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「ポップスは音楽の大量生産大量消費」みたいな話を聞いたことがあったと思う。どんどん音楽を供給して、あっという間に飽きさせて…みたいな話だったかな。ポップスのシーンも多様化が進んで、TVが音頭を取って、大衆が右向け右をするような時代ではなくなり、いわゆる「流行歌」はなくなっていくんじゃないかと思うんだが、それはそれ。相も変わらず、大量の音楽がどんどん世の中に出ていき、そして、消費されていく。ちょっと前の音楽はもう、「時代遅れ」扱いになり、飽きられ、あるいは「昔は良かった」と崇め奉られる。

一般的にはこう言うのは批判的に語られるんだが、個人的に、これはこれで別にいいんじゃないかと思っている。そう言う楽しみ方があったって良いじゃないか。楽しければそれでよし。音楽なんだし。

で、だ。こう言う、流れの対極にあるのが、我らがクラシックだ。何百年も、人々に聴き継がれ続ける偉大な芸術…とかな。大嘘。大量生産大量消費?負けない。俺たちには古典派、バロックがある。逆に言えば、「俺がいなくなっても作品は永遠に!」なんて、大それたことを考えて作曲し始めちゃったのはロマン派以降。それ以前は、バンバン音楽書いて、バンバン消費しましょう!ってな感じだった。たった1回の演奏会でしか使われなかった曲だってたくさんある。だから作曲家だって、大量に曲を書いて使い捨てし続けた。モーツァルトみたいに自作のリストを作っていた人は珍しいくらい。それで、現在まで聴き継がれている作曲家はごく少ないという状況になった(涙)。

さて、前振りが長くなったが、今日のお話は、そんな古典派の作曲家、ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー。ウィーンのシュテファン大聖堂の楽長を務めた人物である。ベートーヴェンも師事した当時の大物作曲家であるが、古典派の作曲家だけあって、大量の曲を書いて、今ではすっかり忘れられている。

多少演奏されるのがハープ協奏曲とトローンボーン協奏曲だそうだ。おいらは知らない。あと…インパクトがあるのが口琴のための音楽。え?口琴?なにそれ?と言うわけで買ってみた。口琴、ヴィオラ・ダ・ガンバと弦のための協奏曲。古楽器チェリストのクリストフ・コワン率いるアンサンブル・バロック・ド・リモージュの演奏。

聴いてみる。冒頭、なんてことのないありがちな古典派音楽が鳴りはじめる。うーん?と思っているとそこにビヨヨヨヨヨヨ~ンと何とも、脳天気な響きが。何なんだろう、このオーケストラからひときわ浮いた感じは。音楽は、淡々と進んでいくが、第3楽章では超絶技巧っぽい技も披露してくれる。たぶん難しい。これ、ホントに古典派の時代に響いていた音楽なんだろうか。バックの音楽は平凡な古典派音楽なのに、ソロ楽器の音だけが変に斬新。当時の人の感想を聞いてみたい。

つか、口琴ってこの時代では一般的な楽器だったんだろうか?例えば、アルブレヒツベルガーはトロンボーン協奏曲が多少知られているって書いたけど、この時代より前、トロンボーンは教会で使われた楽器だった。だから、一般的にオーケストラには入ってこない(逆に更に昔はヴァイオリンの類は大衆楽器だったので教会音楽には入れなかった)。よく知られた楽器だけど、普通の音楽に入ってくるのは珍しい…と言った感じで、トロンボーン同様、口琴も別の用途でこの時代に使われていたのだろうか。今じゃ、珍しいよなぁ、たぶん。調べてみるか。

なお、このCD、斬新なデザインのケースに入っているので、興味があったら是非。ってお勧めの理由はそこか。併録の曲は古典派マニア向け。モザイク四重奏団が参加しているのがうれしい。

albrechtsberger.jpg







 

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