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お待ちかね!レツボールのJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティ―タがリリースされたのでさっそく入手した。ソナタがリリースされてから1年半くらいかな?待ちに待ったパルティ―タである。もちろん、Pan Classicsから。今時2枚で6,000円って…。

ソナタ同様、音響のことなど全く考えていない部屋で、マイクを近付けて録音されたもの。自室で自分が弾いているような生々しさ。こういう状況で録音するのって演奏者からしてみると、結構勇気がいるんではないだろうか。ホールやスタジオで録音するよりも、粗がはっきり聞こえてしまう。ごまかしが一切効かない。ホールの響きに依存しないから、聴衆としては、ヴァイオリニストそのものを知ることが出来るからいいんだけど。

で、演奏なんだけれども、何とも不器用な感じなのだ。下手と言うよりも、不器用な感じ。響かないから、休符とか、ちょっとした間が、流暢に流れていかない。そして、そもそも、レツボールと言うヴァイオリニストの特徴で、透明な響きとか、人間離れした神々しさとかとは無縁であって、人間臭いというか、汗臭い感じがする。同じバロック・ヴァイオリニストでも、ベイエの演奏なんか、天から音楽が降ってくるような鮮烈さとか、美しさがあるんだけれども、レツボールの演奏は、人間の職人の手から削り出されてきたような身近さがある。

何となくぎこちないのに、親しみを感じずにはいられない。もしかすると、私たちは無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティ―タと言う曲を崇め、畏怖しすぎていたのかもしれない、そんな疑念も湧いてくる。そう、こんな風にこの曲を演奏した人を、自分は寡聞にして知らない。

さて、パルティ―タ…と言えば、第2番のシャコンヌ。とにかく、ソナタが出た時から、この曲が聴いてみたくてしょうがなかったのはやむを得ないだろう。この曲でも当然の如くレツボール節は健在。重音は響かないし、アルペジオーネは…あ、うん、意外と流暢に進んでいく(笑)。でも、意外ってくらいのもので、他の名演のように流麗と言うほどのものではない。何とも面白い、不思議な感じのするシャコンヌだ。

高いCDだけれども、音楽史上最高のヴァイオリン曲の傑作とされる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティ―タの新たな一面を覗いてみたいなら、ぜひお勧めしたい1枚だ。ただし、当然ながら相当の癖のある演奏であることだけは覚悟しておくべき(笑)。

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