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リートや古楽で着実に評価を高めているテノール歌手、マーク・パドモアの新譜を買う。収録曲は、ブリテンのテノールとホルンと弦楽合奏のための『セレナーデ』、『ノクターン』、フィンジの『降誕祭』。レーベルはハルモニア・ムンディのUSAプロダクション(ハルモニア・ムンディ・ドイツがあるのにハルモニア・ムンディ・フランスにUSAが出来て、ハルモニア・ムンディは更に複雑になった(笑))。オーディオ・マニアにも嬉しい、SACDでのリリースである。伴奏するのは、ブリテン・シンフォニア。ジャクリーヌ・シェイブと言うコンサート・ミストレスが指揮も兼ねている。

さて、冒頭にも書いたとおり、パドモアは、リートと古楽で評価の高い歌手である。リリースされている録音は、シューベルトやシューマンのリート、クリスティ&レザール・フロリサンをはじめとする有名古楽演奏者たちと共演したバロック音楽など、そのレパートリーはなかなか玄人好みである。同じテノール歌手でもイタオペで華やかに活躍している人たちとはあまりにも印象が違う。パドモアを聴いた後で、アラーニャを聴くと実に、チャラい(失礼)。まぁ、そういうチャラいのも結構好きなんだけど、ね。

そんなパドモアがブリテン&フィンジである。一瞬、「え?」ってなるんだが、良く考えてみると系統的には、間違っていないような気がする。あと、パドモアはイギリス生まれのイギリス育ち、生粋のイギリス人だからイギリス音楽には造詣が深い。あまり目立ってはいないが、これまでも、イギリス・リートやダウランドを録音していたりする。今回の録音に収録された2人の作曲家も実ははじめての録音ではない。イギリス音楽はパドモアの裏の十八番と言っていいのかもしれない。

で、このCD、おいらが何で買ったかと言うと、やはり、フィンジである。この『降誕祭』と言う曲、すっごく素敵な曲なのだ。これまでは、ボストリッジとマリナー&アカデミー室内管の演奏で楽しんでいたのだが、パドモアの録音が出たということで、「これは買わねば!」となった(そう言えば、ボストリッジとパドモアってレパートリーが結構被っているなぁ。結構、特異だと思うんだけど)。ちなみに、ナクソスからグリクリストも録音を出しているんだが、こちらは興味を持ちつつ、未だに買っていない。買わねば。

『降誕祭』は、カントリーライフを過ごしていた田園作曲家とも言うべき、フィンジの長閑な曲だ。長閑と言っても、退屈でなくって、どことなく蔭があり、叙情的。こんな曲が、シェーンベルクだの、ストラヴィンスキーだのと言った現代音楽の旗手が、頭をこねくり回していた1920年代の作曲とは、さすが、イギリス。ボストリッジは、この曲を情感たっぷりに歌い上げた。対して、パドモアの歌は、自然体で構え過ぎずに美しい。実に心地の良い歌である。伴奏は、ちょっとあっさりしすぎている感じもするが、こういうのもありなのかな。

なにはともあれ、この名曲に新たな名盤が加わったことは、嬉しい限り。ブリテンの方はちょっとしか聴いていないんだけど、こちらもなかなか良かったと思う。

padmore-britten.jpg

 

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