ドレスデンを午前中で撤退。特急電車に揺られて、プラハにやってきた。実は長年の憧れの地である。ドヴォルザークとか、スメタナとか、ヤナーチェクとか、マルティヌーとか、スークとか。大好きなんである、チェコ音楽。つうわけで、今回の旅のメイン。
さて、乗った電車だが、特急と言っても、去年乗ったオーストリアのものみたいに小奇麗ではなかった(トイレ壊れていたし)。とは言え、この路線は景観がいいので有名。エルベ川とその川岸に聳え立つ奇岩が印象的。時期的に微妙だった上に窓側とは言え、反対側だったので、ちょい残念。
電車は満席に近い状態。席の予約をしておいてよかった。ちなみに、前にも書いたけど、ヨーロッパの通常の特急って、敢えて指定席の車両と言うものはない。普通の車両に席だけを予約する感じ。レストランの予約席と同じ感覚だと思えばいい。去年は予約されている席なんて殆どなかったので、予約するだけお金の無駄なのかな、と思ったけど、今回は殆ど予約で埋まってしまっていた。知らない国を旅するには予約は入れた方がいいのだなぁ。
午後一番にプラハ・ホレショヴィツェ駅着。大抵の電車はプラハ本駅に着くが旧東ドイツからの電車は多くがホレショヴィツェ駅に着く。この駅、国際電車の発着駅とは思えないほどぼろい。萎える。このおんぼろ駅のインフォメーションセンターでフリーパスを買って、地下鉄に乗り込む。チェコ語以外の案内を一切拒否した超チェコな電車、それがチェコ・メトロ。そのせいもあって、乗り換えた際、思い切り反対方向に進んでしまった。迷いながらも何とかホテル着。駅からは遠く、小さなホテルだが小奇麗で心地よい。
まずはスーパーに買い出し。トラムに乗ってみる。やっぱ、反対方向へ。慣れるまでは、なかなか…でもすぐ慣れた。その後、乗りまくる。『地球の歩き方』にはフリーパスは相当頑張って使わないと元が取れないと書いてあったがそうでもない。今日半日で7回も乗った。
少し休憩したのち、夕食がてら夜景撮影をするため再び外出。ヴルタヴァ(モルダウ、ドナウ)川に映えるプラハ城とカレル橋の風景は定番過ぎ。だけど撮るしか。
夕食はホテルの近くのレストランへ。牛肉のグラーシュを頂く。シチューみたいなもので、まぁ、旨い。肉堅かったけど。あと無難そうなオニオンスープ。これも普通に旨い。まぁ、最初の夜だし、チェコ料理ってのは良い選択だったかな。でも、本音はそろそろ和食が食べたい。
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