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ホテルの朝食をそこそこにしておいて、朝の街へと踏み出す。目的はフォー・ボー。雑踏をかけわけ、歩くこと10分弱。細い街路を入ってすぐのところにあるお店へ。座るとまもなく勝手にフォー・ボーが出てくる。忙しい時間にわけのわからん外人の注文などいちいちとっていられないと言う風情だ。入り口ではお店のおばちゃんが何か怒鳴っている。入ってのっけからびびらせてくれる。でも、フォーは美味いのだ。美味いは正義。

この日はひたすら街歩き。この街のすさまじい喧騒は、疲れるけれども、ワクワクする。非日常の緊張感が、とても楽しいのだ。非日常こそ旅行の醍醐味だ。市場に寄っても、日本のそれとはだいぶ異なる。なんでさ、商品の上で寝ているんだよ…とか、ね。日本の常識が通じないこの国を歩くことはとても刺激的だ。店番の人の爆睡率の高さについては、流石に一言物申してもいいんじゃないかと思うけど(笑)。

昼は、再度、ブン・チャー。お盆の上に香草とブン(麺)と汁が入った器が一緒に乗せられてくる。強烈な見た目。喧騒の中でブン・チャーをたいらげる。やっぱりハノイのブン・チャーは美味しい。インパクトもなかなかなので、旅行者にも好評のようだ。

街歩きのひと休憩は、街角のカフェでシン・トー。シェイクっぽいデザートだが、果物大国だけあって、ほぼ果物の味で付け加えた甘みは感じられない。個人的に好きなのは、マンゴー。シン・トー・ソーアイと言う。贅沢にマンゴーを使ったシン・トーが200円程度。安い。

夕食は、シーフードが食べたかったのでタクシーで足を伸ばして街外れの店へ。ベトナム語オンリーの軽い旅行者である自分にはレベルの高い店。海老の蒸したものや小さいイカの料理、それからカニのほぐし身と春雨の料理を注文。海老のレベルの高さは流石。美味い。

夕食後いったんホテルに戻り街中の隠れ家的なカフェへ。チェーを食べようかと思ったんだけれども、やっぱり、シン・トー・ソーアイ(笑)。その後は夜の街を右往左往。路上の居酒屋を横目にホテルに帰着。

歩きすぎたかも…。

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朝からホーチミン廟を目指す。見学するためには入り口から長い列に並び、途中でカメラを預け、軍隊に監視されながら進んでいかなければならない。ホーチミン廟は無機質で巨大な建物だ。中に安置されたホーチミンの周りを数人の軍人が拳銃を抱えて微動だにしない。各国の観光客が自由に闊歩し、日本の資本も流入しているこの国で、リアルに政治的なベトナムを感じられる場所と言えるかもしれない。

ホーチミン廟の次は、世界遺産タンロン遺跡へ。ここは修学旅行生がほとんど。たまにいる観光客の殆どは日本人だ。街中にいる観光客は、多種多様な国籍の人たちだが、ここは圧倒的な日本人率だ。遺跡としては大した景色ではないのだが、世界遺産という付加価値に日本人が寄ってくる(自分も含めて)。どうも日本人はほかの国の人たちに比べると世界遺産という言葉に弱いようである。

タンロン遺跡のあとは、ソイ・ガーを食べて、昼食とする。ソイはおこわのこと。ガーは鶏肉。要するに鶏おこわ。もち米の上に、蒸した鶏肉を割いたものが乗っている。味付けは魚醤ベースの甘辛いたれ。これが結構美味しいのだ。メジャーではないがハノイの隠れた名物料理だ。その後はスーパーマーケットを見たりお土産屋さんを見たりと、街歩きを楽しむ。日中は暑いせいかバイクも少なく歩きやすい。

夕食は日本人に人気のベトナム料理何でもの料理屋へ。店内はほぼ日本人オンリー。味付けも日本人向けで食べやすい。強烈なインパクトはないが、本場過ぎるベトナム料理が苦手な人には助かる一軒ではないだろうか。

個人的にはこれだけでは面白くないので、ホテルの近くにある人気のフォー・ボーのお店へ。ベトナム人が並ぶ、白人も並ぶ。席の半分は路上。カオス!フォーは、ベトナムうどんと言う人もいるけど、うどんではない。米の麺。同じ米の麺のブンとは違い細いきしめんのような形状の麺だ。ベトナム料理の中ではもっとも有名なものではないだろうか。本場はここハノイ。牛肉の乗っているフォー・ボーと鶏肉の乗っているフォー・ガーがメジャー。

フォーの後は前日に引き続きホアン・キエム湖へ。日曜とあって人では更にすごい。汗だくで帰ってきてシャワーを浴びた後は実に気持ちがいい。水分補給を欠かさないようにして、楽しむようにしないと…。

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じっとしていてはいけないゴールデンウィーク。飛び石連休もなんのその。5月3日は出国のピークだそうで…。とはいえ、早朝だったせいか、羽田空港国際線ターミナルはさほどの混雑をしていなかった。

目的地はベトナムの首都ハノイ。ベトナムはこれで3回目となるが、北部は初。羽田発のANAの直行便が3月から就航したと言うことで、早速これを利用してみたのだ。南部のホーチミンよりはだいぶ日本寄りなので時間は短くてすむだろうと思っていたのだけれども、羽田の出発便が多く、なかなか飛び立てなかったのと、向かい風が強かったせいで、5時間半ほど掛かってようやく、ハノイ・ノイバイ空港に到着。ANAの国際線は始めて搭乗したのだけれども、国内線と何も変わらず。そりゃ、当たり前なんだけれども、このまま高知空港にでも到着してしまいそうな緊張感のなさ。この日常感が落ち着くと言えば、そうなのだが。

ノイバイ空港は首都の空港としては小さめで、現在新ターミナルが日本の協力のもと、建設が進められている。

空港からハノイまではタクシーが手っ取り早い。ぼったくりタクシーが多いので、ホーチミンでもよく見かけたマイリンを探してハノイのホテルに向かう。空港を出てからしばらくは平和な道路が続く。バイクも少ない。しかし、市内に入ってくると一気にカオスの度合いが増す。接触ぎりぎりにエキサイティング走行、バイクの割り込み、鳴り止むことのないクラクション…ああ、ベトナムだな、と言う街の風景だ。

繁華街の中にある小奇麗なホテルに到着。若い運転手は若干迷っていた様で危うい運転だったけれども…。とりあえず、近くのブン・チャー屋で遅めの昼食を済ます。その後、ホテルでうたた寝。夕方に今度は、ブン・ボーを食べる。ブン・チャーはハノイの名物で、付け麺だ。ブン・ボーは南部の料理で、汁なしの混ぜ麺。両方とも有名なお店で観光客も多いが、ベトナム庶民的な洒落気のない内装。プラスチックの器に、安っぽい椅子、テーブルの下にはゴミ箱(ただし、床にもごみは散乱している)…如何にもな風景だ。

夕食の後は、ホアンキエム湖へ。湖を一周、湖岸にライトを張り巡らしていると言うなんとも安っぽい演出が印象的(笑)。この辺はハノイでも栄えている場所らしくて、バイクの群れが道を埋め尽くしている。写真をパシャパシャとって、ホテルに戻る。

さて、明日は何を見ようか。

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■ 帰国!

バグパイプの響きを2階建てバスの2階で聴きながら、エジンバラ国際空港へ。ここからアムステルダムを経由して、北京へ。ここで入国審査、税関、ターミナル移動、チェックイン、出国審査、手荷物検査を経て、ようやく成田便に乗り込む。乗り継ぎだけで、とんでもない手間がかかる。ちなみに、アムステルダムは、手荷物検査だけだ。

ようやくたどり着いた成田は18時過ぎだというのに暗くなりつつあった…って、あれ?この感覚おかしいぞ。たった1週間だけど、21時過ぎに漸く夜闇に包まれはじめるスコットランドに慣れてしまった。

さてさて、明日から平日。スコットランドじゃないけど頑張ろう。

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再びエジンバラ

グラスゴーからエジンバラに戻る。まだ観ていなかったエジンバラ城やスコットランド議会、ホリルドー宮殿を見学。エジンバラ城は大混雑。チケットを買うのに30分待ち。出る頃には列が更に長くなっていて、1時間くらいは待たされていたのではないかと思う。

エジンバラ城は、ほかのヨーロッパの宮殿的なお城と違って、戦争用の砦としての役割が強い。と言っても、スターリング城ほどではないけれども。これは、エジンバラとかスターリングがスコットランドとイングランドの戦いの重要地点だったことを表している。

エジンバラ城を出るとデモ隊。何を主張しているのかは、明確にはわからなかったけれども、イングランドへの反感だけはあらわ。未だにこの国は、独立への希望を捨ててはいないみたいだ。

スコットランド議会は1997年に開設されたもの。着々と独立への準備を進めているのだろうか。建物そのものは近代的で、歴史的建造物のあふれるエジンバラの街では異色の存在。無料で中にまで入ることができる。

ホリルード宮殿は、エリザベス女王の避暑地。ここを一般公開している。歴史的な史料も豊富でなかなかの見ごたえだ。クラヲタ的には、隣接して残された教会(廃墟)が、メンデルスゾーンの交響曲第3番『スコットランド』所縁の建物と言うことで興味深かった。

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グラスゴーは朝から雨。風もあって、積極的に動き回る気になれない。ほぼ昼食後から行動開始。

観光はグラスゴー大聖堂、ケルヴィングローヴ美術館&博物館、それから、グラスゴー大学の中をちょっと散策した。グラスゴー大学のすぐ脇を護岸整備もされていない川が流れていて驚く。まるで森の中のよう。

夜は、コンサート。シティ・ホールでクリヴィヌ&スコットランド室内管弦楽団。メンデルスゾーンの序曲『美しいメルジーネの物語』から始まり、シューマンのピアノ協奏曲(Pf ゲルネル)、休憩を挟んでベートーヴェンの交響曲第7番。ホルンとトランペットはピリオド楽器。当然、演奏スタイルもピリオド系なのだが、奇を衒うことはあまりない。オーソドックスに勝負してくる。モダンのオーケストラに比べればテンポも速く、切れ味も鋭い。小気味のいい演奏だ。シューマンの終楽章くらいから一気にエンジンが掛かってきて、ベートーヴェンは熱気に溢れた演奏となった。今日もいい演奏に出会えて、満足。

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朝から今にも雨が降り出しそうなどんより曇り空。今日は、スターリングを目指す。グラスゴーから早い電車に乗れば、20分ちょっとで着いてしまう。ここの見所は、スターリング城とウィリアム・ウォレス・モニュメント。まずは、ウィリアム・ウォレス・モニュメントを目指す。駅からバス&徒歩。小高い丘の上にあり景色は抜群。スコットランドの英雄、ウィリアム・ウォレスの剣などを見ることが出来た。次にスターリング城。ヨーロッパの城って宮殿ぽい所が多いんだけれども、ここは戦闘仕様。完全に城砦。スコットランドとイングランドの戦争では必ずと言っていいほど出てくる城だ。ずらりと並んだ大砲、高い城壁…。美しさよりも凛々しさばかりが目立つ城だった。

夜からケルヴィングローブ博物館&美術館でサヴァールとエスペリオン21のコンサート。お題は皇帝たちの音楽。ラ・フォリアを中心に据えたプログラミング。ノリのいい音楽の合間に哀愁漂う曲が挟まり、極上の空間を作り出していく。装飾の美しいホールに古の響きが満ち溢れていく。流石の出来。

なお、夜からは雨が降り出してしまっていた…。

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今日はのんびり朝ごはんを食べて、10時過ぎにスコットランド国立博物館へ。自然科学から歴史、産業、スポーツ、芸術まで多岐にわたるジャンルの展示が魅力的。音楽好きには、入ってすぐのところにあるアイリッシュ・ハープが見もの。他では、初のクローン羊ドリーの剥製がメジャーな展示物かな?

午後からグラスゴーに移動。エジンバラから電車で1時間弱。産業革命発祥の地として知られるスコットランド最大の都市だ。ただ、近代的な建物も多く、エジンバラのような古都とは少し雰囲気が異なる。

さて、今日はここで、コンサート。ジョルディ・サヴァールとアンドリュー・ローレンス=キングたちによるケルトのヴィオール音楽。少し前にリリースされて評判になったあのCDのコンサートである。会場は、グラスゴー大学の教会。20世紀初頭に建てられたものらしいが、なかなか趣がある。

演目は、オ・キャロランやプレイフォード、それにスコットランドやアイルランドのトラディッショナル音楽が並ぶ。この場所で、この教会で聴く、サヴァールのケルト音楽。極上。高い天井に響き渡る、サヴァールの滋味溢れる音楽。何とも素晴らしい音楽体験が出来た。

帰りは地下鉄。ロンドン以上に狭い車内にびっくり。ホームも狭い&短い。ところ変われば、こんなこともあるのか。

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寝坊した。慌てて準備をして、エジンバラ・ウェバリー駅に向かう。朝食を買い、8:35発インヴァネス行きに飛び乗る。パースを経由して2時間弱。やってきたのはピトロッホリー。人口3000人にも満たない小さな田舎町だ。ハイランドの入り口に位置するこの町はスコットランドの軽井沢的な存在。夏目漱石がロンドンに留学しているときに、休暇を利用して訪れていた場所だそうだ。

小さな鉄道駅を出て、すぐにメインストリートに出る。可愛らしいお店の並ぶ通りだ。5分も歩くと繁華街は終わる。この辺りにインフォメーションセンターがあり、地図を貰うことが出来る。向かいのアウトドアショップでレンタサイクルも出来るらしいが、時間もあるので、のんびり歩いてみることにする。

目指すは、エドラダワー蒸留所。スコットランドで一番小さな蒸留所。と言うことは、ここのスコッチウィスキーはなかなか手に入らないと言うことになる。ガイドブックの写真も綺麗なので行ってみることにした。

駅からは約4kmの道のり。写真を撮りながら約1時間、羊の放牧された牧場の間を歩いていく。この辺りはとにかく自然が豊富で、電車の車窓からも雉や鷹、ウサギにシカ、リスが飛び回っているのが見えた。イメージどおりのスコットランドの田舎町。遠くには、残雪を戴いた山が見える。蒸留所までは、上り坂だが冷たい風が吹いているので、苦にならない。

少し道を間違えたが、何とか蒸留所着。綺麗な小川、川辺のお花畑、その隣に、白壁と赤い扉の可愛らしい建物が並ぶ。とても絵になる蒸留所だ。入り口を入ると、「ツアーに参加するか?」と聞かれたので、そのまま参加。そのつもりはなかったんだけど(笑)。

まずはウィスキーの飲み比べをしながら蒸留所案内のビデオを見る。ツアー参加者に日本人はおいら一人だったのだけれども、日本語の字幕を出してくれたので助かった。その後、ウィスキーの貯蔵庫や製造過程を見て回る。とても感じのいい柔らかな印象の紳士が案内をしてくれた。小川の水が綺麗なので、美味しいウィスキーが出来るのだろう。

50分くらいで戻ってくると言うことだったが、1時間くらいは掛かっただろうか。帰りの電車まで時間が少なくなっていた。帰りは下りなので楽だけれども、それでも頑張って歩かなければならない。何とか、14:29発のエジンバラ行きに乗ることが出来た。2時間ほどでエジンバラ着。とても満喫した1日だった。

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朝から電車に乗って、セント・アンドリュースへ。エディンバラからは電車とバスを乗り継いで、1時間半ほどで到着する。ゴルフの聖地として有名だが、スコットランドの旗(セント・アンドリュース・クロス)の発祥の地としても知られている。こじんまりとしていて綺麗な街だ。

見所は、セント・アンドリュース大聖堂、セント・アンドリューズ城、それからゴルフ場の横に設けられているゴルフ博物館。前者2つは、廃墟だが北海と併せて見るとなかなかの景観。ゴルフ博物館は、興味のないおいらでもそこそこ楽しめるもの。隣のゴルフ場と併せて見学したい。

それにしても、この突風吹きまくる中でゴルフとは…しかも、観光客の見学つき。なかなか度胸がいるゴルフ場だ(笑)。

セント・アンドリュースの後は、バスに2時間近く揺られて、ダンファームリンへ。スコットランドの英雄、ロバート・ザ・ブルースが埋葬された地として有名。また、鉄鋼王アンドリュー・カーネギー生誕の地として知られており、生家を見学することが出来る。

今日はこの2都市で観光終了。見応えあるぞ、スコットランド!

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