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からやん。
2008/11/08 (Sat)
■
カラヤン生誕100周年である。クラヲタ的には世間一般もアニバーサリーだと思っているが、実は「カラヤンってだれ?」が一般人の7割を占めている(多分)。日本人的には、カラヤンより小澤征爾、ハイフェッツより五嶋みどりの方が世界的アーティストなのだ。
で、さて。カラヤン生誕100周年―クラシック界は、もちろん、大盛り上がり…と言いたいところだけど、2008年の前半はパッとした新譜が出なかったように思う。あんま、チェックしていなかったけど、既出のもののセットの組み合わせ程度じゃないだろか。ここ半世紀ほど、カラヤンの録音に付き合い続けたマニアたちには、食傷気味の企画ばかり。まぁ、そりゃ、そうだろう。カラヤンは、LPにしろ、CDにしろ、徹底的にソフトを利用し、自分を売りまくった指揮者だ。秘めた部分があまりないように見える。いまさら、カラヤンの何を求めると言うのか…。
と思ったら、ここに来て、興味深い新譜が、チョコチョコ出て来た。まず、TESTAMENTからリリースされるロンドン・ライヴ・シリーズ。それから、ドイツ・グラモフォンからは、最後の来日コンサートのライヴ録音、それから、メロディアから、モスクワでのライヴ録音が数点発売される。メロディアの音源は他に見たことがあるような気がするけど、思い違いかも。
この3つの新譜を見てふと思った。そうか、カラヤンにはこういうライヴ音源の復刻がまったく進んでいないと(ないことはないけど)。そう言えば、おいらもスタジオ録音しか聴いたことがないかも。カラヤンは、スタジオ録音が多いので、ライヴ録音の出番が、今まで少なかったのだろうか。それともレコード会社との契約があったのだろうか。
いずれにせよ、カラヤンはライブでどんな演奏を聴かせていたのか。アンチ・カラヤンの人でも気になるところだと思う。ちょいと楽しみな新譜だ。
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【新譜雑記】
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TITLE > 無題
最後の来日コンサートのライヴ録音は
実際に聴きましたが、すばらしい内容です。まさにサントリーホールの響きで、
特別な空気感も味わえました。
ライブであれば今後ザルツブルクのBPOとの録音を出してほしいところです。
F2
2008/11/10(Mon)10:58:52
#EDIT
TITLE > 無題
なんと!早速、聴きましたか!
最近、カラヤン聴いていないので、
その評価を聞いて、ますます興味が沸きました。
サントリーホールも日本人的には興味深々だけど、ザルツブルクやフィルハーモニーホールでのライヴも一音楽ファンとして聴いてみたいよね。
schunsou
2008/11/10(Mon)21:09:51
#EDIT
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