網走に来ているのだ。寒い!網走は…寒い!冷凍庫の中なのだ、この寒さ。マイナス何度なんだろ?日中でマイナス3度って表示している温度計あったけど、朝晩はもっともっと寒い。おいらの経験上2番目の寒さ。もっとも寒かったのは、鳳凰三山の観音岳山頂。寒さ&体が浮いてしまうほどの突風だった。網走は風がないからまだまし。だっけど、寒いのは寒い。で、ひとたび、室内に入ると今度は暑い。やたらと暑い。東京の室内より暑い。ここまで暖かくしなくてもな、と思うんだけど、ほっとするのは確か。
何が目的で、網走に来ているかというと、もちろん、流氷。そう、なんか、見たことのない雄大なものを見たくて、敢えて真冬の北海道、それも最果ての道東に来たのだ。キーンと冷えた空気と流氷…気持ちが洗われるんじゃないかと思って。
しかし…ついていなかった。9:30に女満別空港に着いたのだけれども、間に合う砕氷船から「流氷無」に…。直前まではあった。一応、16:30発のサンセットクルージングを予約しておいたので、それまで待つけれども、やはり流氷は戻ってこず。「欠航になるかなぁ」と思っていたら、運航とのこと。とりあえず、乗っておく。
流氷は港内にすこし浮いているだけ、海は真っ暗。なにもなし。挙句の果てには、高校生の修学旅行に重なって、空いているはずの船内が混み混みに。カメラで動画を撮るも女子高生の騒ぎ声が…萌、いや、鬱。あー、そうか、この人たちがいたから欠航にしなかったのか…。サンクス、いや、コンニャロ。
少し時間は遡って…日中はオホーツク流氷館と網走監獄へ。オホーツク流氷館は、眺めがよく、眼前に知床の山々と流氷で白くなったオホーツク海が広がる。絶景。流氷シアターや流氷の展示など見ごたえあり。網走監獄は、昔の網走刑務所を移設したものらしい。間違えて、「網走刑務所前」でバスから降りてしまうと、本物の刑務所に行ってしまうので注意が必要だ。
さて、この網走監獄だが、かなり広い。入場料1,050円だけれども、見応えを考えたら安いくらい。内容も充実。囚人の人形が微妙に動いたりして、若干不気味だけど、よく出来ている。こんな寒いところで大した暖房もなく過ごしていたなんて考えられないけど、ホントのこと。
折角なので、お昼は監獄食を頂く。500円。結構、美味い。少し残念(笑)。
対して夕食は豪勢に行こうとオホーツク料理の店に。
「このオホーツク盛(刺身)って一人だと多いですか?」
「そうですね、お一人でも召し上がる方もいらっしゃいますよ」
「じゃぁ、これにご飯と味噌汁をつけてください」
…騙された…。多すぎる。でも、海鮮丼を食べるより満足度は高い。値段も殆ど変わらない。
まぁ、食べすぎ。苦しい。まぁ、今日はこれ以上何をするわけでもないし。と言うわけで、一日目のミッション何とか終了。
[0回]
PR