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シューベルトの『未完成』を聴く。あまりよく聴く曲ではない。シューベルトの交響曲を聴くとなると、『グレイト』の方が多くなってしまうんだよね。ポピュラーさでは、『未完成』に軍配が上がるんだが、聴き応えは、『グレイト』の方があると思う。完成しているしね(笑)。

今回引っ張り出してきた演奏は、ジンマン&チューリッヒ・トーンハレ管のスタジオ録音。これ買った時以来なんだろうな、『未完成』を聴くのは。Arte Novaに録音したベートーヴェンで名を上げたコンビで、その後、マーラーやR.シュトラウスで好評を得ている。最近ではブラームスの交響曲全集もリリースされた。ってことは、ロマン派が好きなんだな。レパートリー的には奇を衒わない。従来の巨匠たちと思い切り被る。ラトルみたいにグレインジャーやウォルトンはやらない。で、次はシューベルトの交響曲に着手したということだ。2年ほどかけて全曲を録音するらしい。

さて、シューベルトの交響曲全集第1弾となった、『未完成』だが、これはなかなか刺激的な演奏だ。レパートリーは従来の巨匠たちと被るが、演奏スタイルはまるで違う。ジンマンは、マーラーでも分析的な演奏をしていて、録音する際に、ライブ録音は熱くなり過ぎて、テンションを維持するのが難しいと言うようなことを言っていた(ブラームスはライブ録音なんだが、そこは深遠な考えがあってのことだ…ってことにしておこう)。シューベルトでも同じ考えなのだろうか。1楽章は全く歌わない。そして、テンポが早い。熱くならず、情に溺れずに、曲を冷静に眺めている。感情も揺らがない。これがスタジオ録音の魅力だとジンマンは言っているのだろうか。一見するとそっけない演奏だ。感情の爆発がないから、ロマン派にしてロマンチックでもない。歌曲王シューベルトの歌心を無視してどうするんだ!と思わないじゃないんだが、そうすることによって、この曲の新たな魅力を見せてくれる。ジンマンはピリオド奏法を取り入れているんだけれども、その影響も大きいだろう。えもいわれぬ独特な美感があるように思う。

2楽章もテンポは速めだが、1楽章ほど徹底した分析的ではないようだ。やや冷めた感じは、相変わらずだが、シューベルトの歌心は、多少尊重する気になったようだ(笑)。なかなか綺麗な演奏である。感情移入が激しい演奏より、綺麗と言えば、綺麗かもしれない。カップリングのヴァイオリンと管弦楽の作品も魅力的な演奏。

そんなわけで、なかなか面白い演奏なんだが、ほかの曲でもこの姿勢を貫いていくんだろうか。5番とか、どんな演奏になってしまうんだろうか。1番と2番は既にリリースされているが、その他の曲もリリースが待ち遠しい企画である。しかし、残念なことがひとつ。マーラーではSACDでリリースされていたんだが、このシューベルトはCDでしかリリースされていない。こう言う演奏は、高音質で聴きたいもの。おいらは、まだSACDを聴ける環境を整えられていないんだが、SACDでのリリースを望むファンは多いと思う。

schubert-zinman.jpg
 

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