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PCは無事復活。しかし、経済的ダメージがががががががが、がっ!Cドライブは、SSDにしてみた。256GBで15,000円。ハードディスクは、3TB×2を新調。これまでの1TBと2TBを足すと9TB以上になる。まぁ、しかし、実際に使えるのは、8TBくらいなもの。写真の容量が大きくなっていること(JPGとRAWで保存すると1枚20~25MBになる)、音楽データが多いこと、そしてそれらのバックアップと考えると、別に大きすぎる容量ではない。ハードディスクは、半分くらいは空けておきたいし。データ化社会の申し子のような状況だ。やむなし。

さて、話題転換。ちょっと寂しいお話。シュトゥットガルト放送交響楽団と南西ドイツ放送交響楽団が合併するそうだ。HMV Onlineのベルリン・フィル・ラウンジによれば、これは検討事項ではなく決定事項とのことだ。南西ドイツ放送響の方は、頭にバーデンバーデン&フライブルクと付いているので、3都市で1つの楽団ということになるのか。以前から両楽団に親しんでいる多くのクラシック・ファンは、ちょっとした驚きと複雑な想いを持たずにはいられないだろう。ドイツの放送オーケストラの多くは戦後に誕生したが、その後の本格的なレコーディング文化の中で、この両楽団の果たした役割は少なからぬものがある。

で、なぜ、合併となったのか。そもそも、シュトゥットガルト放送交響楽団は、旧称が南ドイツ放送交響楽団だったことからも判るとおり、南ドイツ放送局(SDR)の楽団だった。対して、南西ドイツ放送交響楽団は、南西ドイツ放送局(SWF)の楽団だった。それが、1998年に放送局の改組があり、SDRとSWFが合併されSWR(和訳は、南西ドイツ放送局)が発足した。この結果、SWR内には、両楽団に加えて、カイザースラウテルンSWR放送管弦楽団の3つのオーケストラを抱えることとなってしまった。カイザースラウテルンSWR放送管弦楽団は、2007年にザールブリュッケン放送交響楽団に合併されたものの、それでも、2つの世界的な楽団が並存する状態に議論があった。それに答えを出したのが、今回の合併と言うこと。

前述のベルリン・フィル・ラウンジによれば、戦後ドイツでこのクラスの楽団の合併は、初めてのことらしい。かと言って、事情が事情なだけに、今後ドイツ全土でこうした動きが広まるということはないだろう…と思いたい。なお、新楽団の発足は2016年だそうだ。残念ではあるが、よりいっそう魅力的な楽団になってくれれば嬉しい限りだ。

そんなわけで、今日は、南西ドイツ放送響の録音を。フランチェスカッティとブールによるブラームスのヴァイオリン協奏曲とセレナーデ第2番を収めた1枚。つい先日、独hansslerからリリースされたヒストリカル・ライヴ。協奏曲は、1974年、セレナーデは1978年の録音。ありがたいステレオ録音でのリリース。

前段に、いろいろ書いておきながらなんだけど…目的は、やっぱフランチェスカッティ(汗)。1974年と言えば、フランチェスカッティの活動の最後のほうであり、ややピークは過ぎた頃の録音と見られても止むを得まい。しかし、さすがに、美音は健在。明るく、伸びやかに歌いまくる。この音を聴いているだけで幸せな気持ちになれる。ブールと南西ドイツ放送響のコンビは実ははじめて聴く。情報だけでは、どうしても現代音楽のスペシャリストと言う印象が強いが、ここでは実に手堅い演奏を聴かせてくれる。無駄に自己主張してこないので、フランチェスカッティの美音をたっぷりと味わうことができる。録音は、若干こもる感じがするが、鑑賞するのに問題ないくらい。良好と言っていいだろう。フランチェスカッティのブラームスの協奏曲は、3種類目だが、総合的に見て、これが一番好みのもの。セレナーデの2番も良い。安いし、お薦め。

francescatti-brahms.jpg







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