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ルーブル美術館へ。世界最大の美術館だとか。もちろん、大人気。入場に行列ができてなかなか入れないとか。そういう噂だったけど、ほぼ待たずには入ることができた。今日は空いているのか。でも、ものすごい人。まるで新宿。ガイドの旗に引き連れられた団体さんもあちこちにいる。行列ができるときはもっと凄いのか。恐るべし。

美術館は3つに分かれていて、有名なモナリザはドゥノンン翼にある。また、ミロのヴィーナスはシュリー翼にある。この2つは凄まじく混んでいる。美術を鑑賞する雰囲気ではない。鑑賞する側もガヤガヤとやかましい。対して、残るリシュリュー翼は静かだ。ハムラビ法典があるんだが、さほど混んではいないのでじっくりと眺めることができる。騒がしくもなく、本来の美術館の姿を保っている。美術史美術館など今まで行ったヨーロッパの美術館と同じ雰囲気だ。結局、ここに一番長いこといたと思う。

さて、夕方は、シャンゼリゼ劇場へ。『春の祭典』の騒動があったことで有名な劇場だ。あのミュンシュが振った、パリ管弦楽団のお披露目公演があったのもここ。歴史的な劇場だ。オペラ座のような形で、実際、オペラもやるんだが、今はフランス国立管弦楽団の本拠地ホールとなっている。ほんと、ホールないんだな…。

本日の公演は、ピノック指揮するドイツ・カンマー・フィル。演目は、C.P.E.バッハの交響曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、休憩を挟んで、ハイドンの『アルミダ』序曲、シューベルトの交響曲第5番。ピアノはフレイ。当初はピリスの予定だったんだが、キャンセルになって急遽フレイになった。若手ながらヴァージンへの録音などで評価を上げているピアニストだ。ピリスのキャンセルはがっかりだったが、これはこれで楽しみだった。で、結果は大成功。実に表現力豊かな響きにパリっ子大喝采。ピノックの伴奏も軽やかでよかったと思う。

後半のハイドンからピノックのエンジンがどんどん入っていって、シューベルトはテンポよく、快走していく。爆走とは言わないけれども、爽快に快走していく感じ…ピノックだなぁ。劇場をピノックの音で満たしていく。オーケストラもピリオド奏法に適応力の高い楽団なので、まったく違和感なし。そして、上手い。

実は、今回、パリに来た最大の目的はこの公演だったのだが、その期待はたっぷり満たされた。帰りは、ライトアップされたエッフェル塔を眺めながら、耳に残るシューベルトの交響曲の余韻に浸りながらホテルへ。満足、満足。

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