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スティーヴ・ライヒ:管楽器、弦楽器、鍵盤楽器のための変奏曲

いかにもクラシックなタイトルに辟易…クラシックって難しい!!と言わせるためみたいなタイトルだ。だけど、ライヒ。テクノミュージックに多大な影響を与えたミニマルなひと(って言うけど、HMVの同時購入商品はほぼクラシックだけどな)。もちろん、この曲でもミニマリズム爆発のループ地獄が待っている。

買ったのは、江戸でエド・デ・ワールト&サンフランシスコ交響楽団。フィリップスに録音した定盤っぽいやつ。ジャケットの建造物が絶妙にミニマルっぽい。うまいじゃないか。

カップリングは、ジョン・アダムス。ループ地獄から逃げ出せるぜ!とか、思わない。甘いよ?だって、タイトルが“Shaker Loops”(揺れる音型の輪)。そう、アダムスも有名なミニマルの人だった…。まぁ、ミニマル好きだから良いんだけど…つか、だから買うわけで。

でも、なんか、ミニマル・ミュージックって聴き終わると負けた気分になるんだよね。「あれ?退屈だ…と思っていたのにいつの間にか終わってしまった…」と思って、時計を見ると、1時間が経過していたり。退屈な1時間を過ごさせられてしまったような。だから、いつも途中で聴くのやめてやろうと思うんだけど、聴いてしまう。

心地良い退屈感とはよく言ったもので、そう言うことなんだろうなぁ。ノリが良いと言えば凄くノリの良い音楽だ。どんどん、しこたま聴いていきたい。そうして、人生を浪費していく…。ああ、HMVで何枚か、ポチッとしてしまった。

ライヒって?と言う方は、Wikipediaより
ansaikuropediaの方が判り易い。いや、冗談抜きで。あーだこーだ、解説されるより、ミニマルをよくあらわしていると思う。秀逸。

reich-variations.jpg







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