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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、5000人収容のAホールと深夜の小ホールだから余裕で当選できた…と思っていたが、ホールAでも落選者は結構いるみたいだ。なんと、幸運なことだ。今日からフレンズ先行販売だったのだが、特に追加する予定もなかったので、ゆったりとできた。後はGWを待つだけ。

LFJ以外の演奏会では、今月末にインバル&都響でマーラーの交響曲第3番、6月上旬にハーン&サロネン、フィルハーモニア管で、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲&シベリウスの交響曲第2番、6月中旬に、再び、インバル&都響でマーラー、今度は交響曲第2番。2月のウィーンでの5公演&1ミサとLFJをあわせて、今年上半期で、12公演。近年稀に見るコンサート通いだ。1年に1公演&LFJが平年並みだからなぁ(汗)。基本的には、安易に「生演奏最高!」とかは言わないクラヲタ系CDリスナー族だからなぁ。

さぁて、と。先日…と言うか、ちょいと前に注文したCDが届いていたので、聴いている。テレマンのターフェルムジーク、ブリュッヘン&コンチェルト・アムステルダム。古楽オンチのおいらは知らなかったけど、この曲の定盤中の定盤らしい。コンチェルト・アムステルダムなんて団体聞いたことない…とメンバを見るとレオンハルト、ビルスマ、アンドレと、まぁ、今では超大家になってしまった人が集結していて豪華。1960年代半ばの録音と言うことで、ブリュッヘンも含めてみんな若かった。今日を古楽隆盛の礎を作った人たちの若いころの記憶…。

それはさておき、おいらにとってはターフェルムジークのファーストチョイス。ターフェルムジークと言うのは、食卓の音楽と言う意味なので、なんか食べながら聴きたいと思ったけれども、めんどくさいのでやめた。まぁ、現実には食卓だけでなく、もっと豪華な宴や祝宴なんかでも演奏されていたらしい。取り敢えず、祝っとくか。

にしても、だ。中世の貴族たちはこんなん作曲させてお食事のお供にしていたのか。なんて、典雅で心地の良い音楽の集まりだろう!!J.S.バッハのような深遠な音楽じゃないかもしれないけど、これはこれでバロックの素晴らしさを堪能させてくれる音楽集である。聞き流しているだけでも十分楽しめると言う魔力もある。

CDのジャケットのいかにも食卓の絵も、音楽とともに中世に引きずり込んでくれそうだ。まだ全曲は聴いていないけど、しばらくはまってしまいそうな予感がする。


tafelmusik.jpg






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