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メリィ・クリスマス!

西洋の伝統行事は、西洋の伝統音楽で楽しみましょう!と言うわけで音楽を聴こう。結局はそこに行きつく(笑)。

毎度おすすめは、フィンジのカンタータ『降誕祭』なんだけれども、これはこれで、しつこくお薦めしておいて、今回は、「ミュンヘン王宮のクリスマス音楽」と言うCDを聴いている。

バロック・ヴァイオリニストのリュディガー・ロッター率いるホーフカペレ・ミュンヘンがOEHMSに録音した企画もの。そのタイトルの通り、バロック中後期の頃にミュンヘン王宮で演奏されていた音楽を集めたもの。メニューは以下の通り。

ダッラーバコ:協奏曲ハ長調 Op.5-5
ビーバー:ロザリオ・ソナタより第3番「キリスト降誕」
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
ペーツ:パストラーレ協奏曲
ロイスナー:パッサカリア
トレッリ:クリスマス協奏曲 Op.8-8 ほか

トレッリのクリスマス協奏曲って…コレッリじゃないんか!と言う突込みはしないわけにはいかない(笑)。

それはともかく、心温まる音楽が多い。いや、そういう風に演奏しているのだろうか。ロッターは、もともとムジカ・アンティクァ・ケルンやコンチェルト・ケルンで活躍していた人だから、それなりに刺激的な演奏をしそうなもんだけれども、ほかの演奏でも鋭く尖がった感じはあまりしない。それにしてもこの録音では、殊更、音楽の温かみを意識しているように感じる。1曲目のダッラーバコの協奏曲からして、バロックらしいリズムの良さを失わず、それでいて、音に優しさがある。楽しく明るい音楽だ。2曲目のビーバーの作品は、全曲盤でも鋭い響きの演奏が多いが、ここでの演奏は落ち着いたものだ。ロッターは、ライヴ録音で全曲盤を出しているが、それと比べても今回の演奏は穏やかなものだ。3曲目のJ.S.バッハは、言わずと知れた超有名曲。古楽器奏者らしくしまりのある演奏だが、過激ではない。アリアも美しい。以降、パーツ、ロイスナー、トレッリと素晴らしい演奏が続いていく。

クリスマスの雰囲気ってこういうものなのか。忘れかけていたものを思い出したような、もともと知らなかった雰囲気を教えられたのか、わからないけれども、ヨーロッパのクリスマスの雰囲気を楽しめた気になるCDだ。とってもとってもお薦め。

 

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