ウィーン旅後記、今日は最終編。帰国して1週間もやっていたんだから、まぁ、もういいかと(笑)。
ウィーンの全体的な印象は、とっても良かった。冬はたいそう寒いものだと聞いていたけれども、ちょっと前に、帯広&釧路に行っていたせいか、さほどに感じなかった。それよりも真っ白なシェーンブルン宮殿やベルデヴェーレ宮殿の庭園、もの寂しさを感じさせるリンクの雪化粧など、冬ならではの味わいを満喫できたんじゃないかと思う。音楽的にも冬はシーズン真っただ中なので、音楽ファンには堪らない。そんでもって、飛行機代もホテル代もオフシーズンのせいでだいぶ安くなっている。観光施設も空いていた。ヨーロッパ行くなら最初は冬にしようと思っていた思惑どおりである。
しかし、今度は、雪のないシーズンに行ってみたい、と思うのは、また、別の景色を見てみたいから。
これは山の師匠に言われたんだけど、気に入った山があったら、その山は12回楽しめる、春夏秋冬、メジャーな山ならたいてい3本くらいアプローチがあるもんだから、全部で12パターン。たぶん、旅行先にも同じことが言えるんじゃないかな?日本ほど、春夏秋冬がはっきりしていないかもしれないけど、色んな顔があると思う。
自分はあくまで観光者、地元の人の視点で街を歩きたい、なんて言ったら、自分の街を誇りにしているウィーン市民に対して失礼だけど、色んなウィーンを見てみたい、とは思うのだ。責めて、一見さんから常連さんにはなりたいな。そのためには、ドイツ語と言わないまでも、英語力をもっと身につけないといけない。そう、反省しきり。まぁ、それ以前にまた行けるかどうか、わからないけど(汗)。あくまでも希望。
もし次行く機会に恵まれたら、プラハとか、ブダペストとか、あるいは中欧の田舎町とか、また足を延ばしてみたい。ホント、ザルツブルクに足を伸ばしたのは正解だったから。
さて、これでウィーンのお話はおしまい。少しダークな気分になるけど、生活も、このブログも日常を取り戻していく。時たま、写真を見てこの1週間を振り返ることで、ウィーンやザルツブルクに思いを馳せて、生活の活力にしていきたい。
なんか、音楽が、もっと身近になった気がするから、音楽を聴いてもずっーとウィーンを感じられるようになったかも。
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