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カルミニョーラがヴェニス・バロック・オーケストラと来日していたらしい。昨日が最終公演。ってことを、昨日はじめて知った。誰か教えてよ!!!!!!と他人のせいにするなんて最悪だ。誰も教えてくれるはずがない。己の情弱っぷりに泣けてくる。一昨日なんて、オール・ヴィヴァルディだったんだそうだ。マジかよ、おい…涙。当日券あったっぽいので、気付くのが一日早ければ行っていた。もの凄い勢いで行っていた。電車の中でもダッシュするくらいの勢いで行っていた。本気で、膝と両の掌を床に付けて頭を垂れたい気分だった。OTZ

で、昨日なんだが、別のコンサートのチケットを買ってしまっていたので、行けず。涙目。行ったコンサートはアルゲリッチが、アルミンク&新日本フィルをバックにシューマンとラヴェルを演奏してくれると言うデコレーション・ケーキのようなコンサート。こちらはチケットが一瞬で売り切れた。アルゲリッチの人気は凄まじいな。ってのもあるんだけど、ピアノと古楽器アンサンブルの月とすっぽんほどの、人気の差でもある。あのアーノンクールでさえ、チケットを売りきれなかったという驚愕の事実。

これは、「女の子はピアノざますのよ」的な事情があると思うんだけど、リアルを言ってしまうと、古楽器アンサンブルの方が絶対にピアノより面白い。いや、古楽器アンサンブルの方が、ピアノよりも優れているって言うんじゃなくて、なんつうかな、盛り上がれるって言うか、大衆受けすると思うんだ。バロック音楽ってロマン派音楽みたいに難しいこと言わないし、古楽器アンサンブルの演奏って、アグレッシブで刺激的な演奏が多い。だから、楽しい。むっちゃ、ノレる。

あーあ…カルミニョーラ行きたかったな~。とか言うのは、アルゲリッチに失礼なので、この辺にしておこう。終わってしまったものはしょうがない。アルゲリッチを楽しむのが吉。つか、何と言う、贅沢な悩みをしているんだ、この男は…。猛省。

さて、ではコンサートの話。場所は錦糸町のトリフォニー・ホール。自転車圏内。地下駐輪場に自転車を停めて、いざ、ホールへ。

やっぱ、女性が多い。しかも若め。これは以前から疑問に思っていたんだけど、コンサートは女性が多いのに、CDショップは女性<<<<<男性になるのは何なのだろうか?まぁ、アーノンクールのコンサートは女性<男性だったけど、アルゲリッチのコンサートみたいのは一気に女性が増える。女性は家では音楽をあまり聴かないってことなんだろうか?このCDショップとコンサートでの人種の違いってのは、ほかのジャンルでもあることなんだろうか?

さて、演奏。早速、シューマンが始まる。音が…遠い。2階席最後方ってこんなだっけ?しかも、3階席があるせいで天井低いし。これのせいで音こもっているんだよなぁ。これで、S席とか…眺望しか考えていないんじゃないか?オーケストラの演奏は…ここ1ヶ月でコンツェントゥス・ムジクス、ロンドン交響楽団と贅沢しまくったせいで、耳が贅沢になっちゃっているようだ。刺激が足りない(汗)ひどい贅沢もんだな。とは言え、アルゲリッチのピアノは凄い。魅惑的。

おいらが、このコンサートに行こうと思ったのは、2曲目のラヴェルが聴きたかったからなんだけど、これはもう天上にいる気分だった。1楽章からもホント、雲の上に漂っているような気分。で、大好きな2楽章に入る。木管の掛け合いの中をキラキラとピアノが泳いでいく。そっと添えられていくヴァイオリンの囁きは爽やかなそよ風のよう。ひたすらに耽美的。こんな美しい音楽があるのだなぁ~。3楽章は一気呵成に推し進めていく。だけど、ふっ飛ばすって感じじゃない。「どう?このメロディ綺麗でしょ?」と言わんばかりに聴かせてくれる。

で、アンコールにこの終楽章をも1回やって、更にシューマンの小曲2曲。1曲目、子供の情景の曲だよなぁ…と思っていたら、どこからか、「ショパンじゃない?」と聴こえて、「え?そうだっけ?」と一瞬迷ってしまった。このアンコールも美しかった。聴衆の熱狂と対照的。

今年のコンサートはこれでひとまず終了。良い演奏にたくさん出会えてよかった~。


argerich.jpg













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