野暮用で帯広にやってきた。白銀に輝く、大地…いや、試される大地、北海道(このフレーズまだ使われているんだっけか?)。とにかく寒い、馬鹿みたいに寒い…と言いたいところだが、そうでもない。マイナス何度と言われても、実感がない。つか、覚悟しすぎていたのかも。むしろ、空気がキーンとしていて気持ちがいいくらいだ。道が凍っていて歩きにくいのだけが難点。
さて、北海道と言えば旨いもん、だが…帯広ってなんなのだ?そう、豚丼。豚丼。豚丼。うちでも作れそう。でも、名物だから食べようか。と言うことで、街徘徊開始。途中で、地元の年配の女性に声をかけられる。
「何かお探しですか?」
「豚丼屋を…」
「そこのハゲ天さんでやっていますよ」
と言うことで、ハゲ天さんへ。ちなみに、この親切な方曰く、「家庭料理ですから、地元の人は外では食べないんですよ」とのこと。やっぱり…。で、後から聞いたところによると、このハゲ天さん、天婦羅屋でありながら元祖豚丼屋さんらしい。
お店は小奇麗で落ち着いた感じ。B級グルメをいただく感じではない。午後2時を回っていたが、席は結構埋まっていて、人気の高さをうかがわせる。で、さて。豚丼おでまし。はぁ…やっぱ家で作れそう。レッツ・チャレンジ。しかし、食べてみるとこれがなかなか上手い。甘辛いたれがジューシーな豚とよく合うのだ。侮れん。
馬鹿にせずに、帯広に行く機会があったら是非、豚丼を食べてほしい。そんな機会ないか…。
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