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アマンディーヌ・ベイエ&アンサンブル・リ・インコーニティのコンサートに行ってきた。コンサートは、8月のラインガウ音楽祭以来、国内では何時振りかなぁ…。とっても久し振りだと思う。

このコンサートは、だいぶ前に開催がアナウンスされてから、随分と楽しみにしていたんだけれども、チケットを抑えたのは1週間前。主催のアレグロ・ミュージックに電話したら、どういうわけか結構良い席が空いていて、「んじゃ、そこでお願いします」と言うことであっさりと取ってしまった。こんなノリでいいんだろうか、とも思うんだけれども、こんなノリでコンサートに行けるのが、理想のような気もする。

プログラムは、「ヴィヴァルディ&J.S.バッハ~さまざまな楽器による魅惑の協奏曲集」と題して、6つの協奏曲が演奏された。詳細は以下の通り。

ヴィヴァルディ:シンフォニア ハ長調 RV112
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV1041
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ニ長調 RV403
ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲 ト短調(after RV517)

ー 休憩 ー

J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV228

来日公演は、今回の上記Bプログラムと『四季』を含むヴィヴァルディの協奏曲集で構成されるAプログラムの2つ。Aプログラムは、王子ホールと何故か姫路のホールで、Bプログラムは、津田ホールのみでの演奏となっている。『四季』は人気で、王子ホールは満席。対して、津田ホールは、6割も入っていたかどうか。そんなに有名曲がいいのだろうか。Bプログラムだって十分魅力的なのにな。

演奏はさすが。1週間前でも行く決断をしてよかった。ベイエの演奏は、CDで聴く以上に清々しく、凛として豊かに響く。同じ古楽器演奏家でも、ドイツやイタリアの楽団のような刺激的な演奏ではなくて、優美な美しさをも含んでいる。もちろん、一昔前の退屈な優美さにあふれたバロック音楽でもない。ピリオド奏法も一元的なものではなくて、それなりの年月を経て、多種多様な方向性を見出し始めている。その一角にベイエたちはいるのだろう。目新しかったピリオド奏法も成熟の時を迎えているのかもしれない。

それにしても、最後のRV228、これ、ピゼンデルのために作曲された曲なんだけれども、第3楽章のヴァイオリン・ソロが、唖然とするくらい無茶している。バロック・ヴァイオリンの短い指板を飛び出しかねない高音でキリキリ舞いする。

そして、バックのヴァイオリニストの掛け声でフィニッシュ。なんだこれ(笑)。こういう遊び心が、古楽の面白いところ。

アンコールは2曲。ヴィヴァルディがピエタ院のスターヴァイオリニスト、キアーラのために作曲したヴァイオリン協奏曲(RV番号は忘れた)から第2楽章と『冬』の第2楽章。これ聴いたら『四季』も聴きに行きたくなる(汗)。

なお、津田ホールははじめて行ったホールだけれども、古楽器の演奏には程よい大きさのホールだと感じた。人数も多くないので、サイン会もスムーズだった(笑)。

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