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2016年初コンサート。オペラシティで東京シティ・フィルの定期演奏会。指揮は、鈴木秀美さん。演目は、ハイドンの交響曲第103番『太鼓連打』とシューベルトの交響曲第9番『ザ・グレイト』。

1曲目のハイドン、鈴木秀美さんが舞台に出てきて指揮台の横で拍手に応えている最中に、ティンパニの連打が唐突にはじまった。ハイドンの交響曲って、こういう演出が付くことが多々あって、いつも楽しい思いをする。とくに古楽系の人はこういうの大好きだ。

鈴木秀美さんもいわずと知れた古楽の大家。うーん…大家と言うと気の難しそうな人を思い浮かべてしまうけれど、この人は楽しい人だ。その性格が音楽にも出ているのだろう。ハイドンの音符が楽しく踊りまくる。ハイドンを十八番にしているけれども、確かに、この作曲家の音楽に不可欠な諧謔性を十分に引き出し、楽しい音楽空間をつくる手腕は天下一品だろう。日本では軽んじられているのだろうか、その名声の割には、あまり演奏会で聴く機会のない作曲家なので、鈴木秀美さんのような演奏家は貴重だ。

休憩を挟んで、後半はシューベルトの大作、『ザ・グレイト』。超名曲にもかかわらず、生演奏ははじめて。

小気味の良いテンポで、軽快に音楽が進んでいく。ヴィブラートの抑えられた鋭い響きが音楽を刻む。第3楽章から第4楽章にかけてどんどんエンジンがかかって行って、フィナーレは圧巻。音もよく鳴る。繰り返しの省略は殆どなかったようで、そこそこ速いテンポでありながら演奏時間は50分ほどにもなったけれども、あっという間に音楽が終わってしまった。そうか、『ザ・グレイト』とはこういう曲なのか。随分とたくさんの“名盤”を聴いてきたつもりだったけれども、そんな新しいものを見つけたような気分がした。

演奏会後は、サイン会。日本のオーケストラの定期演奏会後としては珍しい。ほぼポリシーと化しているので、早速、並ぶ…いや、誰も並んでいない。サイン会場の近くで待っていると、鈴木秀美さん登場。

「サイン欲しい人~!」

と大きな声で呼びかけていたので、2番手くらいにサインを貰う。サインをしているときも楽しそうな人だ(笑)。なるほど、あの演奏はこの性格から紡ぎだされるのだなぁ、とこの時実感した。

と言うわけで、なんとなく、新年最初には最高のコンサートだったと思う。

ちなみに、演奏会に行こうと思ったのは1週間くらい前だったんだけれども、センター10列番台という絶好のポジションを抑えることができた。しかも、両側空席。悠然と聴ける喜び。人も少ないので音響も良い。東京シティ・フィルは在京の楽団としてはブランドも技術力もトップクラスではないかもしれないけれども、こういう環境はとても素晴らしい。嫌味っぽく聞こえちゃうかもしれないけれども、ホント、聴衆としてはこういう穴的なコンサートは嬉しいのだ。それに、マスコミ受けはしないけれども、個性的な指揮者を呼んでいるので、コンサートの質は高い。

今後とも応援していきたいオーケストラだ。

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■ D500発表

年末に値下がりし始めたこともあって、D7200を購入。更にキャッシュバックキャンペーンもあって、だいぶ安く入手できたと喜んでいた。

しかし、これは新機種登場の前振りに思えてしょうがなかった。結局、年明け早々D5、D500発表となった。D5はNikonの最高機種で自分とは無縁の雲上の世界。D500もそうなんだけれども、これは今までNikonのAPS-C機のフラグシップだったD7200の上位機種ということで、D7200ユーザーを中心にお祭り騒ぎになっている。スペックを見る限り、D7200とは比べものにならない。下手なフルサイズ機よりもよほど魅力的だ。お値段も、フルサイズ機のミドルクラスと大差ない。

値段だけを見れば、D7200は9万円代半ば、D500は発売前とは言え25万円ほどだ。安くなっても、10万台の後半だろう。倍だ。今の自分にこのカメラに見合うだけの写真が撮れるかと言えば、明確に「NO」である。D7200だって、しばらくは宝の持ち腐れ。上位機種を持って、へぽい写真を撮るほどカッコ悪いことはないと思うので、D500を持っても恥ずかしくない腕前になったらD500シリーズを考えることにした方が良い。もちろん、経済上の理由でも無理だけど(涙)。

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年末年始、伊豆沼に大晦日の落雁と初日の出の飛び立ちを見に行ってきた。

宮城県北部にあるこの沼は、日本屈指の雁、白鳥の越冬地として知られており、晩秋から冬にかけて数万派が飛来する。10キロほど離れた蕪栗沼と併せるとゆうに10万羽を超える。ラムサール条約の指定も受けており、野鳥愛好家の聖地的な場所でもある。

さて、この伊豆沼の風物詩と言えば、塒入りを意味する落雁と日の出とともに一斉に飛び立つ朝の風景が有名だ。気温や微妙なタイミングもあるらしいのだけれども、うまくいくととても壮大な光景になる。

個人的には本州の平地で見た光景としては、トップクラスの景色だと思う。遠く朝日、夕陽に映し出される無数のシルエットも美しいし、それが頭上を越えていくときの浮世離れした壮大な空間は、日本の原風景のようでもあり、別世界のようでもある。

面白いのは、初日の出だと言うのに、歓声よりもシャッター音の連射が響き渡るのが、伊豆沼らしいといえばらしい。ずらりと並んだ超望遠レンズ&三脚、標準的なズームレンズの一眼レフが小さく見えてしまうマニアックな世界。

あー、踏み入っちゃいけないなぁ…と思いつつ、年末に入手したカメラと超望遠レンズをそっと三脚の上に乗せる。いやぁ、楽しい…。





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■ お正月

あけましておめでとうございます!

と言うわけで、お正月到来。相変わらず、ニューイヤーコンサートは華麗にスルー。結構マニアックな演目だと思うんだよね…。殆どの人は定番のあれ以外、初聞きばかりではないだろか。

さて、今年の指揮者は、マリス・ヤンソンス。どうだったろうか。前回観たときは、くそ真面目に汗を飛び散らして指揮をしていた記憶。なんか、ニューイヤーコンサートっぽい感じがしなかったんだけれども(笑)。

さて、来年は、グスターヴォ・ドゥダメル。これは、どうなっちゃうんだろうか。南米のノリでやっちゃうんだろうか。違和感があるような、いや、これはこれでありかも、と変に期待を持たせたり。とにかく初登場なんで、楽しみな人は多いんじゃないだろか。

と観もしないで語る、お正月。

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■ 大晦日

大晦日。さらば、ニールセン&シベリウス。150年と言う中途半端感の否めない記念年だけれども、コンサート、CDリリースとなかなか美味しいイベントが満載だったので、さらばをするには少々惜しい。来年はイマイチピンと来る記念年はないので、なおさら惜しいのだ。

さて、旅行にも触れておこう。

海外は、デンマーク~ドイツの1回のみ。車両ごと船で移動するICE、ドイツ国鉄史上最大のストライキと、音楽の旅なのに鉄道のインパクトが強い旅でもあった。なかなかスリリングではあったけれども、高速バスの旅もなかなかに良かった。

国内では待望の北陸新幹線開通に浮かれて、かがやきに3回乗ってしまった。金沢2時間半はホントに衝撃的だ。これまで、上越新幹線とはくたかを乗り継いで何度も北陸に足を運んできたが、距離の割には、とても時間のかかる地域だった。

北陸新幹線のうち1回は富山からの奥黒部縦走。久しぶりの北アルプス長距離縦走だったけれども、天気に恵まれて素晴らしい景色を見ることができた。8月には燕岳にも行っているので、北アルプスは2回。近年低調な登山だけれども、今年はちょっと気合を入れた。

山と言えば、2度目の屋久島。今回も宮之浦岳の山頂は真っ白だった。と言うか、ここはホントに雨が多くて、今回も前回も雨に降られまくった。しかし、沖縄ではイマイチ楽しめなかったスノーケリングが屋久島ではとても楽しめたのは意外な発見だった。

そして、圧倒的に美味しかったのが五島列島。ここは何でも旨い。何でかしらないけど、ホントに美味しいのだ。自分の行った中では、屈指の旨いもの地域。屋久島同様天気に恵まれなかったのは残念だったけれども、海も綺麗で素敵な場所だった。

その他小さな旅行もいくつかあって、相変わらず、ふらふらしている1年間だった。それはそれでとても楽しいことなんだけれどもね。

CDの購入は少し控えめ。どちらかと言うとコンサートに力を入れた1年だった。

そんな1年も今日でおしまい。良いお年を!

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多分、日本のオーケストラは、世界トップクラスの第九演奏実績を持っているはずだ。在京の有名どころをみてみると、各楽団ともに12月だけで10回前後本番があるようだ。ドイツの楽団だって、こんなにも演奏はしていないだろう。

更に凄いのが、チケットが売れてしまうこと。満員御礼のコンサートも少なくはない。ミーハーでもなんでもいいのだ。N響、都響、読響、新日フィル、日フィル、東フィル、東響、東京シティフィルが、各10公演開催したとしたら、全部で80公演。ホールの収容人数を平均2,000人とすると16万ものチケットが発生することになる。招待券も随分とあるのだろうけれども、単純に考えて、7割売れても10万を超える。

この数字は凄い。ジャニーズ並み。そりゃぁ、各楽団ともに力が入るわけだ。穿った見方かもしれないけれども、正にドル箱公演。


ただ、逆に言うと、ほかの演目をやっている余裕がないわけであって、年末の第九に興味のないマニアは、12月上旬で年内のコンサートを聴き収めてしまうことになる。これはこれでちょっとどうなのか。


それとも、これだけ第九を演奏しまくっているのだから相当レベルの高い演奏なのだろうか。であれば、ぶつくさ言っていないでいいから一度行ってみるべきだろう。さて、その辺どうなのだろうか。


そんなわけで、12月上旬で終わってしまった今年のコンサートだけれども、個人的には随分と行ったと思う。特に、秋以降だいぶ足を運んだ。数えてみると、全部で15公演。


一番印象に残っているのは、ゲヴァントハウスのブロムシュテット。指揮台に立っただけで、ここがブロムシュテットのホームなんだなと感じさせるものすごいオーラがあった。オーケストラも、観客も、ブロムシュテットに最大の敬意を示していた。


国内では、リントゥ&フィンランド放送響のシベリウスが最高に素晴らしかった。ノーマークと言っては失礼だが、ここまで素晴らしい演奏会になるとは思っていなかった。観客は少なかったけれども、その場に居合わせた聴衆の多くに深い感動を与えたことだと思う。


その他、ティーレマン&ドレスデン国立歌劇場のウェーバーの『魔弾の射手』、シェーンヴァント&デンマーク王立歌劇場のニールセンの『サウルとダヴィデ』の2本のオペラも素晴らしい音楽体験だった。ともにソフト化されるほどの注目公演だった。


今年は、好きな北欧の2人の作曲家の記念イヤーと言うこともあって、良い演奏会が多かったように思うが、それはあくまでも主観的な感想に過ぎないのだろうか。来年も良い演奏会が多いといいなぁ。

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クリスマス・プレゼント、待てど暮らせど誰からも届かず。仕方がないので自分で買う。「自分へのご褒美」とどっちもどっちの痛々しさ。いずれにしても、物欲の言い訳。

購入したのは、一眼レフデジカメ。「所詮自分の腕前だと、このくらいのカメラでも十分すぎるのだ」と斜に構えていたのだけれども、先日競馬場に行って所有のD5100の限界を知る。これはさすがにひとつ上のカメラが欲しい。

薄々そのことには気が付いていて、ちらちらと検討していたので、決意してからのスピードははやかった。折りよく、価格もズルズルと下がっていたので思い切って買うことができた。新機種でも出るのだろうか。

購入したのは、D7200。あえて、APS-C機。当然、フルサイズ機は画質がいいのだけれども、一長一短があって、自分にとってメリットが大きいのが、APS-Cだったと言うだけ。

さて、このD7200サイズこそ大きいが、D5100に比べると圧倒的に操作性が優れている。もちろん、機能面、画質面でも大きな差があるのだけれども、その辺は、色々といじってみながら感じてみたい。

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先日購入した望遠レンズを担いで大井競馬場に行ってきた。

この春に発売されたSigmaの150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryと言うレンズで、APS-Cでは、約900mmにもなる超望遠レンズ。バズーカとか、長玉とか言われる大型レンズだけれども、2kgを切る軽量型モデルである。

価格は10万円前後とこの類では格安と言えるもの。ただし、テレ側の絞りがF6.3となっており、明るさに難点がある。超望遠入門には手頃なレンズである。

と言うわけで、このレンズに慣れるために、選んだ被写体が競馬。なかなか良い練習になる被写体で、多くの写真愛好家が競馬場にはいる。

大井競馬場は、地方競馬で馬場はダート。芝の上を走る爽やかなJRAとは違い、飛び散る土埃が迫力を増す。撮影ポイントは、第4コーナー近く。迫り来る馬群を正面から撮る。三脚は禁止なので、手持ちでバズーカを振り回すことになる。

腕がしんどい。が、色々難点はあるけれども、はじめてにしては、そこそこの写真が撮れたような気がする。





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先日、タブレットを購入した。ASUSのT100-Chi。10インチでWUXGA。型落ちと言って良いモデルだが、新モデルの解像度が低いのでこちらにした。

Windows8だが、すぐにWindows10にアップグレードできるので、なんら問題はない。家電量販店では、Windows10搭載モデル!なんて書いてあるけど、何の苦もなくアップグレードできてしまうので、Windows10搭載モデルを買う意味がイマイチわからない。

T100-Chiはタブレットと言っても、着脱可能なキーボードが着いているので、小型ノートPCにもなる。優れものだ。ただ、キーボードが少し重たく、総重量が1kgを超えるのが難点。充電はマイクロUSBだが、たぶん、3A対応のケーブルじゃないと反応しない。

さて、これで自分のモバイル機器は、
スマートフォン iOS
ファブレット  Android
タブレット   Windows
となった。一通り揃って満足…と言うわけではないが、どれでも対応できるのは便利だ。

で、どれが一番いいかといわれると、個人的にはWindowsが一番しっくり来る。これまでPCで使いまくっていたので当たり前と言えば当たり前だ。使えるソフトも豊富。

とは言え、正直、どのOSもよくよく考えられていて、いまどき使い勝手の悪いOSなど存在しないと言うのが現実。Windows95なんて今考えるとえらいこと使いにくいOSだけれども、これが出たときは、画期的なことだった。素人でもPCが使えるようになり、一気にPCが普及した。

随分と進んだものだ。

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■ 岐阜へ

野暮用で岐阜へ。

岐阜と言えば、山。なんだかんだで今年3回目の岐阜入り。つっても、前の2回は飛騨で、今回は美濃。飛騨は独自の文化があって、観光名所が多いけれども、美濃は尾張の影響をもろに食っている。

かの有名な喫茶店文化だって、岐阜の辺りでは当たり前のように根付いている。反面、観光客を喜ばせるものはあまりない。時期が良ければ鵜飼を見ることができるかもしれないが、そのほかの季節は特にこれと言ったものがない。

そもそも美濃は観光地ではない。一大商業都市名古屋のベッドタウンだ。東海道線の新快速でわずか20分程度で岐阜駅に着くのだから十分すぎるほどの通勤圏となる。

飛騨と違って雪も大して降らない。「今年は雪が少ない」なんて話になっても、どことなく、「ここはどっちにしろ降らないんだけど…」と言うような、どこか第3者的な雰囲気さえ漂う。

飛騨と美濃…同じ岐阜県に行った気がしないのは毎度のことである。

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