけれども、本番で実力をきちんと発揮できるかどうか、と言うのもあると思う。

正直、自分は、何とか弾けるレベルで発表会に挑むとほぼ弾けない。自分の中で完璧にしておいて、何とかなるかならないか、と言うレベルになる。今回は、残念ながら練習不足で不完全燃焼もいいところだった。

毎回同じことを言っているようだけれども、今回こそ、少し反省したい。

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3連休に新穂高ロープウェイと白川郷に行ってきた。

新穂高と言うと登山者にはよく知られた北アルプスの登山口で、自分もよく行くのだけれども、ロープウェイには乗ったことがなかった。第1ロープウェイと第2ロープウェイにわかれていて、両方の往復券がセットとなって2,900円。これを安いと思うか、高いと思うかは天気次第だ。登山者が大変な思いをして得られる景色が、観光地感覚で得られるのだ。逆に曇っていれば、何も見ることができない。ただ真っ白な世界。

この日は高曇りで、空は真っ白だったものの、遠く水晶岳まで見ることができた。正面に見える笠ヶ岳は、双六方面から見るような見事な笠の形はしておらず、稜線上の小さな山にしか見えない。しかし、その高度感を楽しむには絶好のポジションだ。振り返って反対側の西穂高岳は、峨峨とした立派な山容で、ついついカメラのレンズを向けたくなってしまう。槍ヶ岳は遠くに小さな穂先を見せるだけで、いまいち迫力はない。

登山者からしてみれば、悔し紛れに、「歩いたほうが良い景色は見えるさ」とも言いたくなるところだけれども、この景色は紛れもなく登山者の見る景色だ。

この日は3連休と言うのに、大した待ち時間もなく、スムーズに搭乗できた。穴場である。

白川郷は雨で、景色は霞みがち。世界遺産ということもあって、駐車場は大渋滞。車を入れるのに1時間もかかってしまった。

ここは外国人、特にヨーロッパ系の人が多く、世界遺産の力を思い知る。

城山展望台から見下ろす定番の景色もいいが、村を歩きながら、茅葺の家を身近に見るのが楽しい。所々に咲く花を前景後景に入れて、ここではみんながカメラマンになれる。

岐阜県内とはいえ、少し離れている2箇所だがともに見応えのある観光地だと思う。





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週末に桧枝岐村から会津駒ケ岳に登ってきた。

この山に登るのは何度目だろうか。何度目かはわからないけれども、前回登ったのは10年ほど前のことだ。それだけの間があっても、登りなれた山と言うのは、歩きやすいもので、標高差1,000mはちっとも苦ではない。

山頂付近の高層湿原は荒れ気味の天気で、せっかくの草紅葉は、少ししか楽しめなかったけれども、登山道の森林の美しさは、流石。これほどの広葉樹の原生林は、日本中探してもそんなに多くはないのではないだろうか。

今回も奥会津滞在は、キャンプ場。居心地のいいバンガローを借りた。この近辺は、良いキャンプ場が多い。バーベキューを楽しんで翌日に登山をするのが定番。あまり有名でない山でも良い山が多いのだ。

この奥会津と言う山域は少し不便ではあるけれども、何度来ても飽きない場所だ。

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ハイティンク&ロンドン交響楽団の来日公演へ。NHK音楽祭の一環のコンサート。よって、会場はNHKホール。そこは残念なところなんだけれども、このコンビにしては値段が安い。

演目は、パーセルのメアリー女王のための葬送の音楽、ベートーヴェンのピアノ協奏曲(独奏はマレイ・ペライア)、ブラームスの交響曲第1番。開演前に、音楽評論家の奥田佳道氏のプレトークがあった。

さて、今宵の主役はなんと言っても、ハイティンク。しかし、ピアノ協奏曲でのペライアも流石。やさしく、やわらかい音色がピアノから零れ落ちてくる。それに寄り添うような、暖かみのあるハイティンクの指揮。ロンドン響がこんなにも柔らかい音を出すとは。

後半のブラームスは、端整でありながら、程よい熱気を帯びた演奏。テンポはやや速めで、86歳の巨匠とは思えないような颯爽とした音楽をNHKホールに響かせた。ボストン響の演奏で好評を得た何の奇も衒わない高水準の「ハイティンクのブラームス」である。

先週のブロムシュテットといい、今回のハイティンクといい、老巨匠が今なお進化を止めずに素晴らしい演奏を聴かせてくれるとはうれしい限りである。

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NHK交響楽団の定期公演へ。指揮は、ヘルベルト・ブロムシュテット。ブロムシュテットは、ここ数年、9月をN響の定期公演を振るために日本で過ごしている。NHKの力恐るべし。

演目は、前半にベートーヴェンの交響曲第2番とピアノ協奏曲第5番『皇帝』。ソリストは、オーストリアの中堅ピアニスト、ティル・フェルナー。会場は生憎のNHKホール。あいも変わらず、サントリーホールの公演は取ることができず。

交響曲第2番は、思い返してみると、コンサートではじめて聴く演目。まだまだ古典派の影響の色濃い時期のもの。88歳のブロムシュテットは、楽聖の初期交響曲を爽快でスケールの大きい演奏を披露してくれた。今回の席はやや後方で、音響的に難のあるNHKホールでは、少し不利な位置だったのだけれども、それでも十分に音楽が響いてくる。N響、本気だ。本気のときのN響は流石の演奏をしてくる。この迫力、ブロムシュテットにうまく乗せられているのだな、と。

後半の『皇帝』もブロムシュテット&N響は絶好調。やや力強さに欠くフェルナーの後ろでやりたい放題、分厚い演奏をしてしまっていた。フェルナーの演奏は線が細く、よく言えば綺麗系のもので、第2楽章なんかは美しい演奏だったと言えるのだけれども、ブロムシュテットの前ではバランスが悪かったと言うことかもしれない。以前ブロムシュテットと競演したのを聴いたコヴァセヴィッチと比較すると印象はだいぶ薄い。

終演後は大きな拍手が送られていた。今回のブロムシュテットも、満足の行くものだった。

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最近のヨーロッパのオーケストラの音楽監督選任と言うのは、なんだかよくわからない。

ベルリン・フィルがペトレンコを選んだかと思ったら、今度はゲヴァントハウスがネルソンスを選んだ。ネルソンスは、ベルリン・フィルの音楽監督の下馬評でも結構有力な候補者だったはず。何度かベルリン・フィルに登壇していて、評価も悪くなかったんだろう。しかし、ゲヴァントハウスはなんだか唐突感がある。これまで指揮台に上がった事くらいはあるのかもしれないけれども、日本にいる分にはその評価のほどもわからない。

ネルソンスは人気のある指揮者だけれども、どうなるかはまったく想像がつかない。

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今年のシルバーウィークは5連休。ゴールデンウィークは5連休くらい当たり前なんだけれども、シルバーウィークでは貴重。これに晴天の天気予報が重なった。一気に人が観光地に繰り出した。

もちろん、自分もうかうかしていられない。金曜日の夕方にはザックを抱えて北陸新幹線に飛び乗った。もちろん、行き先は富山。富山駅には、すでに登山者がそこかしこに歩いている。

翌朝、親しくさせていただいている富山在住の方に折立まで送ってもらって、太郎平を目指す。生憎の曇天で景色は見えないが、程よい気候で歩きやすい。さすがに人は多くて、登山道はところどころ渋滞している。

太郎平に着いて少しすると雲が切れて、お馴染みの黒部源流域の山々が姿を現した。北にドカッと薬師岳、雲ノ平らの向こうに、水晶岳、鷲羽岳、そして、黒部五郎岳へと続く。北アルプスの深遠部だ。

太郎平小屋に泊まって翌日は、黒部五郎岳を経て黒部五郎小舎を目指す。10年前に歩いたときは、随分と長く感じられたものだが、一度歩いた道は不思議と短く感じられるものだ。黒部五郎岳への最後の急登も案外あっさりと歩くことができた。

山頂は快晴。多少の雲は、良いインパクト。前回は雨の中だったので、ここからの景色は初めて。薬師岳から赤牛岳まで雲ノ平を囲む黒部川源流域の山がすべて見渡せる。

山頂から黒部五郎小舎までは、標準コースタイム1時間30分。だけれども、紅葉が始まった黒部五郎岳のカールはあまりにもきれいで、倍以上の時間をかけて歩いてしまう。

黒部五郎小舎は小さい小屋なのだけれども、シルバーウィークでお客さん殺到。すべての夕食が終わるまで、部屋を案内できない状況に。外のベンチで談話して時間を過ごす。

翌日は、やや雲の多い天候。鷲羽岳を経て双六小屋を目指す。3度目の鷲羽岳は、やっぱり最高だった。三俣蓮華岳と双六岳は巻いてしまって、双六小屋へ。とても居心地の良い小屋だ。布団1枚に2人といっても、ここの布団は大きいので苦にはならない。

18時半頃就寝。23時頃目を覚まして、外に出ると満天の星空。早速カメラと三脚を運び出して、撮影開始。30分露出×5枚・・・2時間半。少し寝不足に。

翌日は鏡平経由で新穂高温泉へ。お馴染みの小池新道は歩きやすかった。

新穂高温泉からは毎日あるぺん号で新宿まで直行。3列シートの贅沢仕様。渋滞はあったものの22時半頃に新宿に着くことができた。







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先日、ミュージカル『ピピン』を観劇してきた。大人になって以降、初めてミュージカルと言うものを観た。オペラのポップス版かな?と思っていたら、その通りだった。歌と演技の比重は、オペラが歌>演技なのに対して、ミュージカルは歌<演技となる。ミュージカルではアクロバティックなダンスやマジックも演じなくてはいけない。最近スタイルがよくなってきたとはいえ、オペラ歌手には絶対無理である。

と言うわけで、“観劇をしてきた”。オペラならば“聴いてきた”と書く。

で、『ピピン』の音楽だ。ミュージカルと言えば、バーンスタインやアンドリュー・ロイド・ウェッバーの音楽を知っているけれども、それらほどに圧倒的に音楽が劇を支配することはない。と言うか、サーカス張りの演技にばかり気をとられてしまう。歌は歌手の実力差だけではなく、アンプを通していることで、どうしても、生声のオペラと比べると情感に欠いてしまう。逆に、今回は、2階被りの席だったんだけれども、こういう音響的にはよろしくない席でも、スピーカーからバンバン流してくれたので、音響的には、細かいことが気にならない。

結果的に、幕間になる頃には、ぐったりと疲れてしまった。くるっくると踊り狂われ、ひやひやものの曲芸を披露し、スピーカーから音をドドンと出してくる。オペラを見終えた後は、結構、テンション高いものなんだけれども、このミュージカルは疲れ果てた。

そうそう、それと舞台装置なんだけれども、アクロバティックな演技をするための装置はいろいろあるんだけれども、最近のオペラに比べると、質素とも言えるもの。最近聴いたオペラ、たとえば、ゼンパーオーパーの『魔弾の射手』の大掛かりな舞台装置とは比べ物にならない。

会場は、渋谷の新名所、ヒカリエの12階にあるOrbと言うホール。最新型の視聴覚室みたいなホールである。国際フォーラムに紛れ込んでいても気がつかない。クロークも小さく、荷物を預けるのは躊躇われてしまう。コンサート・ホールやオペラ座ではないので、個人的には比較してどうこう言える知識も経験もない。ただ、ガラス張りのロビーからは、渋谷の夜景が一望に見渡せる。これはなかなか良い。

なんにせよ、異文化に触れてみると言うのは良い勉強になると言うものだ。

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五島列島に行ってきた。

羽田から長崎に飛び、更に、長崎港から上五島の中心である中通島まで高速船で1時間半。オオミズナギドリの舞う海を横目に、大小様々な島々を縫うようにして、船は港に入っていく。風光明媚な島だが、残念ながらはじめから天気は思わしくなく、旅行中、回復することはなかった。

そんなわけで、景色を楽しめないのならば、教会巡りに没頭するしかない。五島列島は、隠れキリシタンたちの歴史を語る上では欠かせない場所。今でも、至る所に小さな教会が建てられ、日々祈りが捧げられている。

ヨーロッパでずいぶんと多くの教会を見たけれども、それとは異なるあまりにも日本的な教会で、これはこれで興味深いものである。

長崎の教会群ということで来年の世界遺産登録を目指しているようだけれども、「とりあえず有名になったので、ツアーに乗って行ってみた」的な主体性のない観光客が増えてしまうかもしれない。軍艦島のツアーもずいぶんと人気のようだった。

さて、五島と言えば、忘れちゃいけないのが、食事。魚がおいしいのは有名な話だけれども、ずるいことに、牛肉も豚肉も旨い。それと、日本3大うどんと言い切って引かない、五島うどんがある。やや細い丸麺で、椿油が入っているせいか、つるっとしている。五島名産のあごだしがよくあう。

個人的には穴場な場所だと思うのだけれども、世界遺産になってしまうとなかなかいけなくなるかもしれない。




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■ 屋久島

先週末から今週のはじめにかけて、屋久島に行ってきた。10年ぶり2度目。前回もこの時期だった。唐突に「屋久島に行こう」と思い立って、往復のチケットだけを押さえて、翌日飛行機に乗り込んだ。濃霧の中に雷が煌く、花ノ江河、何の展望もなかった宮之浦岳の山頂・・・。

そして、今回も、宮之浦岳の山頂は、霧に包まれていた。空を仰いでいると、薄い霧の向こうから暖かい陽射しが透き通ってくる。「もう少しかな」と淡い期待をしていると、ほんの少しだけ青空がぽっと霧の中に穴を開ける。けれども、すぐに陽を隠して、山頂は霧中となってしまう。なんと言うことはない、10年前と変わらない景色だ。それでももしかするともしかするかもしれないと山頂で小一時間も粘ってしまう諦めの悪さ。

この日、宮之浦岳を登ったのは、20パーティくらいだろうか。10年前は、観光客のような格好の人が、何人もいたように記憶している。投石平にはごみが散らかっていた。

あいも変わらず、ヤクザサの藪は深く、時折、ヤクシカがその中から顔を出す。手が届きそうなところにいるのに、丸で警戒をしていない。すぐにでも捕まえられそうだが、里のヤクシカは、警戒心が強く、すばしっこいのだと言う。

そう言えば、登山口に向かう車道でコノハズクを見かけたが、屋久島でフクロウ類を見かけるのは、比較的珍しいことなのだそうだ。深い森があるのに、森の賢者は住み着かない。少し意外な感じのすることだ。

宮之浦岳を登った翌日、今度は、ガイドさんをお願いして安房川でリバーカヤック。河口からゆっくりと遡上して行く。途中ランチタイムに、テナガエビを捕まえて焚き火で炙って食べる。時折降りしきる雨も気にせず、川遊びに興じる。出発地に戻ったのは夕方だった。

夜は安房の港で夏祭りがあるというので行ってみる。どうと言うことのない祭りだが、最後の花火大会は見物。わずか30分の間に、大小さまざまな花火を2箇所から打ち上げまくる。

そして、翌日もガイドさんをお願いして、1日シュノーケリング三昧。キビナゴの群れやウミガメの遊泳を間近に見る。シュノーケリングは、宮古島で2回やったことがあるんだけれども、これほど面白くはなかった。森や山だけじゃない、屋久島。なるほど希少な自然世界遺産。

最終日は土砂降りの雨の中を少し観光して、鹿児島経由で帰京。山、川、海すべて堪能することのできる屋久島。遊び尽くすには、2回では足りない。





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