ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、先行抽選申込、完了。当たるかどうか、ワクワクドキドキ…。
毎年、問題を起こしまくって、聴衆の不興を買いまくっていたチケット販売システムだが、抽選制度導入で多少は良くなるんだろうか。ダフ屋的業者が買い占めていた…なんて、噂もあったけど、どうなんだろうか。
チケット送付料の高さは相変わらず。「クール宅急便で届くので、受け取ったら即刻冷凍庫で保管し、当日は保冷バッグで会場までお持ちください」と言うことだ。しょうがない。手数料みたいのも取られる。紙ペラの印刷物が何で有料なんだ!とか、言わない。一枚一枚、手書きでチケットを作っているので、こちらもしょうがない。
だから、LFJ以外では絶対ぴあは使わない!と言うような子供じみたことを言ってはいけない…使ってないけど。この件とは関係ないよ?ホ、ホントだよ。だってしょうがないんだから。
以上、一部、妄想が混じっているので、要注意。
さて、機嫌を直して、と。
『最新 世界の指揮者名鑑866』(音楽之友社、2010年発刊)と言う素敵な本を買った。1996年に出た『指揮者のすべて』(音楽の友社)の続編と考えていいんだろうか。すんげぇ、間が空いているけど、そういうことにしておこう。どの本も出た時は最新なんだけど、敢えて、「最新」と言い切っているあたり、若気の至り的な自信を感じる。素敵だ。
それはともかく…内容は淡々とした866人の指揮者名鑑なのだが、これは非常に役に立つ。この指揮者なにもの?ってのが、結構あると思うんだが、相当の割合でどういう人物か、この本は教えてくれる。Wikipediaより優秀だ。残念ながらGoogleほどではないが。
前回より良くなった点は、20世紀の大指揮者ベスト17が消えたこと。17と言う数字も実に微妙で、中途半端だし、選ばれたのが殆ど物故者と言う超後ろ向きな結果は、見ているだけで憂鬱になってきてしまう。「昔は良かった!」とぼやいている老人の姿でも見えてきそうだ。まぁ、実際、過去に偉大な指揮者が多かったの確かだけど。
前回より悪くなったのは、お勧めCD&DVDの強化。ジャケット写真とお勧めコメントつき。こんなん増やすくらいなら、指揮者の経歴紹介をもっと充実してもらった方が良かった。
グループ分け(紹介に1ページ割いている指揮者と半ページ割いている指揮者と4分の1ページ割いている指揮者と8分の1ページで済まされている指揮者がいる)も不可解。ま、これは主観なんだろうけどなぁ。だけどなぁ。まぁ、いいや。
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