忍者ブログ
http://schunsou.blog.shinobi.jp/

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[10/07 schunsou]
[10/02 F2]
[06/26 schunsou]
[06/24 F2]
[05/19 schunsou]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
schunsou
HP:
性別:
男性
趣味:
クラヲタ、登山
バーコード
ブログ内検索
過去の記事(Since2004.4)
カウンター
カウンター
アクセス解析
[379] [378] [377] [376] [375] [374] [373] [372] [371] [370] [369]
■ [PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ジャケに惹かれて、クリスティアン・ヤルヴィ&ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のパリ・セットを買う。レーベルはPREISER。ウィーンのレーベル。一時期、クナッパーツブッシュあたりの古い録音を復刻しまくって、話題になったレーベルだ。しかし、このパリ・セットは2006年の録音。しかも、SACD。なんか、違和感。

さて、演奏者だけど、指揮者、オーケストラともにおいらははじめて買うアーティストだ。まずは、クリスティアン・ヤルヴィ。北欧音楽のスコアを見ると取り敢えず録音する(言い過ぎ?)ことで有名なネーメ・ヤルヴィの息子。最近話題のパーヴォ・ヤルヴィの弟。父兄に比べると随分引き締まった顔である。

ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団は、まぁ、そこそこ知られた楽団だと思うが、実は、正式名称をニーダエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団と言う。知らなかった。ニーダエスターライヒはオーストリアの州の名前で低地オーストリアと言う意味である(州旗はなぜか、ウクライナ国旗と同じ)。場所はウィーンを除くその周辺である。なので、まぁ、ウィーン・トーンキュンストラーと名乗ってしまっている。東京ディズニーランドみたいなもんか。

演奏の方だけれども、これが実に颯爽としていてかっこいい。今流行のオリジナル楽器ではなく、バリバリのモダン楽器の演奏だけど、重厚にゴツゴツ行くタイプではない。カラヤンなんぞで、パリ・セットを聴きなれた耳には随分と軽やかで爽やかな印象を与える。若手の指揮者だけのことはある。そして、こういう爽快さがハイドンには割りとマッチしているのだ。ハイドンの持つ諧謔性より、軽快さに焦点を当てた演奏…ってところかな。洒落たパリの印象も漂わせていて良。ムジークフェラインでのライヴ録音と言うのも成功要因か。ハイドン、没後200年の記念の年に爽やかな名盤が生まれて、これは大変嬉しいことだと思う。

さて、このクリスティアン・ヤルヴィ、父兄を超えることができるのか。と、どうしても比較してしまう。やむなし。これまでは、マイナー路線の録音ばかりだったようだが、今後はどうなるのだろうか。ちなみに、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の任期は終わった。どこを舞台にするのか…。


kjarvi-haydn.jpg




 

拍手[0回]

PR
 ■ この記事にコメントする
HN
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS
 ■ この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]
ブログランキング・にほんブログ村へ
Powered by 忍者ブログ  Design by © まめの
Copyright © [ 音楽雑記&四方山話 ] All Rights Reserved.