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シベリウス、150回目の誕生日なのだ。ニールセンの誕生日は年のはじめすぎて、うっかり忘れてしまったが、シベリウスはここんところコンサートが集中していたこともあって、気付くことができた。

せっかくなので、交響曲全曲聴きたいところなのだけれども、気づいたのが遅かったので、とりあえず、祝祭的な香りのする第5番から聴き始めて、今は第6番を聴いている。あと1曲聴くとしたら、何番だろう?3番かな?演奏は最近リリースされたラトル&ベルリンフィル盤。

コンサートを振り返ってみると、3回のオール・シベリウス・プログラムを聴くことができた。

リントゥ&フィンランド放送響の公演をきっかけに、ほぼ無計画に、カム&ラハティ響、ヴァンスカ&読響をそれぞれ1公演聴いた。今秋話題になった一連のシベリウス関係公演をつまみ食いした感じ。もっと計画的に動いていたら、もっとたくさんの公演を聴けただろうに…。

つっても、ニールセンの公演も国内外あわせて3公演だから、ちょうどいいか。

なお、今日はシベリウスだけじゃなくて、マルティヌーの誕生日でもあるそうだ。記念年じゃないのでスルーするけど(汗)。

   

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ヴァンスカ&読響の定期公演へ。会場は、久しぶりのサントリーホール。演目は、シベリウスの交響曲第5番、同第6番、同第7番。番号順での公演。交響曲チクルスの一環…っぽいけど、そうではない。

5番は、どうしても最近聴いたリントゥ&フィンランド放送響と比較してしまう。と言うか、なんとなく同じような音楽が聴けるような勘違いをしてしまったりする。祝祭的なこの曲を豪快に演奏したリントゥとは違い、この日の演奏は丁寧で緻密な音楽。期待外れなんだが、それは聴き手のほうの問題だ(汗)。もちろん、絶好のポジションで聴くことができたリントゥとやや端に寄ってしまった今回の公演での聴こえかたの違いもある。

休憩を挟んで、6番、7番は耳が慣れてきたこともあって、5番よりも楽しめた。特に7番は透明感があり、美しく、素晴らしい演奏だった。

フィンランド放送響、ラハティ響と本場のオーケストラが続けて来日する中、シベリウスを演奏するのは、挑戦的というか、なかなか難しい状況だと思うんだけれども、ヴァンスカの指揮の下、好演を繰り広げてくれた読響は賞賛に値すると思う。

なお、アンコールはなかった。この演目ではね(笑)。それと、ヴァンスカの容姿なんだけれども、意外とスラッとしていた…。

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オッコ・カム&ラハティ交響楽団の来日公演へ。

シベリウスの交響曲チクルス第1弾と言うことで、演目は交響曲第1番、同第2番。

前半の第1番から絶好調。この曲のかっこ良さを存分に味わわせてくれた。第2番も好演。透明感があり、暖かい響きのシベリウス。刺激的ではないけれども、シベリウスを知り尽くしたオーケストラならでは響き。

先日のリントゥ&フィンランド放送響の挑戦的な演奏とは正反対の王道のシベリウスだ。どちらも素晴らしい演奏で記念年にはうってつけだ。

文句をつけるなら、座った席がよくなくて、音響のバランスが悪かったこと。これは、のんびりとチケットを取った自分の責任なんだけれども。柔らかいヴァイオリンの響きが堪能できる位置ではあったかな。

アンコールは、組曲『テンペスト』より「ミランダ」、行列、『ペレアスとメリザンド』より「間奏曲」。気前良く3曲。「ミランダ」が「フィンランディア」っぽく聞こえたせいか、一瞬会場が沸いたのだけれども、流れてきた音楽は全く違った。

オッコ・カムのシベリウスは定評があるのだけれども、聴いたことがなかった。交響曲は派手ではなくともスケール感もあり、感動的。アンコールの小品も小粋にまとまっていた。とても良い演奏会だった。

終演後は、サイン会。人柄のよさそうな人だった。

ちなみに、会場はオペラシティ。なんか最近多いような気がするけれども気のせいだろうか。地理的にも嫌いじゃないからいいけれども。

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最近、街に外国人が増えてきた。

いわゆる、「爆買い」の中国人も多いんだけれども、欧米人もずいぶんと増えてきた。海外からの観光客を増やすんだと言って、ちっとも増えない時期があったが、ここのところは、様々な政策が功を奏しているようだ。

日本人はあまり意識していないかもしれないけれども、日本は地理的に見るととても辺鄙なところに位置している。欧米を中心に考えなくても、中韓以外からは結構遠い。故に歴史的に見れば幸運だったことも多いんだけれども、観光的にはマイナスだ。

たとえば、イギリスから10時間以上もかけてやってきて、さて、日本の何を見せましょう?と言うのが今まではっきりしなかったのだと思う。

それは日本人には全くわからなくって、案外外国人が勝手に見つけてくれたりする。そういうのをネットで見ると、「ああ、こんなところもあるのか」と妙に新鮮な発見があったりする。じゃぁ、今度行ってみようかな、と思ったり思わなかったりだけど。

悪いことさえしなければ、日本を楽しんでもらえることは嬉しい限りだ。

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Adobe Photoshop Lightroomを入手した。

フォトレタッチソフトである、と言えばいいのだろうか。RAWデータ(未現像データ、生データ)の現像ができる。多少の撮影失敗もこれさえあれば、修正が可能だ。

たとえば、被写体が暗くISO感度を上げすぎてしまった場合。当然ノイズが出るのだけれども、これを軽減することができる。逆光で暗くなってしまった場合も修正が可能だ。手振れ、ピンボケも多少ならば何とかなる。

とても便利だ。

いや、しかし、である。それでいいのか。古い写真家ならばそう思うはずだ。写真は芸術だと思うのならば、なにやらズルをしているような気分がしてくる。「それ、写真の技術じゃなくて、写真編集の技術だろ?」と突っ込まれるとなんと言い返していいかわからない。

もちろん、写真撮影の基本的な知識がなければ、上手く編集もできないかもしれない。そうは言っても、なんだか邪道な気がしてしまう。

写真コンテストの提出条件を見ると最近では多少のレタッチはOKになっているようなので、たかが素人の写真撮影にそこまで厳しいルールを決めることもないのだけれども。綺麗な作品になればいいということで。

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先日、新宿に行ってきた。用事は、相も変わらず、タワーレコード。南口を通るだけなんだけれども、ホント、人が多すぎる。ずっと東京人だけれども、案外人ごみには行かないものだ。別に人ごみに行かなければ日用必需品が手に入らないわけではないのだから。

しかし、残念ながらクラシックのCDをたくさん置いてあるお店は人ごみに行かないと辿り着けない。

そりゃ、ネットにも頼りたくなるってものだ。しかも、ネットの方が安い。

じゃぁ、何でお店に行くんだって話だけれども、実物を見てゆっくりお買い物がしたいと言う古い感覚がまだあるから。そして意外な獲物を獲得することもある。これが楽しい。

もっともそんなことを言うのは、マニアとかヲタクとかの類であって、一般的には大苦戦している。

そんな中、タワーレコードがよくやっているのが、ポイント○○倍キャンペーン。10倍とか、15倍とかが多い。100円で1ポイントが10ポイント、15ポイントになる。10,000円買うと、CDがもう1枚買える。もっとも、元のCDが高いので、ネットとトントンになれば良いほうである。

これでどんだけお客さんが増えているか知らないけれども、いつかは力尽きて、実店舗はなくなるのだろう。つか、CDと言うメディアも消滅するのだろうなぁ。今、CDを買っているのは1980年代にLPを買っているようなものなのかもしれない。

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■ 姫路へ

野暮用で姫路へ。

アクセスとしては、数は多くないが姫路駅に停車してくれるのぞみがあるので、東京駅から3時間座っていれば難なく着くことができる。

で、姫路。なんと言っても、姫路城。これしかないと言っても過言ではない。ほかにないので、今までわざわざ行ったことがなかった。

電車が姫路に近付くと遠くからもこのお城を見ることができるんだけれども、電車の中からは、けっこうしょぼい。

しかし、駅を降りて、正面に真っ白なお城をみると、少し「おおっ!」となる。そして、お客さんの多さに更に「おおおっ!」となる。

世界遺産なんだよね。ここが世界遺産で、松本城が世界遺産じゃないのは、たぶん、ヨーロッパ人の好みの問題。白くて確かに立派なお城で見ごたえ十分だけれども、松本城の方が色んな意味で劣っているとは思えない。

今春平成の大改築が終わったと言うことで、真っ白になったこのお城、一部メディアとメディアに乗せられた大衆の批判にさらされた記憶があるけれども、実は現在が本来の色。本来と言うか、出来立ての色らしい。徐々にくすんでいってまた白っぽさがなくなってしまうとのこと。

行くなら真っ白で綺麗な今が一番らしい。

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東京シティ・フィルの定期演奏会に行ってきた。指揮は、藤岡幸夫さん。会場はオペラシティ。

このオーケストラ、中学生の時、課外授業で聴いて以来…だと思う。もちろん、といっては失礼だけれども、印象は全くない。指揮者は現田茂夫さんだった。これだけ覚えているだけでも、自分を褒めてあげてもいいと思う(汗)。

さて、今回のコンサートに行こうと思ったのは、プログラムがあまりにも魅力的だから。前半にベートーヴェンの交響曲第6番『田園』、後半にヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲(第3番)。田園スペシャル。対比的な田園だけれども、それだけに聴き比べが面白い。

まずは、ベートーヴェン。お馴染みの曲だ。奇を衒わない、正統派の演奏。長閑な田園風景の温かみを感じる演奏。

そして、後半のヴォーン・ウィリアムズ。後半に持ってきていることからもわかるとおり、今回はこちらがメイン。藤岡さんもこちらをやりたくてしょうがなかったらしい。そして、自分もこちらを聴きたくてしょうがなかった。

この曲は大好きな曲で、CDで何度となく聴いてきたのだけれども、生演奏ははじめて。これは貴重な体験。藤岡さんの指揮のせいもあったのかもしれないけれども、この曲のドラマティックさや祈りの美しさなど、新たな魅力に気付かされた。

演奏も歌心を大切にした魅力的なものだった。指揮者のこの曲に対する共感、愛着が感じられて、とても水準の高いコンサートだったと思う。

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ニールセン&シベリウス生誕150年…と、何度このブログで書いただろう。それでニールセンのコンサートを聴き、CDを買い、デンマークにも足を運んだ。

…が、シベリウスを忘れていた。

それじゃぁ、と言うわけで、ハヌス・リントゥ&フィンランド放送交響楽団のコンサートに行ってきた。会場は、すみだトリフォニーホール。リントゥのシベリウス交響曲ツィクルスの第3夜(最終日)。第1夜と第2夜は、新日本フィルを振ったらしい。なぜ、オーケストラをわけたのか…。

さて、指揮者のハヌス・リントゥだが、名前こそ時折聞くものの、録音を含めて演奏はまったく聴いたことがなかった。フィンランドの指揮者と言うと、シベリウスのスペシャリストにならなくてはいけないと言う宿命を持っている(笑)が、この人のディスコグラフィを見るとほぼゲンダイものだ。今年の初めに都響を振りに来たときもゲンダイ音楽だったとのこと。そりゃぁ、なかなか聴く機会もないわけで。

とは言え、やっぱ、フィンランド人。シベリウスは十八番。だって、フィンランド放送交響楽団の指揮者になっちゃったんだ。シベリウスが苦手なんてあり得ないのだ。

さて、今宵のメニュー。すべてシベリウスなので作曲家名は省く。

交響詩『タピオラ』
交響曲第7番

ー休憩ー

交響曲第5番

アンコールは、
組曲『ベルシャザール王の饗宴』からノクターン
悲しきワルツ

とにかく弦の響きが凄い。クールと言うか、デッドと言うか、それでいて、分厚い音を出す。このオーケストラのCDは何枚か聴いているはずなんだけれども、こんな音だっただろうか。もう、シベリウスにはうってつけなんてものじゃない。

最初の『タピオラ』からはじまって、アンコールの悲しきワルツまで感心しきりだ。

最初の2曲で圧倒されて、メインデッシュの交響曲第5番で熱狂する。いや、ホントかっこいい。正直言えば、前半は名演、後半はリントゥの癖のある歌い回しが強く出たような気がする。あの独特のタメは、ストンと納得する人ばかりではないだろう。

リントゥ自身、フィンランド放送響に自分のシベリウスを受け入れてもらうまでに半年かかったといっている。

しかし、フィンランドの国内外で散々演奏され尽くされたシベリウスを、また同じテイストで演奏するのも、聴くのも面白くないわけで、個人的にはこれはこれでとてもよかったと思う。それに何より、十分に白熱した演奏で、感動的なコンサートだった。

細かいことを言えば、木管は…ちょっと、あれかなと思ったのだけれども、許容範囲のうちということで。

終演後は、サイン会。当然、並ぶ。演奏家を間近で会うのは興味深い。ヴァイオリニストの指だとか、指揮者の手だとか、持っている雰囲気だとか、客席から眺めているだけでは、わからないこともある。

そんなこんなで、満足の行く演奏会だった。有名どころの海外オーケストラでS席10,000円と言うリーズナブルさも魅力的だけれども、何よりも演奏が素晴らしく、大穴的なコンサートだったと思う。自分も、なんとなくと言う感じで行ったのだけれども、会場も、お客さんが多くなく半分ちょっとくらいしか入っていなかったようだ。この入りでオーケストラが下がった後も、拍手が鳴り止まず指揮者がもう一度挨拶をする、俗に言うところの一般参賀があったのだから、どこに素晴らしいコンサートがあるかわからないものである。

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ジュリアーノ・カルミニョーラ&ベニス・バロック・オーケストラを聴きに紀尾井ホールへ。

演目は、

ジェミニアーニ:合奏協奏曲ニ短調『ラ・フォリア』
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲RV.277『お気に入り』
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV1042

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV1056R
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV1041
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲RV.208『ムガール大帝』

の前半3曲、後半3曲と言う組み合わせ。メインは最近リリースしたJ.S.バッハの協奏曲集。もっとも、CDはコンチェルト・ケルンで、今回は、ベニス・バロック・オーケストラ。色彩豊かなカルミニョーラの、どことなくヴェネチア訛りのJ.S.バッハ。ゴンドラの揺らめき、きらめくアドリア海の青い海、複雑に入り組んだ石畳の小路…ヴェネチアの情緒を感じてしまったのならば、それは余りにもイメージに振り回されすぎだろうか。

ヴィヴァルディ2曲は、さすが、十八番。特に『ムガール大帝』は、変幻自在の音色。第1楽章と第3楽章のヴァイオリンのソロは期待通りエキサイティングで、観客を釘付けにした。カルミニョーラの演奏で、この曲を聴けるとはうれしい限り。

アンコールはすべてヴィヴァルディ。2つのヴァイオリンのための協奏曲RV.516より第1楽章、第3楽章、ヴァイオリン協奏曲RV.180『喜び』より第1楽章、そして、〆は『四季』「夏」より第3楽章。どれも良い感じで力が抜けて、遊び心があり、楽しいアンコールとなった。

終演後はサイン会。必ず、行っておく。できる限りコンサートのすべてのイベントには参加したいほうなのだ。

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