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ピアノと言う楽器は、クラシックを聴かない人には、まるでクラシックを代表する楽器のように思われていることがある。あれはなんなんだろう?確かに、音楽を習う人にとっては、基本的な楽器なんだけれども、オーケストラに入っているわけでもないし、オペラに入っているわけでもない。時代的に言えば、古典派以降に登場した楽器だから、バロック以前の音楽ではアレンジもの以外では、無縁の存在である。そんなだから、レパートリー的には、出番はヴァイオリン、チェロには及ばない。リスナーとしてのおいらにとっては、ピアノは、あくまでも数ある楽器の一つだ。妙なショパン人気がピアノ=クラシックをイメージ付けているのだろうか。

で。好きか?嫌いか?と言われると、別にそう言うのはない。ピアノの音色を活かした素敵な曲も多いと思っている。しかし、ショパンはあまり好んで聴かない。おいらごときが、ショパンのような偉大な音楽家を批判するわけにはいかないが、なんか、心に入ってこないんだよね。華麗で盛り上がるし、すげぇと思うんだけれども、どこか虚ろに感じてしまう。たぶん、これは相性の問題。まぁ、いつか、好きになる日が来るかもしれない。

で、どの曲が好きなのか。あまり、ピアノのCDを積極的に買っていないのだが、シューマンの『謝肉祭』は好きな曲である。作曲家が好きな人の名前の綴りだか、イニシャルだかを、楽譜に織り込んだと言う、お洒落なのか、きm(略)いのか、判らない小技を駆使している。それは兎も角として、各曲の可愛らしさは格別だ。

今まで聴いていたのは、ミケランジェリのもの。ドイツ・グラモフォンの旧盤も、EMIの新盤もあるが、よく聴くのは後者。ミケランジェリのお陰で好きになったようなものだが、ほかの演奏も聴いてみたくいて、有名どころの演奏家の録音による数枚の同曲異盤を持っている。

しかし、最近の人のものを持っていない。これは良くない!と言うわけでもないんだけれども、ネルソン・フレイレの録音が、若干安めで出ていたので買ってみた。まぁ、何だ、現役とは言え、「最近の人」と言うには、ちょっと大御所過ぎるだろうか。

演奏は、とても素晴らしい。兎に角、このクラシックと言うジャンルでは(でも)、過去崇拝ってのはすごくって、素晴らしい演奏はすべて過去のものだと言う風潮があるけど、そんなわけがあるはずもなくって、フレイレも現在素晴らしい演奏をしているのだ。とにかく、音が綺麗だし、表情も豊か。テンポは揺れるんだが、それが心地よく決まる。力強くもあって、聴き手を飲み込んでしまう。このCDに収められているのは、3度目の録音だと言うから、フレイレにとっても十八番の曲なんだろう。この演奏が、円熟と言うのならば、若いころはどんな演奏をしていたのか。ちょっと気になるところ。

freire-schumann.jpg







 

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