先日、久しぶりに渋谷に行ったら、タワーレコードで在庫処分セールをやっていた。フルプライスのCDが450円とか…中古より断然安い(いや、そもそも中古ってそんなに安いか?)。と言うわけで当然のように、ガサゴソと漁ってきたわけだが、収穫はボチボチ。いや、凶作と言っていいか。購入は3枚。こんなに安いのに3枚。おいらの好みのCDはなかったなぁ。まぁ、色んなジャンルのCDがあったわけで、クラシックそのものは実はそんなに多くはなかった。
このレベルの安いセールを見ると昔の石丸の在庫処分セールを思い出すなぁ。どれでも1枚400円、3枚買ったら1,000円。しかも、メジャーレーベルは当たり前のこととして、BISとか、CHANDOSとか、普通に高価なものがポンポン置いてあった。特別予算を編成して、目の色を変えて漁ったものである。しかも、そんなぶん投げセールでも石丸の対応はさすがで、欠陥商品はちゃんと取り寄せて新品と交換してくれた。もちろん、今回のタワーレコードのセールでは、「クレーム、返品お断り」である。在庫処分セールとしてはそれが正解で文句を言うつもりはないけれども。
はぁ…昔は良かった。と老人臭いことも言いたくなるものだ。いや、これは特殊過ぎるか。
その後、大規模な在庫処分セールはなくなったが、時々、店の入り口で小規模な在庫処分セールを開催していた。小規模とはいえ、そこそこ欲しいものがあったりして、重宝していたのだが、先日から書いているとおり、石丸電気もいよいよ最終章。こういう夢のような空間はなくなっていくんだなぁ。
ホント、旧石丸クラヲタ館が空き物件のままになっているんだから、復活させてくれるといいんだけどなぁ。秋葉原でもタワーレコードは繁盛しているのに(といっても、クラヲタコーナーは閑古鳥鳴いているのは当然である)、石丸はどうしてここまで衰退してしまったのか。秋葉原のシンボルだったのに。
ま、エディオンのせいなんだろうけど…。
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