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ベートーヴェンの交響曲第8番が好きである。人気の7番と最後の大作9番に挟まれた息抜き的な作品だとか、古典派にやや後退した作品だとかと言う人も多いんだが、なかなか侮れない作品だ。もちろん、ちょっと評価されていない作品を評価することによって通ぶるつもりはない。むしろ、8番はその地味な存在感とは裏腹にシンプルでノリの良い作品で、クラシック初心者向けの作品だと思っている。演奏時間も短いし、ゆっくりした楽章もなく一気に突っ走っていくわけだから、「クラシックの長さ」が苦になり難い。

さて、この8番誰の演奏を聴くべきか。もちろん、名演は多いんだが、遅ればせながら最近になって漸く聴いた、パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの演奏が特に素晴らしかったのでここのところよく聴いている。簡単に言うとピリオド奏法を取り入れた目の覚めるような切れ味鋭い響きが心地よい快演。ヨーロッパの音楽界ではこうしたピリオド奏法を取り入れた演奏は、珍しいことではないのだが、それにしても、これほどまでに、ピリオド奏法が効果的に決まったベートーヴェンは珍しいのではないか(あまり多くは聴いていないけど)。20世紀的なベートーヴェンとは一線を画す、無駄のないすっきりとした突っ走るベートーヴェン。クライバーに録音がないことが悔やまれた曲だが、これがあれば、ま、いっか…。

ちなみに、この演奏、DVDが出ているので、映像でも楽しむことができる。冒頭、オーケストラが恒例のチューニングをしないのは何で何だろう?楽屋でやっとけばいいじゃんと言う効率主義なんだろうか。楽団員に続いてさっさと指揮者が登場するので、待たないコンサート(笑)。映像も素晴らしいんだが、BDではないのが残念。CDはSACDハイブリッド盤なので高音質で楽しめる。メジャーレーベルで、SACDは最近こそ増えてきたが、この録音が出たばっかの頃は珍しいかも。

paavojarvi-beethoven8.jpg







 

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