ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010のお題が発表された。ショパン…だって。こんな作曲したジャンルに偏りのある作曲家で何とかなるんだろうか?「その仲間たち」でお茶を濁すのだろうか。ベートーヴェン、モーツァルト、バッハ…で、ショパン?一人でこんな大規模イベント支えられる作曲家なんだろうか。
おいらの予想はブラームスだった。ベートーヴェン、モーツァルト、バッハの後をまともに受けられるのは、ブラームスくらいしか考えられない。それがショパンだぁ~。記者発表によれば、「リスト、メンデルスゾーン、アルカン、ショパンに影響を与えたモシェレス、フィールド、パガニーニ、またロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティらベルカントの作曲家も登場」とのことなので、他の作曲家にだいぶ助けてもらうしかないだろうなぁ。にしても、ベルカントまで範疇にしてしまうなんて…。
コルボ御大は…この中では、メンデルスゾーンの宗教曲くらいしか出番はない。そこに大いに期待。今年、バッハの大作を2つ演奏したことで、翌年のメンデルスゾーンの宗教曲に強力に結びつけることが出来るのだなぁ。『エリア』とか、『聖パウロ』を聴きたい!と、ポジティブに考えてみるも、来年は来日しないんじゃないかと言う不安が大部分を占める。今までの中でもっともコルボ師匠の出番のないお題なもんだで。これまでのLFJで人気を博した他の演奏家もなかなか出番がなさそう。
開催、2日間くらいで良いんじゃないか?(←昨日と真逆のことを言っていたりする)それとも、この不況下、ピアノ独奏曲ずらりと並べれば、出演者が少なくて済んで、安上がりで出来るとか?そんな穿った考えもちらほら頭を過ぎる。
余程目を惹くようなピアニストが来ない限り、あまり魅力的ではない。良い意味で期待を裏切ってくれるプログラムの発表をお願いしたいところだ。
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