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午後一番でザルツブルクからウィーンに帰る。今夜は遂に…ムジークフェラインなのだ!いよいよメインディッシュ。
 
19時半開演。ホテルを18時20分頃出発して30分過ぎには着いてしまう。近いなぁ。一歩踏み込めば紳士淑女が盛り沢山。重厚だぜ…。つっても、日本人もたっぷり。席に着いて隣に座った紳士にも「日本から来たのか?」「東京?」と話しかけられる。ウィーンでは、中国人や韓国人にはなかなか間違えられないから嬉しい。
 
さて、ムジークフェラインだが、まぁ、凄い。眩い黄金に包まれた工芸品の中に入り込んだ小人の気分だ。紛れもない世界最高、最強のホール…もう、いるだけでジーンときてしまう。全世界のクラヲタが憧れる殿堂に踏み込んでしまったのだ…。
 
演奏は、マゼール指揮ウィーン・フィルで、まず、ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』、休憩を挟んで、印象派の代表作2品(ドビュッシーの『海』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』第2組曲)。
 
素晴らしかった!マゼールは1990年代以降の録音にパッとしたものがないような気がするが(全部聴いているわけじゃないけど)、今日の演奏を聴く限り、やはり良い指揮者だ。呑気な『田園』ではないが、所々、鬼才らしい仕掛けをしてきて、個人的には楽しく聴かせていただいた。ふと、若い頃にウィーン・フィルと録音したシベリウスの交響曲全集を思い出した。なんで、最近の録音で聴くとあんなにつまんないんだろう。
 
後半の印象派は更に素晴らしかった。ともにあまり好んで聴く曲ではない、と言うか、普段は印象派のオーケストラ作品は、少々苦手なのだ。しかし、こういう色彩感あふれる音楽をムジークフェラインでウィーン・フィルが響かせると…なんと、美しいのだろう。特に『ダフニスとクロエ』は凄すぎた。マゼールも力が滅茶苦茶入っていて、渾身の演奏だったんじゃなかろうか。
 
終わって、楽団員が引き揚げても、マゼールは喝采に引き摺り出されていた。
 
それにしても、ムジークフェラインで聴くウィーン・フィルの素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。そうかぁ、これがウィーン・フィルの本来の音なんだなぁ。
 
さぁて、素晴らしい『田園』を堪能したことだし、明日はウィーンの森にでも行こうか。いや、冬だからなぁ。『田園』っぽくはないかも。
 
ちなみに、今日でちょうど滞在予定半分を終了。少しスローペースにして観光も楽しんでいきたい。

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