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先日、このブログで書いた、終戦間際のフルトヴェングラーの記録、続編ってわけじゃないんだけど、今日、1945年1月28日のブラームスの交響曲第2番(ウィーン・フィル)と1月23日のブラームスの交響曲第1番(ベルリン・フィル、4楽章のみ)がHMVから届いた。とりあえず、前者を聴いている。

このCDは2004年のフルトヴェングラー没後50年にあわせてリリースされたものだが、演奏自体は以前から何度か、CDやLPで復刻されているんじゃないだろうか。今回のレーベルはARCHIPEL DESERT ISLAND COLLECTIONと言う、ヒストリカル録音のレーベル。1,000円以下の廉価盤だが、音質は悪くはない。フルトヴェングラーの戦中のラスト・コンサートである旨、ジャケットに掲げられているが、記載の通り、1月28日のコンサートであるならば、ラストではない。次の日も演奏している(笑)。まぁ、それは細かいこと。だけど、翌月のスイスでの演奏ってのは、戦中にならないのだろうか?亡命した後だから、戦中ではない、と言う解釈なんだろうか。ちなみに、スイスでのコンサートでは、スイス・ロマンド管弦楽団とは放送用のライヴもあったみたいなんだけど、この録音はあるんだろうか。

録音の経緯等細かいところは、以前ブログに書いたので割愛しよう。で、演奏なんだが、これはもの凄い。1楽章から早めのテンポで前のめりに追い込んでいって、終楽章になってさらに凄い勢いでたたみかける。もちろん、勢いだけではない。休符の間も一瞬息ができなくなるほどの緊張感がある。多分に先入観が入りこんでいることへの批判を承知で言うならば、不安な時代の焦燥感とか、緊迫感が力となって音楽になっているのだろう。以前の記事でも書いたが、そういう感情移入は演奏家にもあるはずで、単なる先入観だと片付けるわけにはいかないと思う。何れにせよ、この演奏のもの凄い気迫には息を呑んでしまうこと請け合いだ。要注意、呼吸困難。カップリングは1943年収録のブルックナーの交響曲第6番(1楽章欠落)。こちらはあまり褒められた音質ではない。


furtwangler-brahms.jpg
 





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