マーラーの交響曲第6番…壮絶でドロドロなこの曲。なぜか、最近、新譜が多いような気がする。プレートルとか、ハイティンク(CSO)とか、ゲルギエフとか、エッシェンバッハとか、ジンマンとか…。全部買っているわけではないけど、凄くいい演奏が多い。このバブリーな状況、いつまで続くんだろう?今後も再発ではあるけれども、カラヤン、ラトル、ハイティンク(BPO)と続く。あー、ハイティンクは、もう買わないとなぁ…。全集になったらまとめて買うつもりだったけど、その夢が断たれた今となっては、買うしか…。
さてさて、そんな中、特に注目すべき1枚は、テンシュテット&LPOのライヴ盤ではないだろうか。EMIへ録音したスタジオ録音盤も名盤の誉れが高いけれども、今回出たライヴ盤も凄い。なんといっても、熱い!!とにかく熱い!!1楽章の冒頭部分の音質にやや難があるものの、そんなことは些細なこと。それ以上に音に怖いまでの不気味な迫力があるし、テンションも半端なく高い。壮絶な演奏。良いのか、このグロテクスさ、ちょいと危険領域。最近の新譜だとジンマンの透徹された演奏とは正反対の名演。
難を言えば、拍手がちょっと早いこと。熱狂しちゃったのはわかるけどさ。つか、拍手そのもの要らないよなぁ~。消せなかったのかな?
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