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野暮用で釧路に行ってきた。用…と言っても、99.9%観光。幹事様の組んでくれた旅程に沿って、名所を巡ると言う至って気楽な旅だ。

つっても。羽田空港7時集合はヘビーだ。5時起き。1泊2日ゆえ、まぁ、こうなっちゃうわけだ。ボケーとした一行は、ボンヤリと釧路空港。ひんやりとした空気が寝不足の頬に染み入る…が、観光バスに乗り込む→ガイドさん無視して爆睡。もう、無理。ガイドさんも察してか、最初にちょこっと話して、あとは静かにしていてくれた…と思うけど、眠っていて記憶は定かでない。

ガイドさんの声で目覚めたのは屈斜路湖、湖畔のこと。紅葉の名残がそこここに残っていて美しい。目指す目的地は、美幌峠。屈斜路湖を上から眺めるらしい。徐々に開ける風景…うーん、北海道!と言う風景。

やがて、美幌峠着。完璧に北海道をなめていたおいらの東京仕様の防寒体勢は、あっという間に、北の寒風に浸食された…寒い。風もある。展望台まで少し歩くと言うので、体も温まるだろうと思ったが…温まるほども歩かなかった。そんでも、景色は素晴らしい!屈斜路湖の周りをのんびりとした北海道の山々が囲み、雄大な景色を作っている。ド迫力のある日本アルプスとは対照的だ。遠くには斜里岳も見える。

kushiro-kussyaroko.jpg












続いて…もう、昼ごはん。移動時間長かったのだ。斜里プリンスホテルでバイキング。北海道っぽさ、0%。夕食に期待したいところ。続いて、硫黄岳と言う活火山を見学。つい先日、雲仙普賢岳を見たばかりだったので、小さく感じてしまった。最大の収穫は、温泉卵ゲット。幹事様気が利きます。

どんどん進んで次は摩周湖。定番。霧の摩周湖と言うけど、霧は一切ない。展望台から眺めていると、大きな鳥が湖面を羽ばたきもせずにゆったりと飛んでいる。小さな点程度にしか見えなかったけど、あまりにも目立つ白い尾羽からして、オジロワシと勝手に断定。「やっぱ北海道じゃね!」と喜ぶ。

ここ摩周湖からも斜里岳がくっきり。

kushiro-masyuuko.jpg












反対側には、雄阿寒岳も綺麗に見える…って、まだ15時台なのに、夕焼けっぽい。

kushiro-oakandake.jpg












摩周湖見学を終えたら、一路宿へ。16時半過ぎだというのに、辺りは夜の帳が落ちつつあった。部屋からは雄阿寒だけが世闇に浮かんで幻想的に眺められる。しかし、6時から宴。その前に、ホテルの前に並ぶお土産屋さん見物。木彫りのアイヌっぽい民芸品を眺めるのはなんだか楽しい。

kushiro-omiyageya.jpg












のんびりしていたら時間がなくなったので、あわてて温泉へ。やたらたくさんある風呂桶を一瞬楽しみ、即行、宴会場へ。しかし、楽しみにしていた夕食は…おいしかったけど、やっぱり北海道っぽさ、5%くらい。このままで終わりたくないぞ!と思いつつ、食後、爆睡。

翌朝は、9時から阿寒湖とまりも見学。遊覧船に乗ると言う。75分も乗ると言う。おいらの防寒体勢はここで限界を迎えるかと思われたが、船内に沈殿することで、難を逃れた。

時期柄雪もなく、紅葉もなく、夏の爽やかな景色もなく、後ろの座席からは「山中湖となにが…」「言うな!」ってな具合の話し声も。やがてまりもを見られると言う施設へ。うーん、コケの塊(汗)。

4095aff2.jpeg












阿寒湖見学を終えたら、一路釧路市街へ。和商市場と言う観光客向けの市場に向かう。ここは勝手丼と言うのが名物。これは、ご飯だけを惣菜屋さんでゲットして、その上に好きなものを色んなお店で乗せてもらうと言うもの。まぁ、色んなと言っても、一つのお店で丼を渡してしまえば、ご飯の上が一杯になるまで返してもらえないので、1軒で終わってしまう。お客さんの楽しみなんてどうでもいいんだな。こういうお店ではお土産は買わない。しかも、いろいろ乗せてしまうと全然安くないので要注意。

お土産は、カニの押し売りが凄まじい。目がきょろきょろしているとすぐに声を掛けてくる。ロシア産の冷凍のカニを「安いよ!安いよ!」と当たり前のことを言ってくる。少し高くても、東京で手に入らないようなやつが欲しかったので、全部無視。つか、うちの近所のほうが安いし(笑)。やや高価だけど、大き目の道産毛蟹をゲット。あーだ、こーだ言ったら、値札のついていないやつを持ってきたのだ。このお店は、タラバ以外は全部、道産だったので、ちょっと信用できるかなと思った。

そのほか、黙々と魚をさばいているお店で、カラスガレイ、厚岸の牡蠣、真鱈の白子をゲット。カラスガレイは大きすぎたので、半身だけ頂いた。観光用とは言え、市場に来るとついついいろいろ買ってしまう。お菓子とかは全然興味ないんだけど…。

家に帰って、いろいろ食べたけど、どれも美味しかった!ので、旅行中の食事の不満はこれにて解消。特にカラスガレイは安い魚だけど、新鮮でとっても美味しかった。

なかなか良い旅程だったけど、今度は個人で、また行きたい。

kushiro-karei.jpg











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TITLE > 無題
良い旅行でしたね~♪
一泊二日でも行けただけでも感謝しましょう
自分は東京で缶詰です‥(><)
けんぼう 2008/11/03(Mon)23:15:09 #EDIT
TITLE > 無題
忙しそうですね~!
お疲れ様です!!

確かに、行けただけで感謝です。
そうそう釧路なんて行く機会ないですから。
札幌とかならあるんだけどなぁ~。
schunsou 2008/11/04(Tue)08:10:05 #EDIT
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