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さぁ、音楽の街歩き開始!

まずはフェニーチェ歌劇場へ。イタオペをあまり聴かない自分にとっては、いまいちピンと来ないが、イタリア屈指のオペラ座だ。何度か消失しているらしいが、そのたびに再建され今に至る。要するに現存するものはさほど古い建物ではない。

内部の見学が出来るらしいので入ってみた。金ぴかでいかにも、イタリアの劇場と言う感じだ。そしてヨーロッパの古い劇場の多分に漏れずこじんまりとしている。ここでオペラを聴いてみたい!とちょっとだけ思ったり。なお、この歌劇場にはこの地出身のジュゼッペ・シノーポリの名を冠した部屋がある。シノーポリがヴェネチア出身なんて知らなかったなぁ。この劇場でも活躍したのだろうか。あまり聞いたことないけど。

その後、ワーグナーが通っていたと言うカフェ・ラヴェンナへ。サンマルコ大聖堂のすぐ前にあると言うことで、値段が異常に高い。しかし音楽好きならば寄っておきたい店だ。名跡の入場料だと思えばいい。
 
続いて、ピエタ院へ。ヴィヴァルディが活躍したことで有名な寺院だが、現存する建物は後年に建て替えられたもの。

って、それ以前の問題で改修工事中。無念…。続いてヴィヴァルディの生まれた家、洗礼を受けた教会、第2~3、4、5回目の家を観て回る。ほとんどの観光客がスルーする中、何の変哲もない家を撮影する…この人何なのかな?と思われてもしょうがない。

ヴィヴァルディ以外では、ワーグナーが最後を迎えた館も対岸から眺めた。ヴェネチアってワーグナー所縁の地が多いんだよね。ワーグナーの音楽ってヴェネチアには似合わないけど(笑)。

と言うわけで今日も充実した日となった。明日はどこを回ろうか。モンテヴェルディの足跡を追って、サンマルコ大聖堂の中には入ってみたいんだがなぁ…。


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ヴィヴァルディの風景を求めてヴェネチアにやってきた。

最近ヴェネチアには直行便が出来たと言う話を聞いたけれども、今回は経由便を利用。成田からまずはフランクフルトを目指す。出発に手間取ったのと、フランクフルトで予定した駐機場に入るすぐ手前で自動車事故があったせいで、到着が30分以上遅れる。なんとも珍しいアクシデントだけれども、飛行機の遅れる理由なんて何でもありだ。別の駐機場に移動するものの、地上の係員の移動が間に合わない。到着してもなかなか降りることが出来ず。当初1時間半以上あった乗り継ぎ時間は、1時間程度にまで縮まっていた。

フランクフルトで1時間は正直相当厳しい。焦る気持ちを抑えつつ急いで空港を移動する。手荷物検査を突破した所で、次に乗るヴェネチア便の出発が30分程度延びていることを知る。飛行機の時間が遅れてほっとすることなんて滅多にない(笑)。落ち着いて入国審査へ。

結局、当初予定していた時刻の1分程度前に到着することが出来た。この遅れは待っていてくれてのことかどうかは判らないけれども、無事ヴェネチアに到着することが出来た。

ヴェネチアの空港からは船で移動する。この街は自動車では入れないため、バスはほんの入り口までしか行ってくれない。船ならリアルト橋やサンマルコ広場まで運んでくれる。それに、「船で入ったほうが風情がある」と教えてもらったこともあり、迷わずこれを選択。出発してすぐは湿地帯になっていて野鳥の楽園だ。のんびりとした船なのでアジサシがフワフワと追いかけてくる。ベニアジサシっぽいが、国が変われば、別の種類もいるので何だかわからない。

1時間以上掛かってリアルト橋へ。ここからホテルまでは5分ほど。部屋は5階だがエレベータはない。ホテルにではいるするのが億劫になってしまいそうだ。

荷物を置いたら早速街歩き。夜の8時を過ぎているがまだ明るい。アカデミア橋まで行って戻ってくる。道は複雑だがなぜか迷わない。いや、迷った気がしない。街の風景は流石だ。ちょっとした隙間を切り取っても絵になる。

所々の教会でヴィヴァルディの観光用コンサートが開かれている。ちゃんと「今時の演奏」をしてるのだろうか。少し気になる。

帰りがけにレストランで食事。時差ぼけで眠たいのにがっつりいただく。明日は早速ヴィヴァルディの名所めぐり…かな?もちろんウォークマンはヴェネチアの作曲家でいっぱいだ!

楽しみ、楽しみ!

 

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暑い。ホント、暑い。天売島が懐かしい。そして、石垣や宮古よりはマシだと思って我慢をする。しかし東京の夏の暑さについて言うならば、ここ数年、以前とは質が違うようだ。南北真反対だけれども、北海道や沖縄の夏は忘れかけていた「夏」を思い出させてくれる。

思い切り外に出て遊びたいとか、外で水を浴びてすっきりしたいとか…東京ではそういう「夏」がどこかに行ってしまった。夏になるとみんな北海道や沖縄に行きたがるのがなんとなくわかるような気がする。「夏」を求めて、みんな飛行機に乗るのかもしれない。

別に回顧主義ではないのだけれども…。

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札幌は泊まっただけ。翌日はレンタカーを借りて、羽幌を目指す。海沿いの道を3時間半北上。半端なく具だくさんの海鮮丼を食べてから、フェリーターミナルへ。ここから高速船に乗る。沿岸フェリーの「さんらいなぁ2」と言う萌絵の描かれた痛車ならぬ、痛船だ。

なかなか快適な船だが、7月の3連休と言う絶好の観光日和だというのに、八重山の船とは違い、席はガラガラ。

1時間ほどで目的地、天売島に到着。海鳥の楽園と呼ばれている野鳥好きのメッカだ。子供のころ野鳥好きだった自分にとっては、ちょっとした夢の島だ。有名なのはウミガラス。その鳴き声からオロロン鳥と呼ばれ、近辺の観光地や道路にその名を冠する海鳥。しかし、実際に生息しているのは、この天売島だけ。しかも、数万羽いた個体数は一時期は一桁台にまで激減。今も30数羽しか確認されていない。

なので、ウミガラスは見られたらラッキー程度の期待。目的は、ウトウの帰巣。繁殖時期、ウトウは、この天売島に帰ってくる。ウトウは昼間は海にいるが、夕暮れとともに天売島に帰ってくるのだ。その数、100万羽弱と言われている。この壮大な景色を見に多少の観光客がこの小さな島にやってくる。自分もその一人だ。残念なことに今年は、エサが少なく、殆どの巣穴で繁殖に失敗。例年に比べて、数はだいぶ少ないそうだ。とは言え、自分を含めてはじめて見る者には、圧倒的過ぎる光景だった。

宿に泊まって翌日は、森の中を歩いたり、再び海岸を歩いたり。その昔、ウミガラスが繁殖していたという赤岩では、ナブラを望遠カメラで追っていたら、ケイマフリを観察することができた。漁をしている黒い鳥を追っていて写真に収めたら、たまたまケイマフリだった、と言うことだけど。

遊覧船が故障中で海から観察できなかったのは残念だけれども、景色も綺麗だし、素晴らしい滞在ができた。名物のうに丼を食べて、昼過ぎのフェリーで羽幌に戻る。

お次は、旭川を目指す。途中、小平の鰊番屋を見学。これはなかなか面白かった。時間もあったのでのんびり見学。心地よい道をドライブして夕方に旭川着。

翌日は評判の旭山動物園へ。あんまり白けたことを言うのもなんだけれども、野鳥の楽園を見た後に動物園に行くことはないよなぁ…。行った後に反省。野生の動物をたまに見る身としては、動物園の動物はちっともわくわくしない。いくら評判の良い動物園がもっともらしい講釈を語っていたとしても、だ。なんで、北海道にまで行って目の輝きを失った檻の中の動物を見なくてはならないのだ。

感心したのはアザラシとペンギンの見せ方。アザラシはガラスの筒の中を上下に泳ぎ回っているし、ペンギンは空を飛ぶ(?!)。

そして、この日夕方の飛行機で帰京。やっぱり北海道は面白い!











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函館から特急「北斗」に乗って札幌へ移動。所要時間は4時間。東京から青森に行ける時間だ。
特急と言ってもディーゼル車で、昨今の騒動で時速制限がされている状況。これは確かに北海道新幹線が待ち遠しい。

さて、札幌。函館はちょっとした港町だけれども、札幌はちょっとした都会だ。東京に住み慣れているとどうってことのないサイズだが、北海道の雄大な大地に住んでいる方だと、このレベルの都会は疲れてしまうだろうなぁ。

ちなみに、観光地としては…どうなんだろうか?街を見るなら何も東京から出る必要はない、と個人的には思う。

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■ 函館へ

野暮用で函館に来ている。これで3回目の函館。北海道とは言え、札幌からはだいぶ南だし、なんとはなし、北海道感が薄い。方言がないと言われている北海道だが、地元の方の話だと、函館には方言があるそうだ。曰く、しょっぱい川の向こう側、要するに青森の影響が強いという。

そのしょっぱい川の向こう側から、いよいよ新幹線がやってくると言うニュースが、最近もネットに載っていた。いわゆる北海道新幹線。とりあえず、終点はここ函館。新函館北斗駅と言う名前だそうだ。東京駅に新函館北斗行きのアナウンスが流れる。

所要時間は4、5時間と言った所だろうか。流石に行くとしたら、飛行機のほうが楽。旅行をする分には、北海道内をサクサクっと新幹線でつなげて欲しい。兎に角移動が大変なのだ。飛行機もろくに飛んでいないのだから。

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ヴォーン・ウィリアムズはとってもローカルな作曲家である。ラヴェルに師事しているにも拘らず、あまりにもイギリス色が強いのだ。そう言う意味では、国民楽派的な作曲家と言えるかもしれない。それが魅力ではあるんだけれども、ほかの地域での受容が進んでいるとは言い難い。

出てくる録音もほぼイギリスのオーケストラによるものばかり。イギリス以外の国のオーケストラが演奏している場合であっても指揮者はイギリス人。これまで自分が知っている録音はすべてそうだった。

が!ここにきて、想像もしなかった国のコンビによる交響曲全集がリリースされた。ロジェストヴェンスキーとソヴィエト国立文化省交響楽団によるもの。もちろんメロディア。

ロジェストヴェンスキーは言わずと知れたロシアの名(迷)指揮者。BBC交響楽団を中心に長くイギリスで活躍していたので、一応、ヴォーン・ウィリアムズへの理解があり、ライヴだが録音も残っている。

ソヴィエト国立文化省交響楽団は、1982年に全連邦オペラ・シンフォニー・オーケストラを再編成する形で結成されたオーケストラ。国内の有名オーケストラから優秀な演奏家を引き抜いて結成された、当時のスーパー・オーケストラだった。その名が示す通り社会主義らしい国家の手厚い保護のもと、活発な活動を行っていたが、ソ連の崩壊と共にロジェストヴェンスキーが活動の拠点を海外に移し、これをきっかけにこの名称での活動を停止している。その後、モスクワ・シンフォニエッタ・カペレと言う名前で、形を変えて活動は続けられたものの、録音もなく低迷した時期を送った。現在はロシア国立シンフォニー・カペレと言う名称に変えて活動を続けており、ロジェストヴェンスキーの後を受けたポリャンスキーと共に、シャンドスに録音をするまでに復活を遂げている。どういうわけか、シャンドスの表記ではロシア国立交響楽団とされているが、例の有名楽団とはもちろん別物である。

さて、この録音。時期は、1987~1989年。当然ステレオではあるものの、アナログ録音と言うのがソヴィエトっぽいところ。そして、なぜかライヴ。ヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集をライヴ録音したのって、このコンビがはじめてじゃないだろうか。いや、そんなことよりも、ソヴィエト人にヴォーン・ウィリアムズを聴かせるって…しかも、交響曲チクルス。ロジェストヴェンスキーは何をしたかったのだろう(笑)。

この全集が何時リリースされたのかはわからないけれども、ここ20年ほどはリリースがなかったと思う。ただ、何故か、海の交響曲(第1番)だけはイギリスのOlympiaからリリースされていた。これはなかなか個性的な演奏で知られており、あれこれと探して入手したものである。

今回のリリースでは、ロンドン交響曲(第2番)以降も聴くことができる!さっそく、何曲か聴いてみる。一言でいうならば、やはり、個性的。イギリスの風情なんてものは、どっかに置き忘れてきたような演奏。そりゃ、こっちだって、そんなもの期待してはいないわけだけれども(笑)。例えば、ロンドン交響曲。ちっともロンドンの風情が感じられない。鉄のカーテンの向こう側の聴衆を相手にして、ロンドンの情緒を語ったってしょうがない。じゃぁ、好きにやらせてもらう、って感じだろうか。曖昧模糊としない輪郭のはっきりとしたメリハリの利いた演奏だ。朝の靄なんて存在しない。田園交響曲(第3番)も同じ調子で進めていく。ヴォーン・ウィリアムズを退屈に感じる人には良いのかもしれない。ヴォーン・ウィリアムズ好きにとっても新しい発見のある演奏だ。第6番のようなイギリス的ではない作品では、余計な先入観なくロジェストヴェンスキー節を楽しめばいいだろう。

それにしても、オーケストラが上手いのがなんだか、悔しい(笑)。なんだかんだ言っても、この迷盤の復活は喜んでいい。やっつけ感漂うジャケットにイギリス感が全くないのもまたご愛嬌だろう。



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日曜日の午後便で宮古島から帰ってきた。直後に台風がやってきたのだけれども、どうだったんだろうか。無事を祈るばかりである。

さて、滞在中何をやっていたか。まず、八重干瀬と言う大規模なサンゴ礁でシュノーケリングをやってみた。山屋(と言うほど熱心に山に登っているわけではないけれども(汗))、海に潜る…綺麗だ。だけど、1回でいいな。また海に潜ってみたいとは思わない。日本アルプスには何度も足を運びたいけれども、シュノーケリングはもういい。ツアーに乗ったので、これで1日が暮れてしまう。

良かったのは最終日に行った東平安名崎。コバルトブルーの海に突き出した細長い岬だ。西側にはサンゴ礁も広がる。海に点在する岩にはエリグロアジサシのコロニーになっているようで、いく羽ものエリグロアジサシが、透明感のある海の上をひらりひらりと舞っている。遠目に見ると真っ白な鳥だが、よく見るとその名の通り襟元にかけて黒い筋が入っている。このワンポイントが、とてもこの鳥の外見を爽やかなものにしている。エリグロアジサシの容姿は何とも南のきれいな海に似合うのである。それはまるで一幅の絵のようでもある。

岬の先端には灯台もあって、ここからの眺めも良い。宮古島に行ったら外せないスポットじゃなかろうか。

何だろうなぁ、やっぱ、海って潜るものじゃなくて、眺めるものなのかなぁ。少なくても自分は、そういう感性だと認識。つか、鳥好きなんだよね、基本。詳しくないけど。潜ったら鳥見られないじゃんね。

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■ 宮古島へ

野暮用で今度は宮古島に来ている。宮古島への直行便は良い時間帯がないので、那覇乗り継ぎとなる。乗り継ぎ…めんどい…。那覇空港での1時間半の無駄な時間の後、宮古島へ。13時に羽田を出て、着いたのは18時。

食事をして、早速星を見に行く。サトウキビ畑の中で、夏の大三角を見る。天の川もはっきり見える。その対岸に彦星と織姫。そう言えばそろそろ七夕だ。そんなことを考えながら、シャッターを切る、ボーっと眺める。それの繰り返し。

夜遅いというのにあっという間に時間が過ぎていく。どこかでコノハズクが鳴いている。南の島で見る星空、どことなく風情があるものだ。

 

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昨日、16時石垣空港発の便で羽田に帰ってきた。石垣空港は行く人来る人で大賑わい。この小さな空港に続々と飛行機が発着する。す、すごい…。旧空港も利用したらいいんじゃなかろか。

最終日は石垣島を一周した。離島ターミナルのある中心地を出発して、川平湾や最北端の平久保崎を経由した後に石垣空港に到達するルート。青い空、青い海、そして大量の「わ」ナンバー(笑)。この島の車の何割がレンタカーなんだろうか。

旧跡には乏しいが、一大観光地。確かに魅力がぎっしり詰まった島である。



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