寝坊しつつ、今日はベルデヴェーレ宮殿、音楽館、セセッシオンを巡る。明日の飛行機で帰るので、今日が事実上の最終日。と言うわけで、少し頑張った。
ベルデヴェーレ宮殿はシェーンブルン宮殿と違って、何故か中は美術館になっていて、クリムトの絵がたくさんある。ウィーンの画家と言えば、クリムトだから観光客もたくさん来る。まぁ、クリムトもいいんだが、ナポレオンのアルプス越えの画があったのにはびっくりした。しかも、凄いでかいんだ…。
音楽館は、ちゃちい博物館かと思いきや見どころ満載。フルトヴェングラーやトスカニーニの指揮棒やシューベルトの眼鏡が置いてある。ウィーン・フィルコーナーもあって、クラヲタ必見。
さて、夜、最後の夜である。今日もムジークフェライン。飽きたぜ(嘘。言ってみたかった…暴言)。フェドセーエフ&ウィーン交響楽団でシマノフスキの交響曲第3番『夜の歌』とマーラーの交響曲第5番。
シマノフスキは合唱を伴う大編成の曲なんだが、狭いムジークフェラインの舞台からこぼれおちそうである。マーラーは今年が、生誕150周年の記念イヤー。この年、ウィーンで活躍したこの大作曲家の名曲をムジークフェラインで聴けるしあわせ。
ミスは散見されたが、熱い熱い演奏だった。と言っても、ロシアの指揮者ながらフェドセーエフってむやみやたらにがなり立てない。だから、ウィーンで活躍できるんだろうなぁ。
コンサートの後は、最後の夜なのでちょっといいものを食べに行った。のだが…
凄まじいボリュームに残しまくりで退散してきた。ゴメンナサイ。つか、昨日の茹でた牛肉でそのボリュームは警戒しておくべきだったのだな…。
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