今年はマーラー生誕150年である。そして来年は、没後100年。2年連続のアニヴァーサリー。マーラーは必ずそうなる。クリスマスの前日に誕生日があるのと同じくらい勿体ない。と思うか、まとまっているから、大いに盛り上がる!と思うかは、考えようである。
さて、今年に入って、そのせいかどうか、マーラーに出会う機会が多い。2月にムジークフェラインでフェドセーエフ&ウィーン響で交響曲第5番を、昨日はサントリーホールでインバル&東京都交響楽団で交響曲第3番を聴いた。そして、6月にはミューザ川崎でインバル&東京都交響楽団で交響曲第2番を聴く予定である(あくまで予定)。それから、出来れば11月にゲルギエフ&ロンドン交響楽団で交響曲第1番を聴きたい。
まぁ、この2年でマーラーのコンサートを聴きまくろうと思うのだ。出来れば全曲…と言いたいところだけど、あまり、そこんところは肩肘張らないで行きたい。好きな作曲家、ハイドン、モーツァルト、メンデルスゾーンのときはそんなにアニバーサリーでコンサートに足を運ぶようなことはなかったんだけど…なぜかマーラーでがんばる(笑)。行きたい演奏会が多いってのもあるんだよね。インバル&東京都交響楽団のマーラーはホント凄いし、ゲルギエフ&ロンドン交響楽団は、交響曲第1番の前がシベリウスのヴァイオリン協奏曲(ソロ:諏訪内晶子)と言うおいら垂涎のプログラムなのだ。
残念なのは、東京都交響楽団に6月以降来年の3月までマーラーのプログラムがないこと。このアニバーサリーにマーラー・オーケストラに期待するところは大きいんだけどなぁ。しかも、このペースでいってEXTONの全集は完結するんだろうか…。いや、全集になるかどうか知らないけど(汗)。
期待が大きいのは来年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。マーラーも対象範囲内のはず!そして、東京都交響楽団はホストっぽい立場のような気がするので、絶対何かやるはずなのだ。インバル出ちゃうのかなぁ。定期公演でも勢いよくチケットが売り切れて、毎回、満員御礼状態だから、凄まじいチケット争奪戦になることは確実。普段はガラガラっぽい演奏会ですらLFJだとチケット争奪戦になるもんなぁ。毎年、チケットの売り方が違うのも不安要素。でも楽しみにして待ちたい。まぁ、同じプログラムを別でサントリーやミューザでやってくれるんなら高くてもそっち行くかもだけど。
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