やるのだよ、ヴァイオリンの発表会(予定)。おいらの醜態を観たい人は、どうぞ、いらしてくださいませ。9月6日(土)、場所は、都内某所、入場無料(あくまで予定)。下手だよー、音程外れるよー、つか、それ以前に、フリーズするよー(予想)。前回は、1音目から外して、「しまった~!」と思っているうちに動けなくなって、終わった。
練習嫌いの凡才(=下手っぴ)ってのもあるんだけど、舞台度胸が全然ないんだよね。まぁ、お話とかだったらまだいいんだけど、ヴァイオリンはね~。駄目っす。でも、まぁ、出るからには何とかしたいとか思ったり、思わなかったり。最初の一音がきっちり出れば何とかいけそうな気もするけど、ね。
で、なんで出るかというと…「この曲やりま~す!」って、先生が弾いてくれた発表曲が、たいそう綺麗だったから。この美しい曲をおいらのヴァイオリンで汚してやるぜ!!…じゃなくて、弾いてみたいと思ったから。発表会でなくても、当日までは、この曲でレッスンが進んでいくので、出なくても弾けるのだけれども、本番があった方が、本気で練習する気になるかと思ったのだ。実際この土日は、少し練習をしている。さすがに最近上手くなりたいと思っているからなぁ。
演奏する曲は、コレッリ(コレルリか、コレッリかは議論の余地がある)のラ・フォリアと言う、変奏曲。原曲は難しいところがたっぷりあるんだけど、そう言うところは先生が上手くカットしてくれてある。バロックの香りがフワフワと漂う馴染みやすい曲だ。
さぁて、早速、CD買ってみるか…と、HMVを検索したところ、目ぼしいのは、グリュミオーとマンゼと言ったところ。グリュミオーはモノラル録音だし、マンゼにしようかなぁ…と思って、ひとまず、youtubeでLa Folliaを検索してみた。すると、ステレオ音源でミルシテインがあるではないか。HMVにないところ見ると、もう廃盤だったりするのかなぁ…とガックシ来ていたところ、ふと思い出した。
これ…持ってるじゃん。
ミルシテインのサン=サーンスとか、ドヴォルザークとか聴きたくて、ミルシテインのEMI(Capital)録音集買ったんだから、そこに入っている…。これだから、いい加減なおいらにはBOX買いは向いていない。隅から隅まできちんと聴かないからなぁ、枚数多いと。
まぁ、そんなこんだで、ミルシテインの演奏を早速聴く。う、美しい。凛として、歌心に満ち溢れている。これを頭に入れて、だ。早速、弾いてみる。最初の1音…D…おえ、幻滅。何てことだ。別の楽器じゃないか。この幻滅を乗り越えて、練習をしていかねばならぬのだ。ま、何時もそうだけどねー。
やっぱ、ミルシテイン、神だな~。とか思いつつ、若かりしのミルシテインの写真を見る。なんだ。オードリーの春日さんじゃないか。ミルシテインは難しいので、春日さんになったつもりで弾こう。
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