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NHK交響楽団の首席指揮者にパーヴォ・ヤルヴィが就任することになった。2015/16シーズンから。

えーっとぉ…これはどこから突っ込んだらいいのかわからないが、とりあえず、役職から。首席指揮者ってなっているんだが、これは何なのか。各楽団によって指揮者の役職名は違うとしても、N響ってどんなだっけ?よく覚えていないんだが、首席指揮者と言う役職名は、N響としては、やけに目新しく見えたので、調べてみた。

結論は、こちらのホームページを見れば、一目瞭然。N響の指揮者には、一貫した役職名はない。名誉指揮者、桂冠指揮者はともかく、常任指揮者、正指揮者、音楽監督と言った一見、その楽団を統べる役職名が、不定期的に出てくる。これを見て思い出した。デュトワが常任指揮者に就任した時に、「久し振りにN響に常任指揮者!」みたいな話を聞いた。これ、ちょっとした話題になっていたと思う(忘れていたけど)。で、おいらは、ウィーン・フィルみたいな体制を取っていたのかと思ったんだが、常任指揮者でなくても指揮者の役職はやたら多くって、これはこれで独特な体制だったのだ。デュトワの場合、常任指揮者と言う役職名でなくて、「一人の指揮者を中心に活動を行うこと」が久し振りで話題になったわけだ。現に、デュトワは2年ほどで常任指揮者から音楽監督になっている。

それで今回のパーヴォ・ヤルヴィである。首席指揮者。先ほどのホームページを見る限り、初登場の役職名である。彼は一体何をやるんだろうか…。つか、どういう決まりでこうも複雑なこととなったのか。

続いて、何で、パーヴォ・ヤルヴィ?と。良いんだけどね、良い指揮者だし。定期的に彼の演奏が日本で聴けるというのは、聴衆としては、嬉しい限り。だけど、しつこいようだけど、何で?

N響に客演した回数が少ないし、そもそも、音楽性が真反対じゃないだろか。N響はドイツ・オーストリア音楽が得意、パーヴォ・ヤルヴィも評価が高い…と言っても、ピリオド奏法を取り入れて、尖鋭的な演奏をするパーヴォ・ヤルヴィの指揮って、保守的なN響に合うんだろうか。ヨーロッパのオーケストラに比べて日本のオーケストラって恐ろしく保守的で、未だに1980年代までの響きを守り続けている感がある。パーヴォ・ヤルヴィによって、ヨーロッパの新しい風が少しでも吹き込んでくれれば有り難いとは思うけど、ドイツ・カンマー・フィルとのベートーヴェンを聴く限り、あの指揮にN響が付いて行けるとは…。

それと、もう一つ、突っ込みどころ。パーヴォ・ヤルヴィ忙しすぎじゃないか?パリ管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、ドイツ・カンマー・フィル…この3つでも異常事態なのに、加えて、東の果ての日本でどんだけできるのか。パーヴォ・ヤルヴィの凄いのは今掛け持ちしている3つの楽団で、上手く振り分けて演奏・録音活動をしているところ。それで、N響はどういう立場になるのだろうか。今後、ほかのヨーロッパのオーケストラにも呼ばれるだろうしなぁ。録音がお世辞程度に1つ2つ出ておしまいになると言うのは避けたい。デュトワの時のように。

まぁ、何はともあれ、楽しみにして待とう。まだ先の話だけれども。

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