ハイドン没後200周年!!偉大な作曲家なんだけど、割合と軽んじられている作曲家だと思う。ちなみに、おいらは、好きな作曲家なんだよね。クラシック聴き始めて、モーツァルトの次に聴いたのがハイドンだった。多分おいらをこの世界に引きずり込んだ張本人の一人だ。
と、言いつつ、このアニバーサリーな年にようやく1枚目ゲット↓
ヨゼフ・ハイドン:ミサ曲第9番 ネルソン・ミサ&テ・デウム
ピノック&イングリッシュ・コンサート 他
ミサって言うと、教会で厳粛に鳴るものってイメージがあると思うけど、ネルソン・ミサはちょっと違う。怒涛の祈りとでも言えばいいだろうか。冒頭から力強く、パワーが放出される。そして、その怒涛の音楽の中に、散りばめられる美しい祈りの響き…特にGloria in excelsis Deoでのソプラノ。す、素敵過ぎるぜ。ノリノリで敬虔な異様な興奮。
さて、今回、購入したのはピノック…という事で、オリジナル楽器。今まで聴いていたのは、モダン楽器だったので斬新か。機動力十分の疾走感溢れる演奏だ。ドッシリ構えないで、一気呵成に爽快にまくし立てる。息を呑んでいる間に40分があっという間に終わってしまう。何も考えずに、ただ音楽に身をゆだねよう!!とりあえず、難しいことは考えない。音楽を聴くだけ。そうすれば、ピノックが素晴らしいネルソン・ミサの世界を聴かせてくれる。カップリングのテ・デウムも快演。
これを期に折角のアニバーサリーなので少しハイドンにはまってみようか。来週はバーンスタインのハイドン録音集が爆安で発売される予定。交響曲全集とか聴ききれる自信がないけど、これは欲しい。HMVなどの録音の詳細には書いていないけど、テレジア・ミサに、ルチア・ポップが参加しているはず。ここ数年入手困難だっただけに楽しみなセットだ。
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