「世界は1冊の本である。旅をしない者は1ページしか読んでいない」(J.サヴァール)
うむ。そんなわけで、函館行ってきた。野暮用で。久し振りの旅立ち。ウィーン以来か。寂しいなぁ。ウィーンでお金を使い過ぎたと言うのもあるけど、ね。サヴァールの言葉を借りれば、全く読書が進まない。サヴァールって?世界的なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者…旅の話でサヴァールと言われても…だよね。
で、函館。と言えば、夜景。あれだ、食傷気味な日本の風景○○選とかあったら確実に入ってくる風景だ。写真を撮っても、ネットで検索すればいくらでもそっくりな写真が出てくる。残念。それほど顕著な建物があるわけでもなく、インパクトはないが、両側が海になっているのはポイントかな?水面に函館の光が投影するのは、なかなか良い。で、なんだかんだいって、ちゃんと写真を撮ってしまう。観光客魂逞しく!夜景の写真を撮るのは面白くって、最近ちょっとマイブームかも。街の写真を撮るなら昼より夜の方が綺麗に撮れるから、と言ういたって単純な理由だけど。
撮影は愛用のCANON Power Shot G9。まぁ、毎度のカメラ。ISO感度は1,600まで上げられるけど、400以上ではPCで見るにも残念な感じになってしまう。どうでもいいものなら、200で我慢、綺麗な写真を撮りたい場合は、80でしか撮らないようにしている。このGシリーズは11まで出ているけど、ISO感度を上げた時のノイズ対策は向上しているんだろうか。多少は良くなって行っているはずだけど。そんなわけで、夜景を撮る時もISO感度は80のまんま。小さなものでも三脚があればなんとかなる。夜景が綺麗に撮れますとか言って、ISO感度をあげるだけの「夜景モード」とかは使いたくない。
夜景以外は…朝市とか、五稜郭とか、大沼とか。まぁ、ベタと言ってしまえば、ベタな函館観光コース。前に行ったのは10年以上前なので全くもって初めてな感じ。まぁ、10年以上前に行ったのは、修学旅行だし(汗)。ほぼ何もしていない(笑)。しっかり見ておくのも良いことだ。
食事は、イカとか、カニとか…こちらもベタ。いやいや、ベタなものが意外と良かったりするんだから、とりあえず、体験しておくのが吉。とは言え、ガッカリ名所は3大どころか、世界中いたるところにあるのは、世の真理と思って諦めよう(どことは言わない)。
なんだかなぁ、ってのは、「芸能人の○○さんゆかりの地」ってやつ。もう延々と説明されるんだが、○○さんてのがいまいちピンと来ない。「名前しか聴いたことない」とか、下手すれば、「だれだ?」ってのもある。好きな人には良いのかもしれないが、世の中の常識みたいに語られると…やれやれ…だ。
ま、ま、久しぶりの旅行。出かけられただけで、大満足だった。
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