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朝、目覚めて時計を見る…うっ…10時過ぎ…しもうたぁ…。10時半の電車に乗って出掛けようと思っていたのに!結局11時過ぎの電車でボンへ。地球の歩き方にはICEで約20分と書いてあったけど、各駅停車でも23分。ICE乗る必要ないじゃん…。

さて、ボンッ!ベートーヴェンの街である。シューマンも住んでいたんだけど、ベートーヴェン生誕地としてあまりにも有名。そのインパクトが強すぎて、それだけの街にありつつある。実は旧西ドイツの首都でもあるんだが、そのことは時の経過とともに忘れ去られつつある。

街はこじんまりしていて、綺麗。でも、それなりに栄えていて、生活には不自由なさそう。住み心地はよさそうな感じ。外国に住みたいとは思わないけど(汗)。ボンの目的はもちろん、ベートーヴェンの生家。ベートーヴェン・ハウスと呼ばれている。自筆の譜面、使っていた楽器など貴重な資料が小さな建物に詰まっていて、音楽好きにはたまらない。1階にはベトーヴェン・ハウスを訪れた演奏家たちの写真が飾られていて、人によってはサインやメッセージが添えられている。ヲタなら1枚1枚確り見たい展示である(笑)。

ベートーヴェン・ハウス以外で印象的だったのは、路上パフォーマンスでオペラ歌手が歌っていたこと。流石に、観客は多くってあっつう間にコインが溜まっていった。路上でオペラ歌手はずるいだろ…(笑)。

ケルンに戻って、大聖堂へ。外見も凄いが、中も広大、荘厳。折角だから、塔にも上ろうと受付へ。€3を払って、いざ内部へ。エレベーター…あるわけなし。ひたすら、階段で上る。しかも、この階段、急で狭い。バランス感覚と体力に自信がなければ挑戦しないほうがいい。

汗だくになって、辿り着いた先は心地のよい風が吹き抜ける地上157mの高所。ケルンの町を一望にできる絶好のポイントだ。みんな写真パシャパシャ。おいらもパシャパシャ。で、さぁ、降りよう…って、これは上りより恐ろしい。何とか、下り切って、一旦ホテルへ。夜もコンサートなのだ。

と言うわけで、19時半頃、ホテルを出てケルン・フィルハーモニーへ。ケルン放送交響楽団の本拠地ホールだが、それだけでなく、世界中のオーケストラが演奏するので有名な名ホールである。不思議なつくりのホールで、最上階はロビーのようになっていて立ち見が出来るようになっている。東京ドームっぽい感じと言えばいいだろうか。ソファーのある半個室の場所もいくつもある。それと屋上庭園っぽいのもあって、公演前や休憩中にここで飲み物を飲むことが出来る。

さて、今日のコンサートは、ウェスタン=イースタン・ディヴァン管弦楽。このオーケストラはダニエル・バレンボイムが、イスラエルとアラブ諸国の若い演奏家たちを集めて結成されたもの。指揮はもちろんバレンボイム。彼らはここでベートーヴェンの交響曲全曲を5日間かけて演奏する。今日は2日目で、3番と4番。

バレンボイムは若者たちの扱いが上手いんだろうか。若者たちの活き活きとしたエネルギーを効率よく炸裂させる。壮大で力感のある演奏だ。特に3番はすさまじい推進力。圧倒されっぱなし。ホルンの咆哮も強烈。両翼に配置されたヴァイオリンの音色にも惹かれずにはいられない。演奏が終わると、万雷の拍手。あっという間にスタンディング・オベーションに。観客の熱狂も半端ない。バレンボイムの楽団員への対応も微笑ましい。可愛がっているんだろうなぁ~って感じが伝わってきて、気持ちがよい。

公演後は少しライン川周辺を散策。ライトアップされた大聖堂が荘厳。大聖堂があるおかげで美しい街になっちゃっている感じ。交通の要所だが観光地としても優秀。

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TITLE > 無題
ドイツでバレンボイムのコンサート・・・。
羨ましすぎます。
いつのまにチケットを入手していたのかなぁ。
Tださんがドイツの思い出話しをしてくれました。
NORA 2011/08/25(Thu)16:41:44 #EDIT
TITLE > 無題
バレンボイム、貫禄が半端無くて、
無茶苦茶かっこよかったですよ!
ヒューマニストだし、ホント「偉人」です。

Tださん、そう言えば、
ゲルマン魂を感じますね!
schunsou 2011/08/25(Thu)23:51:00 #EDIT
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