すげぇな、サー・コリン・ディヴィス、なんでもやりおる。今度の新譜は『ベンヴェヌート・チェッリーニ』全曲だって。この曲名見て、作曲家がベルリオーズと判った人、どんだけいるだろう?サー・コリンはベルリオーズを得意としているのは知られていることだけれども、『ベンヴェヌート・チェッリーニ』ってなんだ?HMVで検索してみても、流石に録音は少ない。そして、驚くべきことに、サー・コリン以前にPHILIPSにも録音している。採算度外視…に見えるけど実際どうなんだろう?
そう言えば、サー・コリンといえば、モーツァルトも得意。あとシベリウス。2度交響曲全集を完結させていた記憶。イギリスの指揮者だからにして、エルガーなんかも得意だ。ひょこっとドヴォルザークの交響曲6番なんてのもやったりする。ブリテンも得意だ。何でも屋と言ってしまえばそれまでだけど、一つ一つ割りとスペシャリストっぽい評価を受けているのが凄い。全く統一感ないのに…。時々、イギリスの指揮者であることを忘れそうになるw。
そう言えば、イギリスの指揮者が必ずと言っていいほど録音するウォルトンの交響曲第1番を録音したのはつい数年前だった。もういい年なのに…。
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