野暮用で札幌に滞在中。
まぁ、北海道といっても、札幌だとなんら本州の都市と変わらない。いや、帯広だって、釧路だって、都市部の光景は実は大して違いはない。そりゃ、冬に行けばガッツリ雪が降っていたりするけど、言ってしまえば、そんなもん。だって、日本国内なんだから、建物だって劇的に違うわけではない。そういう意味では那覇もそう。唐突に、フェレンツェのような光景が広がるわけではない。違いが出るのは、都市部から出てからのこと。しかし、なかなか都市部から出られる機会はない。そういう機会には恵まれないんだなぁ。もう何回も北海道には来ているけど。
だから、試される大地は、なかなか試せないでいる。つか、ホントに大自然が広がっているのか、疑念が湧いてきた。実は、嘘なんじゃないか、とか(笑)。
外見はそんな感じなんだけど、少し人に接したり、生活に触れれば劇的に違う。つっても、もちろん、唐突にベトナム・スタンダードな人が出てくるわけじゃないけど。
よく言われることなんだけど、北海道人は冬になると暖房を最強にしておいて、Tシャツでアイスを食べるんだそうだ。ECOこそ絶対的正義の時代に堂々たる逆行っぷりで、心意気を感じないわけではないんだが、やっぱ東京人の常識ではない。しかし、逆に北海道人はこういうのだ。
「本州に行くと寒いんですよ。なんで、暖房強くしないんですか?」
正しい。全く、正しい。「これぐらいなら我慢できる」ってところまでしか暖房を強くしない、と言う美感は絶対ではないはず。むしろ、改めて問われると、自分たちが妙にストイックな変な人に思えてしまったり…しないけど(笑)。しかし、返答には詰まった…。ま、絶対なんてないことだ。
あ、そうそう宗八カレイをみんな食べているというので、明日買って帰ろうかと思っている。「どこで買うのがいいのですか?」と聞いたら、「駅前の東急の地下がいいよー」とのこと。まぁ、あれだ、地場のお土産を気軽に入手できる場所は地元のスーパーかデパートがいい、と言うのは鉄則。空港やお土産屋さんへは、地元の人は買いに行かないだろう…ってことは簡単に想像がつくってもんだ。
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