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多分、日本のオーケストラは、世界トップクラスの第九演奏実績を持っているはずだ。在京の有名どころをみてみると、各楽団ともに12月だけで10回前後本番があるようだ。ドイツの楽団だって、こんなにも演奏はしていないだろう。

更に凄いのが、チケットが売れてしまうこと。満員御礼のコンサートも少なくはない。ミーハーでもなんでもいいのだ。N響、都響、読響、新日フィル、日フィル、東フィル、東響、東京シティフィルが、各10公演開催したとしたら、全部で80公演。ホールの収容人数を平均2,000人とすると16万ものチケットが発生することになる。招待券も随分とあるのだろうけれども、単純に考えて、7割売れても10万を超える。

この数字は凄い。ジャニーズ並み。そりゃぁ、各楽団ともに力が入るわけだ。穿った見方かもしれないけれども、正にドル箱公演。


ただ、逆に言うと、ほかの演目をやっている余裕がないわけであって、年末の第九に興味のないマニアは、12月上旬で年内のコンサートを聴き収めてしまうことになる。これはこれでちょっとどうなのか。


それとも、これだけ第九を演奏しまくっているのだから相当レベルの高い演奏なのだろうか。であれば、ぶつくさ言っていないでいいから一度行ってみるべきだろう。さて、その辺どうなのだろうか。


そんなわけで、12月上旬で終わってしまった今年のコンサートだけれども、個人的には随分と行ったと思う。特に、秋以降だいぶ足を運んだ。数えてみると、全部で15公演。


一番印象に残っているのは、ゲヴァントハウスのブロムシュテット。指揮台に立っただけで、ここがブロムシュテットのホームなんだなと感じさせるものすごいオーラがあった。オーケストラも、観客も、ブロムシュテットに最大の敬意を示していた。


国内では、リントゥ&フィンランド放送響のシベリウスが最高に素晴らしかった。ノーマークと言っては失礼だが、ここまで素晴らしい演奏会になるとは思っていなかった。観客は少なかったけれども、その場に居合わせた聴衆の多くに深い感動を与えたことだと思う。


その他、ティーレマン&ドレスデン国立歌劇場のウェーバーの『魔弾の射手』、シェーンヴァント&デンマーク王立歌劇場のニールセンの『サウルとダヴィデ』の2本のオペラも素晴らしい音楽体験だった。ともにソフト化されるほどの注目公演だった。


今年は、好きな北欧の2人の作曲家の記念イヤーと言うこともあって、良い演奏会が多かったように思うが、それはあくまでも主観的な感想に過ぎないのだろうか。来年も良い演奏会が多いといいなぁ。

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