今日は、シューマンの誕生日。ちょうど200年前の今日、シューマンが誕生した。あ、ちなみにシューマンと言ってもウィリアムではないぞ(ウィリアムはSchuman、ロベルトはSchumannという違いもある)
…ってこのネタ、前にも書いたような。ウィリアム・シューマンの誕生日は8月なのでもう少し待とう。こちらも生誕100周年。要するに、100年ごとに著名な作曲家シューマンが誕生しているのである。2度あることは3度あるのか?今年生まれるシューマンにも大いに期待をしたいところ。なんなら、日本人でも子供が生まれたら、秀満なんて命名すれば著名な作曲家に育つかも(ムリか…汗)。
こうしたアニヴァーサリーの肝心な記念日は見事にスルーしまくるおいらだが、今回は偶然気が付いた。これは僥倖。と言うわけで早速、CDを聴いている。ミケランジェリの演奏で『謝肉祭』。シューマンはあまり熱心に聴いている作曲家ではないんだけれども、この曲は大好きだ。可愛らしい表情がそここことなく散りばめられていて、軽くお伽の国に迷い込んだような錯覚すら覚える。シューマンのファンタジック・ワールド全開。何と言う楽しさ、美しさ!!30分程度の曲に、細切れに20ほどのタイトルが付けられ、目まぐるしく曲想が変わっていく。支離滅裂な感じがするんだけど、これを幻想的と捉えてしまえば、それは魅力になる。ついて行けなければそれまでだけれども。
この曲、聴いていて、「そうだなぁ、もうちょっとシューマン聴こうか…」とも思っている。特にピアノ曲。今年は、ショパン・イヤーで全面的にショパン万歳な状況だけれども、個人的にはシューマンの方がまだ興味があるかも。あ、そう言えば、CASCAVELLEからシューマン・ボックスが出るので、買おうかと思っている。適当に詰め合わせた感がなく、魅力的な音源も満載。アルミン・ジョルダンの『楽園とペリ』は未発表音源とのこと。これで7枚組3,000円以下なら絶対に買いだと思う。
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