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このブログで何回か書いたけど、今年は、コレッリ御大、没後300年である。ワーグナー?ヴェルディ??盛り上がっているみたいだけど、ひねくれ者は、コレッリに全力を注ぐ。全力…が大した力ではないけれども(汗)。

さて、今回のCDは、『コレッリマニア』と題した1枚。マニアと言うと、コレッリの知られざる曲を詰め込んだCDのように見えるけどそうではない。と言うか、コレッリに知られざる曲は、ほぼない。なぜかと言うと、コレッリの残された作品は、作品1~6までしかないから。各作品に12曲が収められているから、全部で72曲。作品1から4までがトリオ・ソナタ、作品5がヴァイオリン・ソナタ、作品6が合奏協奏曲。もちろん、これだけしか作曲しなかったわけではない。出版されたのがこれだけと言う意味。他にコレッリが作曲したと思われる曲はたくさんあるのだけれども、確固とした証拠のあるものは少ないらしい。今世紀に入っても、新発見が続いているヴィヴァルディとは対照的だ。

ではでは、この「マニア」なCDはどんな内容なのか。プログラムは以下の通り。

コレッリ:合奏協奏曲 作品6 第4番
モッシ:合奏協奏曲 作品3 第3番
コレッリ:合奏協奏曲 作品6 第1番
ロカテッリ:合奏協奏曲 作品1 第4番
コレッリ:合奏協奏曲 作品6 第7番
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 RV.765
ジェミニアーニ:合奏協奏曲第12番『ラ・フォリア』(コレッリの作品5による)

要は、合奏協奏曲の創始者であるコレッリと、その影響を受けた作曲家たちの作品を並べて、比較しながらコレッリとその時代を楽しもうって企画…だと思う。サブタイトル、と言うか、HMVの紹介には、「コレッリを愛した作曲家たちによるコンチェルト・グロッソ」とある。もちろん、どの作曲家も男性だが、「愛した」…つっても、腐女子がスタンバイしても何も出てこない。

演奏者は、ヴァイオリニストのフロリアン・ドイターと彼の率いるアルモニ・ウニヴェルセル。もちろん古楽器の楽団。以前、シャコンヌなどを集めたCDを紹介したけれども、今回もなかなか面白い企画だ。ファースト・ヴァイオリンには、第15回ライプツィヒ国際バッハコンクールで2位に入賞した平崎真弓さんも参加している。日本って、古楽受容は遅れているような気がするんだけど、演奏家は、レベル高いんだよなぁ~。

さて、聴き始めてびっくりするのはコレッリの合奏協奏曲の華麗さだ。金管が鳴る、鳴る!なんと、トロンボーンとトランペットが参加しているのだ。おかしい…コレッリの合奏協奏曲に金管楽器は出てこないはずだ。古楽の楽団だからにして、トロンボーンはサックバッドだろうし、トランペットもピストンのないナチュラル・トランペットだ。そこは拘っているんだけど、いや、これオーセンティックじゃないよねぇ。最近の古楽ってオーセンティックに縛られ過ぎていない気はしていたけれども、これは…。飛躍しすぎじゃないか?響きは完全にヘンデル。王宮でぶっ放したくなるレベル。なんか、こうする根拠はあるんだろうか。楽しいから?それならいい(笑)。

演奏は、古楽器でありながら丁寧で繊細な作り。もちろん、尖がった演奏ではないんだけれども、適度に活き活きとしたリズム感が心地良い。コレッリ以外は、変なことをするわけでもなく、安心して聴ける。ジェミニアーニのラ・フォリアはコレッリの改編だが、ドイターのソロも素晴らしく、なかなか楽しめる内容だ。同様の内容のCDでは、リッカルド・ミナージとムジカ・アンティクァ・ローマのものがあるが、演奏的にはこちらの方が無難。金管がいなければ…(笑)。

レーベルは、ACCENT。最近、個人的に急増しているレーベル。世間的には売れている…のか?よくわからないけど、次々と古楽系の面白いCDをリリースしてくれる。ありがたや。

 

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