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ヒラリー・ハーン、サロネン&フィルハーモニア管弦楽団の来日コンサートを聴く。

えーと、ハーン、おいらと同年代。いいっすね、同年代の活躍を見ると言うのは。だからって、わけじゃないけど、今年2回目のコンサート。1回目はコンツェルトハウスでドゥネーヴ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団とプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番。このときは、前から3番目ど真ん中と言う、ハーンを聴くには最高のポジションだったが、今日は17列め。ちょい遠くなったが、オーケストラ聴く分には近過ぎるより良いと思う。

サロネン&フィルハーモニア管弦楽団も2回目。前回は…サロネンが39歳の時だったから10年以上前のことか。あー、おいらも10代だったのか。大学入った年だ。懐かしい。取り敢えず、年寄りくさく、昔は良かったと言っておく(テキトー)。このときは、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ムローヴァ)、チャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』だったと記憶している。東京芸術劇場で、S席でも今回の半額程度だった記憶があるが…覚え間違いだろうか。とは言え、今回でもそう高くないけど。

さて、今回の演目は…

サロネン:へリックス
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:交響曲第2番

と、まぁ、オーソドックスなもの。冒頭にゲンダイ音楽持ってくることって結構多いし、サロネン自身が作曲家なのだから、1曲目の選択は頷ける。

で、さて、このへリックスと言う曲なのだが、名前しか聞いたことなかった。L.A.ヴァリエーションとか、サロネンの曲は名前だけは聞いたことがあるんだけど、何となくめんどくさそうなイメージがあって、敬遠してきていたのだ。しかし、へリックスは実に聴きやすい。プログラムの解説によると、最近のサロネンは、昔と違って、聴きやすい曲を作曲するようになったんだそうだ。へぇ。ゲンダイ音楽にさほどアレルギーないんで、買いたくなった。(←自重しろ!)

へリックスの次はいよいよチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。1楽章が始まり、ソロが入ってくる…ゾクッとするほど美しい。抑制の利いた演奏だ。もちろん、オーケストラともに、である。この曲は、ロマンティックなメロディが溢れかえっているロシア音楽ってことで、兎角、濃厚な味付けの演奏が好まれる傾向があると思うんだけど、今回のコンサートは、ものの見事にその逆をいくもの。メロディに溺れずに端正に曲を仕上げていく。情熱をグッと内に秘めて、無駄に迸らせない。一気呵成に盛り上がっていくところも、じっくりと構えて激しく弾き鳴らすようなことはしない。こうやって細部まで明瞭に演奏されると、「あ、こんなところにこんな聴きどころがあったのか」と見逃していた魅力に気付かされることがある。

2楽章も、同じ傾向だ。透明感のある音が、哀愁の籠ったメロディを冷ややかに包み込んでいく。とてつもなく美しい。3楽章はフィナーレだからにして、ハーンの切れ味のよいヴァイオリンが冴えまくる。と言っても、これも濃厚なロシア音楽とは全く違う路線だ。恥ずかしげもなく盛り上がる大抵の演奏とは違う。

と言うわけで、一風変わった演奏だったけど、大変素晴らしい音楽体験をすることができた。まぁ、ハーン&サロネンのコンビで、一般的な名演を期待したら間違いでしょう?

休憩を挟んで、シベリウスの交響曲第2番。名曲。通俗だぜ…と批判するなかれ。名曲は名曲なのだから。こちらも素晴らしい演奏だった。まぁ、サロネン、フィンランド人だしね。「ゲンダイ音楽が得意なんです、好きなんです」と言っても、「フィンランド人ならとりあえず、シベリウス聴かせて!」ってことで、シベリウスは否応なく十八番になっているはず。更にフィルハーモニア管弦楽団とは、ストラヴィンスキーの歴史的録音などサロネンにとっては昔からの馴染みの楽団。と言う盤石の布石で、当然の名演だったわけだ。チャイコフスキーの鬱憤を晴らすかのようにパワフルで、それでいて何となく、冷やりとするものを感じたのは、サロネンだからだろうか、フィルハーモニア管だからだろうか。

アンコールも充実。やっぱ、ハーンのJ.S.バッハは良いなぁ。無伴奏全曲出さないんだろか?

コンサートの後はサイン会。一応、サイン会がありそうだと言う情報は得ていたんだけど、まさか、サントリー・ホールでホントにやるとは…。おいらは今まで一度も、こんな席数の多いホールでサイン会に出くわしたことはない。案の定長蛇の列。でも、もらってきた。ハーンとサロネンのサイン!ハーンの分は、みんな、出たばっかりのチャイコフスキーのCDにサインしてもらっていたけど、おいらはお気に入りのバーバーのCDにサインをしてもらった。サロネンの分は、何となく、指揮者がサイン会をすると言うイメージが湧かなくって、準備するのを忘れた。やむを得ずリンドベルイのCDを現地調達。国内盤しか売っていなくて高かった…痛。

ヴァイオリンケースにサインして貰うって手もあったけど、紛失したらハーンのもとに届いてしまいそうな気がしたのでやめた(んなわけないw)。

そんなわけで、帰りは遅くなっちゃったけど、充実した
夜だった。満足、満足!っと。

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