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すんげぇよなぁ、youtube。動いているのを見たことのない伝説の演奏家たちから、今をときめくスーパースターまで、映像を見放題。そのうち、モーツァルトの演奏が鑑賞できるんじゃないかと、頭の悪い期待もしてしまう今日この頃。

最近観たものでは、フルニエ、チェリビダッケ&フランス国立放送管弦楽団のドヴォルザークのチェロ協奏曲が最強に良かった。音楽も素晴らしいんだけど、胡散臭い新興宗教の教祖みたいなチェリビダッケと絵に描いたようなジェントルマンであるフルニエの組み合わせが映像的にも絶妙。ショボく見えるようなアングルもあるけど、時代を考えれば止むを得ない。ちなみに、収録時期は1975年か、翌年くらいだと思う。この短期間だけ、チェリビダッケは、フランス国立放送管弦楽団のシェフを務めていた。

ちなみに、「あれ?チェリビダッケの時代って組織改変の後で、フランス国立管弦楽団になってなかったっけ?」と思ったんだけど、それは思い違いだった。パリ音楽院管弦楽団からパリ管弦楽団への組織改変とセットに考えてしまうので、フランス国立管の組織改変はついついもっと古いことかと思ってしまう。

…それはともかく、全曲分、以下にご紹介。第1楽章 Part2でチェリビダッケの気合も聴ける。うるさいだけだけど(笑)。

第1楽章 Part1
第1楽章 Part2
第2楽章 Part1
第2楽章 Part2
第3楽章 Part1
第3楽章 Part2

あー、フルニエかっこぇぇなぁ…。こう言う超品格ある老紳士って憧れる。終演後の立ち居振る舞いもとても上品だ。音楽も全盛期を過ぎているとは言え、雄渾なのに優しい、ミラクル・サウンドだねぇ。DVD化されないかなぁ。CDでもいいや。ステレオでリリースされたら結構売れするだろうなぁ。おいらも馬鹿っぽく3枚はゲットしたい(嘘)。

そう言えば、チェリビダッケとフランス国立放送管弦楽団と言えば、楽団創立40周年コンサートでミケランジェリを迎えてラヴェルのピアノ協奏曲をやっているはず。こちらも伝説化しているので、ケチケチせずにソフト化して欲しい。こちらは5枚は買うだろう(もちろん、嘘)。


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