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プルハール&ラルペッジャータの新譜『束の間の音楽』を聴いている。「束の間の音楽」と言うのは、パーセルの劇音楽『オイディプス王』の中にある曲のタイトル。と言うわけで、今回はパーセルの作品集。サブタイトルに“Improvisations on Purcell”とあるように、即興性を重視した音楽作りを目指したCD。バロックの「自由さ」を徹底的に活かしていくプルハール得意のお題だ。本来意味しているところとは違うとは言え、このCDに『束の間の音楽』と言うタイトルはぴったりだ。このタイトルを見ただけで、期待が高まってしまう。

選ばれた音楽は、パーセルのオペラや劇音楽などの声楽曲から17曲。歌っているのは、フィリップ・ジャルスキー、ヴィンチェンツォ・カペッツート、ドミニク・ヴィスの3人のカウンターテナーとソプラノのラケル・アンドゥエサ。ジャルスキーはラルペッジャータの常連だけれども、ヴィスは珍しい…と思ったら1分程度の曲を1曲歌っているだけだった。基本的にはジャルスキーが中心になっている。

さて、1曲目、’Twas within a furlongが流れ出して、ふと思う、「あれ?ジャズのCD買ってしまったかな?」と。軽快なギターに続いて、カウンターテナー登場。相変わらずのノリの良さ。そして、自由(笑)。バロック×ジャズてな感じ。あれ?これってクロスオーバーじゃないのか?と定義付けたくなっちゃうんだけれども、本人たちはそんなこと気にしないで、「楽しければいいじゃん!」と音楽を楽しんでいるように聞こえる。

3曲目のStrike the violもノリノリだ。愁いを帯びた古雅な響きが、スタイリッシュなカッコいい音楽になる。原作改編だ!なんて言うと、プルハールに余裕の笑みを返されそうだし、パーセルには、「いいんじゃない?」と言われそう。とても違和感がないし、パーセルの魅力を充分に引き出している。バロックって、下手にお堅くやればやるほど、魅力が失せていくし、本来持っている音楽の力が無くなっていくように感じる。パーセルの提供してくれたネタをもとに、あれやこれやと今風のテイストを交えながら楽しい音楽を作り上げていく。バロックの醍醐味だ。

その後も、その場限りで消えていく、「束の間の音楽」が続く。こんなに楽しい音楽を作り上げられるのは、やはり、プルハールの才能なんだろうなぁ。

初回限定盤かどうか知らないけれども、今ならDVDも付いていて、4曲だけだけれども、全曲を映像で見ることが出来る。このDVD、一部だけならば、Youtubeで見ることが出来る→こちら。こういう演奏会行ってみたいなぁ。500人くらいの会場で。

なお、今回のCDは、Eratoからのリリース。今まで、ラルペッジャータはVirginと契約していたんだけれども、最近のレーベルの統廃合でEratoの演奏家と言うことになった。以前はαレーベルやnaiveからリリースしていたんだけれど、いつの間にやらEratoの演奏家になってしまった。不思議。最近は、マイナーレーベルの方が動きが活発なので、αレーベルに戻っていっても良いんじゃないか、なんて余計なことを考えたり(汗)。

折角、メジャーレーベルにいるなら、もっといろんな人に聴いてもらうような広報活動をしてもらいたいなぁ。ラルペッジャータって絶対に大衆ウケするから、マニアだけが聴いているのはもったいない。

 

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